わたしは「静岡県立浜松湖東高等学校」出身です。なんとか関西大学経済学部経済学科に合格しました。
合格に至るわたしの勉強のお話を読んでください。
苦手・弱点だった科目/教科
わたしは英語が一番苦手でした。英文法がしっかり理解できていなかったため「英文作成問題」は満点がとれませんでした。他の受験生と点差が開くポイントとなる問題で得点できなかったのです。
今振り返ってみると英語の語彙力も少なく、日本語の表現に適切な単語を覚えていなかったことも、英語が弱点だった原因だと思います。
6月の偏差値「42」で「D判定」
6月の段階で全体の偏差値は42程度でもちろん判定はDでした。関西大学経済学部経済学科に行きたいと決めたのが夏頃でした。成績は試験ギリギリの1月頃にあがりました。
静岡県立浜松湖東高等学校の進路相談でも担任の先生より「合格は難しい」と言われていたので、偏差値が悪いのは当たり前と考えて、むしろ自分の弱点克服すれば偏差値を上げる可能性があると自分に言い聞かせていました。
大学勉強勉強を頑張るきっかけとなったのは、進路相談で担任の先生と親から「落ちたときのことも考えて」としきりに心配されたことが悔しかったのです。
浪人していた2つ上の兄が「人生で勉強するときなんてそんなにないから後悔のないように頑張ったら」という言葉もきっかけになり、受験勉強を頑張ろうと思いました。
苦手科目の偏差値をあげた勉強方法⇒英語を中心に
わたしの場合、志望大学を決めたことが遅かったこと、自分の偏差値より偏差値の高い大学を希望してことから、スタートから赤本を使いこの大学の出題傾向を研究した上で勉強を進めることにしました。
私が入学した関西大学はマーク式の問題が多く、基本的なレベルの正誤問題をいかに間違えずに回答できるかが合否ポイントでした。
苦手科目は基礎問題を間違えないように基礎的な事項を「一から復習」し直すようにしました。
逆に得意分野に関しては、基礎問題は全問正解が当たり前とし皆んなが間違うような難問も回答できるように細かな事柄まで勉強しました。
私は英語が苦手だったので英語は文法を勉強し、得意としていた社会は参考書では「あまりでない」とされる問題も答えられるようにしました。
短期間で偏差値をあげる必要があったため苦手とする数学、理科は勉強せず併願受験の大学含めて、英語・国語・社会だけで受験できる大学を選びました。英語・国語・社会の3科目の勉強に特化し、得意分野を生かし、苦手科目はボーダーラインまでもっていくという方法で勉強を進め、ムリのない勉強を心がけました。
わたしの偏差値を上げる学習方法の注意点
上記の方法で勉強すると志望校が必然的に狭まるので注意が必要です。特にマーク式問題をメインとする大学入試対策ばかりだと、筆記式の大学入試には歯がたたなくなるので、志望校へ行きたいのか、その学科に行きたいのか自分自身の考えをまとめて、強い意志をもち勉強する必要があると思います。
始めから赤本を使うと、他大学の受験対策を別途する必要があるのでその点も注意が必要です。
偏差値と模試判定が上がった!
わたしはこの勉強法で、最終的には科目全体で50まで偏差値が上がりました。でも残念ながら判定は「C」と厳しい結果でした。最終判定が思うような結果でなかったので、焦りもありましたが模試の結果に過ぎないと気にしすないようにしました。
最後まで自分の弱点を克服するチャンスがもらえたと考えて、試験当日までに改善できるよう諦めずに頑張ろうと自分を奮い立たせました。
C判定ながら、偏差値が上がった理由は得意分野で点を落とさなくなったこと、苦手科目も基礎問題は確実に得点できるようになったこと大きな要因と思います。
後半の模試では得意の日本史は100点中90点台をとるのが当たり前のレベルだったので自信を持ち「頑張ってきたから大丈夫だ」と試験当日まで自分に言い聞かせしました。
オススメの教材や参考書
日本史に関しては、東進ハイスクールの金谷先生の本が勉強しやすかったので使っていました。金谷先生の本はただ年号が事例を覚えるというものではなく、出来事が起こるまでの流れを覚えるものだったので一度覚えると忘れにくく、細かい部分も自然と暗記できました。
英語は学校で使用していた英単語帳をメインに使っていました。英単語帳は赤い文字で書かれていて、シートをかけると消えるものです。隙間時間や集中力が切れそうなときも手軽に勉強ができるため短時間学習には重宝しました。
わたしは、短期間で成績を挙げる必要があったので、動画授業で勉強していました。授業内容、講師、その日の学習量を調整できました。
わからない箇所は動画授業なので何回も復習できるので、試験前や試験後の復習するときにも便利でした。わたしのお気に入りの先生は熱血講師の英語の先生でした。真剣に教えてくれるので、力も入り集中することができました。
教材の内容も充実しているので、教材と授業内容をしっかりと学んでいけば良いと思います。
関西大学経済学部経済学科を選んだ理由
関西大学経済学部経済学科を選んだ理由は、受験するからには有名大学へ進学したいという憧れが強かったこと、大学を調べる中で関西大学の雰囲気に魅力を感じたからです。
いくつかのオープンキャンパスへ足を運びましたが関西大学へ行ったときの駅を降りてから学校に至るまでの学生街の雰囲気や、学内で在学生が目標に向かって学生生活を楽しんでいる様子が伺えたので、関西大学に入学したいという気持ちが強かったのです。学科にはあまりこだわりがありませんでした。
関西大学経済学部経済学科の印象は入学後も変わりません。大学だけでなく大学の周辺の雰囲気も好きで、大学を卒業した今でも学校に在籍し勉強できたことを誇りに思っています。