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女子美術大学芸術学部/デザイン・工芸学科工芸専攻とは?
女子美術大学の芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻についてまとめています。
「工芸」学科は美術大学の中でも特殊な性格を持っています。女子美術大学の工芸科には『染・織・刺繍・陶・ガラス』の5コースがあり、『染と織』に関しては他のどの美術大学と芸術大学よりも歴史伝統があり、施設も充実しています。
大学1年生は全部のコースを体験形式で学び、2年生になると『染・織・刺繍』のテキスタイルコースと、『陶・ガラス』の陶ガラスコースの二つに分かれて学びます。
大学3年生からは5つのコースに分かれ、4年生で卒業制作をします。女子美術大学ではゼミのような形はなく、それぞれのコースに常勤の教授がいて、カリキュラムの中で技法ごとに非常勤の講師が専門知識を教えてくださる形式です。
女子美術大学「工芸学科」で学ぶメリットは、何よりも充実した施設と伝統ある技術があるという点です。私の知る限り、どの美大・芸大よりも制作過程で先生がつきっきりで指導してくれます。デザイン科で工芸の技法を学べる美大もあります。工芸科がある美術大学もあります。
ただ女子美術大学は、歴史上でも圧倒的に工芸に強みがあることを知って欲しいのです。本当の意味で工芸を学びたい、充実した施設・道具を使って技術を習得したいという方には女子美術大学をオススメします。
女子美術大学芸術学部/デザイン・工芸学科の偏差値・難易度・競争率・合格最低点は?
偏差値 | 駿台予備校⇒合格目標ライン『ー』 | |
河合塾⇒ボーダーランク『ー』 | ||
難易度 | ||
競争率 | 2017⇒倍、2018 | |
合格最低点 | – |
女子美術大学芸術学部/デザイン・工芸学科の学費・授業料・奨学金
入学金 | 300,000円 |
年間授業料 | 634,000円 |
その他費用 | 160,000円~ |
入学手続時・必要納入金額 | 1,133,160円 |
奨学金 | 女子美術大学では「女子美奨励金」という奨学金制度のほか、多くの奨学金が用意されています。 |
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女子美術大学芸術学部/デザイン・工芸学科の入試科目・選考方法
女子美術大学/芸術学部デザイン・工芸学科では、
- AO入試
- 公募制推薦入試
- 特別選抜入試
- 一般入試(共通テスト(センター試験)利用もあります)
- 編入学入試
など、多様な入試選抜方法を採用しています。
※詳細は女子美術大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
女子美術大学/芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻の就職先は?
女子美術大学の芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻の卒業生は、企業内デザイナー、一般企業総合職・販売職、工房、小・中・高等学校、大学の助手、などに就職することが多いです。
私はテキスタイルコースにて、4年に入る前の3月から就職活動を始めました。5月初めにはテキスタイル系の商品を扱う企業に企画力を買われ、内定をいただきました。
企業から内定をいただく時期は人それぞれですが、私の例は極端に早いようです。通常は夏から秋、遅くて冬、卒業制作制作後、といった学生もいます。
陶・ガラスコースは特に、教員免許を取って学校教師を目指す学生も多いです。女子美術大学で学んだことが専門的なため、学んだことを生かして私は「テキスタイル」を扱っている企業で探そうと考えました。テキスタイルを扱っている企業の選択肢自体が少ないため、企業選択で迷うことは少なかったです。
大学2、3年生になるとかなり専門的な技術が身についてくるので、企業と連携したプロジェクトや展示があったり、自分で公募コンペに出したりすることで実績を残すことができます。将来就職がしたい場合は、積極的に実績を残すと良いでしょう。他大・他専攻より圧倒的に多い作品量を生かしてポートフォリオを早めに作っておくと良いでしょう。
美術大学の中では、就職率は女子美がトップらしいですが、結局は個人個人の能力や行動力が全てだと思われます。何よりも就職することを目指すなら、1年次から常に就職を考えて制作したり、行動したり、時には留学を考えたり、たくさんのことに挑戦してください。女子美術大学での生活は忙しいですが、やる気のある学生、考えを行動に移せる学生は誰よりも輝いていたと思います。
女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻を徹底評価!
学べることは?
女子美術大学の芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻のうち、
「染コース」は、布に柄や色を染める技法を学ぶコースです。女子美では昔から型染め、紅型、注染、絞染めあたりが盛んで、代々有名な先生が教えていらっしゃいました。今は世代交代で、若くて素敵な女性の先生が教えており、担当はシルクスクリーンです。シルクスクリーンや友禅なども学べ、多くの技法をかなり専門的に、広い場所で学ぶことができます。
「織コース」は、繊維を紡ぐ、糸を染める、織り機を使って織る、形にするという「布」を作るための全ての技法を学ぶコースです。年配の女性の先生でかなり厳しいですが、自分の学びたいことや目的を明確に持っていれば、最も本格的に研究できるのではないかと思います。テキスタイルデザインから伝統工芸、ファイバーアートまで、本当に様々なことができます。
「刺繍コース」は、最近できたばかりですが、日本刺繍、西洋刺繍、箔置きなどと、こちらも本格的な技術が習得できます。ここまで本格的に刺繍を学べる大学は、ここだけかもしれません。
「陶コース」は、次の通り陶芸を学ぶコースで、大きな釜があり、かなり充実した広いスペースで大きな作品も作れそうでした。先生が現在工芸科唯一の男性で、学生は協力して釜に入れたりするので団結力があります。
「ガラスコース」も、同様にガラスを学ぶコースで、小さなガラス玉から大きな吹きガラスなど、様々なものが作れます。こちらも広く充実したスペースがあり、学生の団結力があります。
取得できる関連資格
女子美術大学の芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻で取得可能な資格は、テキスタイルコースでは色彩検定、インテリアコーディネーターなどです。資格取得すると強みになるので挑戦すると良いと思います。
在学中に学んだ内容が、資格取得の際に生きてきます。女子美術大学では美術教育科以外の学生も、教職課程を取り、教員免許を取得できます。工芸の場合、中学と高校の美術に加えて、高校の工芸の免許もとれます。
女子美術大学に入学後の生活は?
女子美術大学の芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻の入学後の生活は、他の科と比較して忙しく、休みも少ないです。
特にテキスタイルコースは2年生から課題が大量ですが、意欲と体力、精神力を持つことで成長することができると思います。
学校指定の最寄り駅から4〜5km離れているので、バスか自転車に乗りますが、3、4年生になって意欲的に真面目に制作している学生はそれが弊害になる場合がありました。
女子美術大学の周りには大きな公園、植物園、無料の動物園があるので、制作の際スケッチなどには最適です。大学の食堂とコンビニ以外スーパーやレストラン等は全くないので都会っ子には注意です。
食堂は改装されて最高だし、JAMという美術館があり多数の染織品が所蔵されていたり、専門知識が学べる古い書籍なんかが沢山ある大きな図書館があったりします。
併願先の大学・学部は?
わたしは女子美術大学に入学しましたが、「東京芸術大学・美術学部工芸科」も検討していました。
同じ工芸科だったので視野に入れていたのですが、各美術大学の施設や歴史的な特徴を調べた結果、結局女子美を選び受験しました。
世間の大学評価も大事ですが、油彩や日本画、彫刻等と違い、特に工芸科の専門分野では、自分のやりたい事ができる環境かどうかを確認して、受験校を選ぶべきだと思います。
東京芸術大学と比較して画力や学力は低いので、何よりも物事をしっかり考え、言葉にできさえすれば受験は通れるはずです。
女子美術大学芸術学部デザイン・工芸学科/工芸専攻の評判・口コミは?
しかし、女子美術大学を選ぶ理由を持っていれば、受験で全く困ることはありません。入学してからのプランや自分のやりたいことを整理しておくことが大事です。受験の際は必ず、受験前に通学路を一度自分だけで体験してください。
在校生満足度は「3/5点」です。→学校施設は充実していますが、通学の不便さや研究室の対応の遅さ、教師とのやりとりの難しさ、カリキュラムの組み方に問題を感じたので、3点です。
知名度が低いので認知されていないことに在校生として問題は感じますが、女子美の工芸科は本当にレベルが高い、歴史ある施設の充実した専攻です。大学2年生からの忙しいカリキュラムの中でも諦めずに頑張れば、自ら行動して学ぶことで多くの発見があると思います。
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納得のいく進路選択をするためにも「自分は女子美術大学に行くのか?」ということを考える必要があります。
まず必要となるのは「大学の情報」です。
大学配布の資料や願書には、重要な情報が満載ですから、 気になる大学の資料を取り寄せることからはじめてみましょう。
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