広島大学「総合科学部」に理系受験で合格しました。
広島大学「総合科学部」に合格する為の勉強方法をお話しします。
私はスタディサプリを利用して、志望大学に合格しました。合格体験記です。
広島大学「総合科学部」入試合格への心構え
広島大学「総合科学部」の入試本番で高い点数を取り、定員が100人の場合なら100位までに入れれば受かります。
大学に合格するにはとにかく
勉強!
暗記!
演習!
と考えている人がいるかもしれません。
もちろん勉強することも大事ですが、それだけでは合格という目標は近くはないでしょう。
目標や試験への考え方、気持ちの構え方も重要です。
「失敗するかも…」
「もし落ちたらどうしよう…」
と考え始めると、気持ちから負けていきます。
そして不安や焦りの感情が脳を支配して、できるはずの問題を解けずにミスをしてしまい本当に失敗してしまいます。
「自分ならできる!」という自分を信じる信念を自己効力感といいますが、この気持ちが大事です。
行動を起こしたときに起こるであろう結果への期待を持ち、自分に自信をもつことから始めます。
「満点を取って採点する先生をびっくりさせてやろう!」というくらいの強い自信をもって挑みましょう。
広島大学「総合科学部」入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
広島大学「総合科学部」には理系受験と文系受験があります。
現在では少し変わったところもあるようですが、私が受験した当時、受験科目はこうでした。
理系受験は、
センター5教科7科目+2次試験 数学(数3あり)と理科(2つ選択)
文系受験は、
センター5教科7科目+2次試験 英語と小論文
私は理系で受験して、「理科」は物理と化学、「社会」は地理を選択しました。つまり理系受験の場合、数学と理科の配点が高いためこの2教科が合否の鍵を握っています。
まず数学ですが、数学や理科は基礎の積み重ねです。
小学校で習った算数がもとになり、中学校ではxやyなど文字を使った考え方を学ぶようになり、関数という2つの数値の相関を表すやり方も学びました。
高校に入るとさらに中学校で学習したことを発展させ、サインコサインタンジェント、微分積分などを習いました。
理科も同じようにこれまでに学習した内容を発展させることで新しいことを学び、応用してさらに難しいことを学習する科目です。
つまりどこかで理解の不十分な単元があって躓くとそれから先も進むことが難しくなります。
そこで挫折して投げ出す人も多いかもしれません。
私の場合は中学校の理科の電流や電圧の単元が苦手なのを放置して高校にあがりましたが、高校の物理ではさらに複雑なコンデンサーやコイルが登場するためもっとわからなくなり、定期テストで赤点を取ったこともあります。
わからないところがあれば基礎に振り替えることを基本にして、中学校の参考書も使って苦手分野を勉強しなおしました。
そして基本的な知識を学習してから演習問題へ挑戦、という形ですすめていきました。
広島大学「総合科学部」入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
私は高校3年の夏までは高校卒業後の進路すらまともに決めず、だらけていました。
数学は中学の頃から好きだったため勉強して、定期テストや模試でもそれなりの点数をとっていましたが、他の科目は勉強せず放置していたため悲惨でした。
センター形式の模試で国語200点中37点を取って学年ビリになったこともあります。
理系選択でしたが物理は国語の次に苦手でした。それでもなんとかして国立大学に進学したいと思うようになり、10月頃には志望大学についても考え始めました。
もともと勉強していなかったこともあり知識量自体がかなり少なかったと思います。
英語と古典の単語や語法、化学や地理の用語など、基本的な知識から抜けていたためそこを補うことからのスタートでした。
とはいっても周りのみんなが怒涛の夏休みを乗り越えた季節。時間がないことは明らかでした。
そこで時間を作り、短期集中戦で挑むという考えに至りました。移動中に参考書を読む、学校の休み時間や暇な時間に演習問題を解くなど。隙間時間を見つけて少しずつ勉強しました。
私は歌うことが大好きなので、無機化学の系統分析や地理で理解すべきことなど暗記で太刀打ちするべき分野は歌にのせて覚えることもありました。
どうしても眠い時があるかと思いますが、そういうときは思い切って寝ましょう!
眠気でフラフラしながら2時間机に向き合い勉強をするより、30分昼寝して1時間半シャキっとした頭で勉強するほうが身につきやすく効率よく勉強できます。
休憩と勉強、遊びと勉強のメリハリをつけることも重要です。
広島大学「総合科学部」合格体験記⇒合格できた理由
大学受験に必要なのは知識だけではありません。
時間の使い方
気持ちのとらえ方
体力
ほかにも必要なものはたくさんあります。
時間を有効に使えばたくさん勉強できます。くじけない強い気持ちを持つことは欠かせないでしょう。
お気に入りの音楽を見つけ、それを聴くこともいいでしょう。言葉には魂が宿っていると言われています。
夢に向かう人を応援するような歌詞の曲を見つけ何度も聴いて頭に入れることで前向きな気持ちややる気が生まれるでしょう。
勉強はとてもエネルギーを使う行動です。勉強に励むみなさんを知のアスリートといってもいいでしょう。
どんなに知識があって計算が速い人でも、体調をすぐ壊すようでは試験本番に実力を発揮できるかは疑問です。
エネルギーになる食べ物を取り、体がなまっていると思うときには運動をすることも大事です。
ずっと座って勉強していると血流が悪くなり、肩や腰にも凝りを感じるものです。
リフレッシュできる動き、散歩やストレッチなどもおすすめです。
あと最後に味方になってくれるのは運の良さです。運も実力のうちといいます。
解答欄に何も書かなければ点はもらえません。何か書きましょう。とくに共通テスト(センター試験)や選択式問題に白紙解答はもったいないです。
広島大学「総合科学部」入試に合格する為の勉強時間
広島大学「総合科学部」に合格するために、12月~1月前半はとにかくセンター対策!1日5~8時間ほど勉強していました。
センターが終わってからの1か月は2次試験対策!1日9時間ほど勉強していた日もありますが、1時間ほどしか勉強していなかった日もあります。
私は昔から朝早く起きることが苦手で受験前も夜3~4時頃まで起きて、朝10時頃まで寝ていることが多かったです。
受験前は特に問題はなかったですが、入試の前日の夜に困りました。
地元から遠いため前日に広島に行ってホテルに1泊し、試験当日の朝6時に起きれるよう22時頃にベッドに入ったのですが、まったく寝付けず結局日付が変わるころまでは起きていました。
親と担任の先生は私の成績や学力、受かるかどうかは全く心配していなかったようですが、当日の朝1人で起きて遅刻せずに到着できるかが一番の問題だと思っていたようです。
無事朝起きれて試験を受けましたが、あまり眠れず試験中に体調がよくなかったので試験当日のように朝起きる生活は身に着けておいた方がいいです。