2019年現在においても、中央大学の穴場の学部は、
- 「文学部」
- 「経済学部」
の順番です!
順番にお話しします。
❶穴場1位は中央大学「文学部」⇒ 穴場学部の探し方
「文学部」が一番の穴場の学部です。
中央大学の看板学部は「法学部」ですが、続いて、経済学部・商学部といった実学系の学部の人気が高いのですが、
文学部には、実学よりも学問を極めたいという人が集まる傾向にあることからも、文学部を志望する人は少ないという現状があります。
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❶中央大学「文学部」が入りやすい理由
中央大学「文学部」は、学科構成が極めてオーソドックスであることから、一般入試においては第2志望以下になる可能性が高いです。「早慶MARCH」の文学部と比較して、個性的な特徴は中央大学・文学部にはありません。
著名な研究者や卒業生がいる割合も、他大学に比較すると印象が薄いこともあります。
国文系ならば早稲田や国学院が強く、外国文学系ならば上智、青山学院、立教のイメージがあります。
哲学ならば東洋大学が祖であるうえ、これらの系統は成蹊大学や首都圏の女子大学でも設置している学科です。
郊外に立地することもあり、中央大学「文学部」は注目度が低く、穴場であるといえるのです。
また、キャンパス立地としても他大学の文学部は、すべて23区内のキャンパスにあるところ、中央大学の文学部は、校舎が多摩キャンパスにあるのです。
強い学科が特になく、またキャンパスが八王子にあるため、文学部を志望する人は少なくなる傾向にあります。
文学は、中央大学のネームバリューに比較して、穴場の学部となっているのです。
さらに、文学部は女子学生の比率が多く、自宅から通う人が多いので、地方出身者は受験を敬遠しがちですし、都内在住者も八王子まで通うことに抵抗感を覚える人が多いようです。
❶中央大学「文学部」▶︎偏差値・入試科目
中央大学「文学部」の入試科目は、
英語150点+国語100点+地歴公民か数学100点から選択の3科目が基本です。
外国文学系以外の学科は英語も100点の配点になることと、国文学専攻は国語が150点の配点になります。
受験生の得意科目によるでしょうが、一般的には文系入試の肝は英語といわれます。
英語に自信がなければ英語の配点が他教科と同じ学科か、国語に強みがあるならば国文学専攻をオススメします。
他大学でも文学部に関しては傾斜配点を用いた入試があるために、受験に際しては、受験年度の入試要項を細かくチェックする必要があります。
一方でキリスト教系の大学などは、外国語教育を重視している場合には、あくまで英語の配点を高くする入試形態を貫いてるケースもあります。
偏差値は55~57程度が各学科の分布になっていますが、あまり恐れる必要はありません。
配点も異なりますし、実際の入学者を考えると、中央大学「文学部」に合格しても辞退して、やはり都心の大学へ進学する合格者も見込まれるので、合格者は多く出すはずです。
❶中央大学「文学部」▶︎勉強方法
中央大学「文学部」に合格するための勉強方法は、一般入試ならば、配点の高い科目を正確に押さえましょう。
「センター利用入試」
「統一日程入試」
は、国公立大学や上位校の志望者が受験しますので、合格率は低くなります。
あくまでも個別日程試験を狙うことで、他大学の志望者(レベルの高い)が少ない環境で受験することがカギです。
英語については、長文読解が最も大きな関門ですので、過去問を訓練して時間内に筋道を把握して回答を導くくせをつけましょう。
そのためには基本英単語の理解や文法は復習して身につけてください。
国語の配点が高い学科を選ぶならば、かなり合格チャンスが広がります。
筆者の考え方を理解するような読解を心掛けることや、漢字問題は失点しないように励んでください。
選択科目は社会系なら「世界史」「日本史」が基本です。
受験者が少ない選択科目(政治経済とか)は、問題難度が高い場合に不利になります。
なぜなら、得点調整といわれる加点が受験者が少ない科目はされにくいためです。得意科目を踏まえて学科を選んでもかまいません。
❶中央大学「文学部」▶︎オススメできる理由
中央大学の法学部は政界、財界でも有名な存在ですし、今後は都心の後楽園キャンパスに移転する計画が実行されると人気はさらに回復するはずです。
文学部はどうしても知名度は低いですが、一般企業への就職可能性も十分にあります。
その際は中央大学出身者が多い企業や組織を狙うことです。
「中央大学」自体は公務員に強いことでも知られていますので、公務員を目指すとか学芸員などの安定職も考えられます。
資格対策は中央大学として充実しているので、文学部の学生もうまく活用して進路に繋げて欲しいです。
文学部の特長は少人数教育が特に展開されているため、深い内容まで勉強できることや就職、進路も担当教員へ相談すると思わぬネットワークを持っていたりもします。
「白門」と言われる中央大学卒業生の絆は強いです。
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❶中央大学「文学部」▶︎併願先
中央大学「文学部」を受験する場合、いくつかの入試方式を組み合わせて文学部内で併願することも1つです。
総合政策学部を受験することも良いでしょう。
中央大学「総合政策学部」は歴史が浅く、名称だけでは学ぶ内容が理解しにくいために敬遠されがちです。
一方で法学部、経済、商学部は、未だに根強い人気がありますので避けるべきでしょう。
基本的に文系学部は入試科目は同じですので、受験対策は過去問をやっておければ特別な方法はありません。
学科にこだわりがなければしっかりと調べたうえで、他学部も併願しておきましょう。
僕は2019年の入試で中央大学「経済学部」に合格しました。
私立大学では中央大学経済学部が第一志望だったので、入試問題の特徴や傾向と対策を十分に理解しています。
❷穴場2位は中央大学「経済学部」⇒ 入りやすい学部
私は中央大学「経済学部」が穴場だと思います。
特に数学が得意な文系の生徒について、学部はこだわらないけれどどうしてもmarchに入学したいと思ってる生徒(理系も含む)にお勧めします。
なぜなら、経済学部の入試の選択科目の数学が非常に簡単だからです(社会も選択可)。
入試問題の難易度レベルは、日東駒専の文系数学と同レベル、もしくはそれ以下のレベルです。
経済学部を受ける受験生のレベルや、大学独自の得点調整などあり、100点満点中最低85点は必要な気がしますが、
1度赤本を解いてみてください。もしかしたら、90点以上、100点満点がとれるかもしれません。
また、中央大学「経済学部」が穴場だと思う理由には英語の入試も関係します。
中央大学経済学部の英語の問題は5割は文法問題、残りの5割は長文問題で構成されています。
他のmarchの大学はどこも7割以上は長文問題で構成されています。それに比べ中央大学「経済学部」の英語の問題は5割は文法問題と珍しく、さらに簡単な問題です。
❷中央大学「経済学部」への合格を確実にする受験対策
中央大学・経済学部に合格するためには、学校の授業や日頃自分で使っている参考書などを徹底的にやりこむことが不可欠です。
応用レベルの参考書は中央大学経済学部の赤本を解き進めるにあたって必要だなと感じたら使うくらいでいいと思います。
それよりも、基本的な参考書を1冊でも完璧にすることがとても重要なことです。また、赤本を何年分もさかのぼって解き、問題形式に慣れ、傾向と対策を立てることもとても重要です。
中央大学経済学部の入試には、数学では記述形式の問題、英語では、和訳、英訳の問題が出題されるので、学校の先生や塾の先生に自分の作った解答を添削指導をしてもらうことです。
自分の弱点を知ることで中央大学経済学部の合格に大きく寄与することになると思うので、積極的に、学校の先生や塾の先生に自分の作った解答を見せに行き添削指導を受けることもとても重要なことになります。
❷中央大学「経済学部」に合格する勉強方法
中央大学「経済学部」の数学
まず数学はなんといっても、基本的なことを抜け目なく完璧にすることがとても重要です。
私が受験したときには群数列の問題が出題されました。
私はこの問題が解けたかどうかが中央大学「経済学部」の合格の重要な要素だったと思います。
群数列の問題はなんら難しくもない基礎的な問題でした。だから、少しややっこしい内容でも基礎的なことを抑えることがとても重要です。
中央大学「経済学部」の英語
次に英語で、英文法は学校で配布される英文法の問題集を完璧にすれば大丈夫だと思います。
英語長文は共通テスト(センター試験)と同じような形式なので、共通テスト(センター試験)の過去問(特に大門6)を演習することも対策につながると思います。
あとは過去問を徹底的にやることです。
中央大学「経済学部」の国語
最後に国語は中央大学経済学部の入試問題の中では一番難しい(ほかが簡単)ですが、出題されるのはほとんど基本的な内容なので基本的な問題集を完璧にしましょう。
赤本をたくさん解き問題形式に慣れることがとても重要なことになってくるので頑張ってください。
❷中央大学「経済学部」がオススメできる理由
私が中央大学「経済学部」をお勧めする理由はやっぱり他のmarchの他大学に比べて、
問題が簡単であること、
問題形式が例年変わっていないので出題傾向と受験対策が立てやすい
ということです。
それに中央大学「経済学部」の入試制度で2日間受験することができます(受験料は2回分払う)。
なので1日目失敗しても、2日目成功して1日目不合格だったけど、2日目合格したなんてことがあるかもしれません。
私はこのパターンで中央大学「経済学部」に合格することができました。(問題形式は1日目と2日目で変わりません)。
さらに、キャンパスの立地が多摩という田舎のため都会の生活が息苦しい生徒にもおすすめです。
かといって、都会で暮らしてみたい人にとっては最悪なのかというとそうではなく、モノレールに20分乗れば、立川という都会につくので生活に困るという心配は持たなくても平気だと思います。
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❷中央大学「経済学部」と併願受験すると良い学部
私は中央大学「経済学部」と併願受験すると良い学部は「商学部」などがいいのではないかと思います。
併願校としては数学で受験できる他大学がいいと思います。
なぜなら、私立大学の文系数学はどこの大学も比較的簡単なので選択科目を数学にし、数学を極めることで他大学の合格の可能性もとても大きくなると思います。
また、何か苦手科目があるのだとしたら当たり前のことですが苦手科目が比較的簡単で、これなら合格最低点に届きそうだと思う大学を受けたほうが良いです。
なにしろ自分の得意科目、苦手科目と過去問を吟味して、併願校・学部を決めると良いです。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。