広島大学「医学部 」に合格する為の勉強方法をお話しします。
僕はZ会を利用して、志望の広島大学「医学部 」に合格しました。私の合格体験記です。
現役生の頃から一度も予備校に通わずに合格できました。
広島大学「医学部 」入試合格への心構え
広島大学「医学部 」への合格をかちとる為には、「合格できるのだろうか」などと悩まないことです。
受験は精神的な土台の上に「勉強法」や「参考書」といった技術的な部分があるため、精神的な段階でくじけていたらとても勉強を継続することができません。
次に受験校と現在の自分の実力を客観的に、数値的に確かめることが大切です。
その上で、受験校についての情報を集めましょう。
特に、東大や京大、医学部などは合格体験記や傾向と対策、分析をまとめた書籍が多く出回っているためそれらを使って情報を集めましょう。
どの問題集をどの期間までに習得すればよいのかを判断して長期的な計画を立てていくことになります。
計画を立て終わったら「この計画を淡々とこなして習得していけば志望校に合格できる」と自分に言い聞かせましょう。
計画が不安なら予備校などでチューターの方に見てもらいことをおススメします。
広島大学「医学部 」入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
東大京大、医学部をはじめとして、大学受験の定石は、夏までは英語と数学を重点的に勉強して、夏休み以降に理科(文系ならば社会)に重心を移していくことになります。
浪人生の場合も大筋は同じで夏までは英語と数学の基本をチェックしていきます。
この上で広島大学について述べていきます。
広島大学医学部医学科で重要になってくるのは数学と理科です。
広島大学医学部医学科では採点方式が二つありA配点では理科の配点が1200点/1800も占めるため、理科が得意な人は共通テスト(センター試験)で多少失敗しても二次試験で逆転できる可能性は大いにあります。
もう一つはB配点でこれは数学と英語と理科の配点がそれぞれ600点ずつです。
しかし、広島大学の数学、物理はここ最近難しくなっているので中途半端な勉強では太刀打ちすることができません。
数学と理科に比べて、英語は出題傾向が昔から安定しているので対策はしやすく医学科レベルの受験層であればそれほど差がつかないでしょう。
また、初めからどちらかの配点狙いで受験するのはリスクが大きいです。以上のことから数学と理科が重点的に勉強すべき科目となります。
広島大学「医学部 」入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
広島大学「医学部 」の二次試験に焦点当てて勉強法について話していきます。
数学は得意な人でも得点が安定しないことが多いです。数学で安定して高得点を叩き出すにはカテゴライズが重要になってきます。
カテゴライズとは複数の分野にまたがる共通した解法を意識して勉強していくことを意味します。
例えば、変数変換が挙げられます。教科書の章分けでは二次関数、三次関数、三角関数、微分積分のように分けられていますが、これらの例題をみるとどの章にも変数変換の問題が入っていることがわかります。
多くの場合変数をxからtに変換する問題です。問題集でぜひ探してみてください。
この類の問題は共通して(I)変換後(この場合tの)変域を求める(II)もともとのxの関数をtを用いて表す(III)(I)でもとめたtの変域内において(II)におけるtの関数の最大、最小の問題を求める。
という三つのステップを踏むことになります。
題材が二次関数と三角関数の違いなだけであって処理法は同じです。こうしたことは意識しないと見えてこないことです。
このように問題を分類して、その分類した問題に対する解法を複数ストックしていくことが大切です。
必要な解法はチャートや基礎問題精講でインプットすることができます。
理科の勉強では反応や原理の理解が重要になってきます。物理や理論化学ではイメージと理屈の両方の側面から理解を深めていきましょう。
生物では多々ある反応が「何のためにその反応が起こるのか」を意識していくことがポイントです。
原理や知識を固めたあとは問題集で典型問題を一問一問丁寧に習得していくことが大切です。
広島大学「医学部 」合格体験記⇒合格できた理由
私が広島大学医学部医学科に合格できた一番大きな理由は、やはり数学力の安定です。
現役生のときは数学が安定せずに不合格になってしまったのでこの一年はとにかく数学力を安定させることを意識してきました。
闇雲にたくさんの問題を解くのではなくて、冷静に複数の問題に共通している要素を自分なりにかき出して、抽象化していったことも合格の要因になっていると思います。
そのおかげで、共通テスト(センター試験)と二次試験を通して理系科目でシャーペンが止まることはほとんどありませんでした。
問題を見た瞬間に「これはあの問題の類題だから解き方はこうだ」のようにほとんどの問題に対して適切な解法を思いつくことができました。
それと、これまであまり言及していませんでしたが、英語の対策をしっかりと厚くしたことも合格には欠かせなかったはずです。
昔から出題傾向が安定しているので、対策がしやすいと言いましたが決して甘い試験ではありません。
自由英作文が二題出題され、その英作文は型をしっかりと身に付けていないと時間が足りなくなったり、ケアレスミスを連発してしまうのでメジャーなテーマについては書くことを決めておきましょう。
英語の長文はどんなに他の科目が不安でも毎日一題は解いていました。
広島大学「医学部 」入試に合格する為の勉強時間
私は広島大学には再受験で入学しており、それまで普通に大学の授業にも出席していたので一日辺りの勉強時間はそれほど確保できませんでした。
大学がある期間は一日に4,5時間くらいだったと思います。
大学が夏休みに入ると、自室か大学の図書館で半日くらい受験勉強していました。
気を付けていたことは睡眠時間を最低限確保すること、無理しすぎないことです。
疲れてきたり気力がなくなってきた時は大学の友達の家に行って一緒にギターを弾いたり、アニメをみたり、鍋を食べていました。
ストレスをため過ぎないことが重要だと思います。
それでもうんと勉強した先には自分にとってかけがえのない時間が待っています。難しい問題でくじけそうになりながらも理解しようと必死に頭を働かせたことは一生の財産になります。大学受験は恐らく人生で一番勉強する時期です。しかし自分の可能性を信じて限界まで勉強したことは大学以降の人生で宝物になるでしょう。皆さんも頑張ってください。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。