「もっと勉強しなきゃ。」
「でも、もう受験直前期に。入試まで時間がない。」
知らぬ間に受験直前期に!時間がないって焦ってしまいます。
焦ると、
勉強が手につかなくなったり、
不安になってオロオロしたり、
合格に直結しない勉強を始めてしまったり、
自滅してしまう受験生が多いのですが。合格する方法を知らない受験生たちは。
でも、合格する術を身につけている受験生は、受験直前期の対処法を知っています。
合格する方法を知っているか、知らないか。
知っているだけで合格にすんご〜く近づくのが大学受験です。
頭が良い人が必ずしも合格するわけではないのです。
ここでは、志望校の合格に限りなく近づく技術についてお話ししていきたいと思います。まずは大学受験生の12月の過ごし方についてです。
そもそも志望校に合格するには?⇒合格者の鉄則3つ
志望大学に合格するには3つの鉄則があります。
- 自分を知ること
- 敵を知ること
- 合格者を真似ること
この3つは、志望校に合格するための大原則です。
3つの大原則について、知らない人がそもそも多いのが現状ですから、知っているだけで合格に近づいてしまうという現実が受験界には存在していたりします。
合格者の3つの鉄則を知った上で、実際に行動することができれば、ライバル受験生たちにアドバンスをつけることができることは間違いありません。
大学受験とは不思議なものです。必ずしも勉強が好きな人が合格する訳ではないですし、勉強している人が合格する訳でもありません。頭が良い人が受かる訳でもないのです。
受験生に意識して欲しいことは唯一つ。
大学受験は受かるべくして受かるのだということ。
受かるべくしてというのは、「合格する方法」を知っているから受かるのだ、ということです。
合格する方法は、生まれながら身につけている人もいるでしょうが、多くの人は身につけていません。多くの受験生は合格者や先生に教えてもらって初めて合格者の鉄則に気がつくことになります。
合格する方法に気づくことができた人が、そのまま合格していくのです。まずはこのことを大学受験生の皆さんに意識して欲しいのです。
3つの3大鉄則のことは、それぞれ各論に譲るとして、まずは勉強はいつから始めるべきか?ということを考えてみたいと思います。
いつから勉強を始めるべき?合格者の鉄則
多くの受験生は、
「今から勉強しても、大学入試に間に合わない!」
「もっと早くから勉強しておけばよかった。。(後悔)」
と思うことでしょう。
- でも、本当でしょうか?
- 1年前から勉強していたら果たして勉強に間に合ったでしょうか?
そもそもの確認ですが、完全に準備ができた状態で受験当日を迎えることができる受験生はどこにもいません。
皆、不完全な状態ながら、なんとか知恵を絞って対策した上で受験に挑んできているのです。
勉強を始める時期が早いか、遅いかなんてことは、大学受験においては意味がありません。勉強を始める時期なんて合格との関係では何ら関係ないのですから。
早い段階から受験準備の勉強した人でも、合格する方法を知らなければ、ライバルと勉強の闘いをする前に、そもそも自分の心に負けて不合格になったりします。
遅い時期から勉強を始めたとしても、合格する方法に従って勉強さえしていれば、受験当日には合格する方法で試験に挑んで、見事合格することができるのです。
言いたいことは、受験勉強を始めるにあたっては「いつから始めるべき」なんて合格ルールはありません。
「勉強するぞ」とやる気になったり、
「やばい、勉強しなきゃ」と本気モードになったとき、
その時こそが「勉強を始める時期」なのです。その時から勉強すれば、勉強エネルギーを効率よく発揮することができるのですから。
12月からでも間に合う?合格できる?
ということですから、12月からでも受験勉強は間に合う?とかいうことはナンセンスです。大事なことは、
12月からでも間に合うか?
ということではなく、
12月に「勉強モード」に入ることができているか?
ということが大事になります。
今まで勉強していなかった人の方が、「まずい!」と本気で思えることも多いでしょうから。
逆にいうと、ずっと受験準備をしてきた人は「俺は大丈夫だ」と安心してしまい本気モードになることができないことも多いでしょうから。
12月の段階で、自分の心に聞いてみるといいでしょう?
「俺って、私って、本気モードになれてるかな?」って。
本気の受験モードにスイッチが入っている、と感じることができた人は、12月から勉強を始めても大丈夫です。合格できます。
合格するには勉強を始める時期なんて関係ないのですから。
入試直前期!12月偏差値は伸びる?
では偏差値との関係ではどうでしょうか?本気モードで勉強できていれば「偏差値」も比例して伸びていくものでしょうか?
答えはノーです。
不思議なもので、偏差値は非常に有効は学力指標ではあるのですが、合格との関係ではイコールの関係にはありません。
いくら勉強を頑張っても、偏差値が伸びないことは良くある話です。
正しい合格に直結する方法で勉強すればするほど、偏差値には学力が向上していることは数字としては現れないことが多いのです。
だから12月の直前期に偏差値が伸びなくても焦る必要はありません。
常に意識して欲しいことは「合格する勉強方法」を実践しているのか?ということです。
合格者の鉄則⇒12月の過ごし方は?
志望大学に合格するための12月の過ごし方についてです。
合格を勝ち取るためにはどのように過ごしたらよいでしょうか?
私が自信を持って教えることができる合格の鉄則は、次の3つです。
- 自分を知ること
- 敵を知ること
- 合格者を真似ること
受験に合格する鉄則です。
①自分を知ること
まずは自分のことを知りましょう。
自分は不完全な人間であることを知ってください。
己を知る。
というよりは、人間とはそういうものなのです。受験生は皆そうなのです。大学入試は不完全な人間同士の戦いなのです。
勉強が手に回らないことだらけです。
理解できていないことばかりです。
試験では間違う問題ばかりです。
そういう不完全な自分のことを知ることがスタートになります。
②敵を知ること
次に敵を知りましょう。
敵とはなんぞや。
敵とは「志望大学」と「ライバル受験生」のことです。
志望大学のことを研究する
受験する大学のことを徹底的に研究するのです。研究することで色々なことがわかるようになります。
例えば、大学キャンパスを見学したり、大学の資料を取り寄せて熟読することで、その大学のことを良く知ることができます。雰囲気も解ってくることでしょう。知ることで、興味が湧いてきますし、勉強のモチベーションも上がってきます。
それに例えば、その大学の先生のことを知ることで、大学入試の出題傾向も見えてきたりします。大学の入学試験問題を作成しているのは大学の先生ですから、大学の先生の専門分野と重なり合いがあったりすることもあるのです。
また例えば、大学のことを良く知ることで、その大学が求めている学生タイプが見えてきたりします。大学に入学して欲しい学生はこんな学生です、という情報は大学の募集要項などにも書いているので必ずみることです。
それに、大学入試の出題傾向や、出題が予想できるような情報だって読み取ることができることが偶にあります。
まだまだありますが、一先ずそれらは置いておくとして、
ライバル受験生のことを良くすること
ライバル受験生のこともよく知ることです。
ライバル受験生とは「その大学を受験する学生のこと」です。決して予備校などの模試を受験する人ではありません。模試会場で会った人がみんな、あなたが受験する大学を受験するわけではないですから。
昨年度以前の大学の受験者情報を、大学資料を取り寄せて確認してみるとよいと思います。昨年度以前の受験者数はどれほどだったか、実際に合格したのはどれほどの人数だったか?とか。
大学側が求める学生の傾向も把握できますし、その大学を実際に受験した人の偏差値情報なども推し量ることができることがあります。
敵を知ること。
すなわち、大学を知ること、ライバル受験生を知ることが大事なのです。
そのために最低限必要となることは、大学から資料を取り寄せることです。行動あるのみです。
③合格者を真似ること
最後に必要なことは「合格者」を真似ることです。
合格するには理由があります。頭が良いから、賢いから合格するのではありません。
合格する方法で勉強していたから合格するのです。合格するべくして合格するのです。
合格者の使っていた参考書や問題集とか。勉強の仕方とか。
勉強する際の注意事項やなんやらを、全て真似てください。
大事なことは「素直に」「忠実に」真似ることです。
自分はこう思うな…
ということは入りません。自分が考えたことは大抵間違っていると考えてください。
合格者のことを真似してみてください。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。