学習院大学の穴場の学部について、お話しします。
学習院大学の穴場は「文学部」⇒ 穴場の学部
学習院大学⇒穴場の学部
学習院大学の穴場の学部は「文学部」です。
文学部が穴場の理由
学習院の文系学部では「法学部」「経済学部」がありますが、これらの学部系統は非常にポピュラーなので志望者層が一定数います。
特に「経済学部」は、文系の受験生の多くが受験を考えます。
「国際社会科学部」も近年になって設置されましたが、国際系を志望する上智大や青山学院との併願層がかなり多いとみられます。
その点、「文学部」の例えば哲学科などは、将来の就職を考えても、敢えて志望する受験生は限られます。
それに、文学部・哲学科であれば早稲田大学や東洋大学が有名です。
早稲田大学との併願層はいるかもしれませんが、そもそも志望者層が少ないために競争率及び合格後の手続きを考慮しても学習院大学のなかで合格確率は高いと思います。
学習院大学「文学部」への合格を確実にする受験対策
学習院大学の入試に関して、一般方式で基本となるコア試験で、文学部は英語と国語が150点の配点です。
これに選択科目が地歴公民か数学となります。
文学部でよくみられる配点ですので、ここでしっかりと得点することが求められます。
すべて同配点の入試と異なりますので、選択科目で挽回するのは難しくそこでは差がつきにくいでしょう。
受験対策は後ほど記しますが、その前にできるならば文章を多く読むことをおすすめします。
受験勉強のなかで国語の読解などは必要になってきますが、文学部を志望することになるのであれば随筆、小説、新聞の社説などでも構いません。
文章を読んで要旨をつかみ筆者の主張などを掴めるようになると、自ずと国語の長文読解や熟語の読み書きや意味もわかるようになります。
ざっくりというと、英語も基礎学力は必要ですが長文読解においては同じような能力が活用できます。
実際に文学部へ入学すると、様々な文献をどのように読み解くかという勉強になりますので、受験勉強と並行して意識するとよいでしょう。
学習院大学「文学部」に合格する勉強方法
受験勉強に関していえば、やはり配点を考えると英語、国語に注力すべきです。
文学部を目指す人のメリットでもあり、避けて通れないのがこの科目です。
先に言えることがあるとすれば、英語の配点が高いわけではないので、国語も含めて両科目での総合勝負だと考えてください。
英語に関しては、上位大学の常で長文読解を攻略することが得点のカギになります。
リーディングの方法は様々な方法がありますが、あまり時間を割かずにどのような文の要旨なのかを把握する力も重要です。
問題で出てくる配点が高いものは、この文章や筆者の考えを理解しているかという部分になります。ここをミスすると配点の低いところでしか稼げなくなります。
そのうえで、文法や熟語などの基礎知識をしっかりと抑えて失点を防ぐのです。
国語も同じことが重要です。特に文学部受験者は国語に関しては苦手な受験生は少ないといえます。
ここで危険なのはやはりケアレスミス。
国語についていえば、知らなかったとか思いつかなかったというのは注意深く取り組めばあまり起きません。
選択科目も差はつきにくとはいえ失点は最低限にしましょう。
学習院大学「文学部」がオススメできる理由
学習院大学の文学部はかなりの名門です。
文学系が多いのですが、学者や大学教授、作家などを古くから多く輩出していますので知名度は抜群です。
伝統は、早稲田や国立大学などと並びます。大学に合格すれば、年配以上の方にもそのネームバリューは強くあります。
本人の指向によりますが、出版社などには卒業生やルートが強いので、そうした方向での就職は狭き門でも書類で落とされないケースも出てくるでしょう。
文学部については女子学生が多い傾向が見られますが、入学後も熱心に学習する学生が多い分野ですので、自身も勉強は必要になりますが、途中で遊び惚けてしまう誘惑は少ないと思います。
もちろん、サークルなどは同じキャンパスの他学部とも交流できます。
学習院については近隣の早稲田や立教などともクラブをつくっていますので、充実した学生生活です。
学習院大学「文学部」と併願受験すると良い学部
併願する学部としては、学習院大学の「法学部」か「国際社会科学部」でしょう。
人気だけでいうと「理学部」も穴場といえますが、理系であり科目も異なります。
法学部は最初に触れたように、志望する層は少なくありません、国際社会科学部も同様の人気はありますが経済学部に比較するとまだチャレンジする価値はあります。
いずれも英語の配点のみが高いので、その点で英語の得点力が求められます。
英語に苦手意識がないのであれば、しっかりと過去問対策をして受験に臨みましょう。学習院は学部数がそれほど多くありませんので、学内併願をする受験生はそれほど多くいません。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。
