わたしは「横浜市立金沢高校」出身です。
- 「上智大学 」総合人間科学部の社会福祉学科/教育学科
- 「上智大学」文学部ドイツ文学科
- 「立教大学」コミュニティ福祉学部の福祉学科/地域政策学科
- 「明治大学」政治経済学部地域行政学科
- 「中央大学」総合政策学部総合政策学科
- 「法政大学」現代福祉学部現代福祉学科
に合格しました。
合格に至る僕の勉強のお話を読んでください。
苦手・弱点だった科目は「英語」
僕が苦手だったのは「英語」です。英語は単純な暗記作業ではなく、暗記内容の応用が求められたからです。読解速度が速さが求められたので練習が必要でした。
英文法が聞かれることはほとんどありません。90分間で7つから8つの長文を読みこなすことが求められたため、いかに早く要約して理解できるかということを考え、練習しました。とにかく、読解速度に追われました。
8月の英語偏差値「63」で「C判定」
8月時点で英語の偏差値は63程度でした。河合模試の偏差値のため、どこまで参考になるのかはわかりませんが。3科目全体の偏差値はその時は67程度でしたC判定でした。
基本的にMarchは全体順位は軒並み1位か2位であったが、上智大学のみは8位程度でした。英語の配点が高い分、英語が足を引っ張っていては当日は危ないと考えており、とにかく必死に英文に食らいついたことをよく覚えています。
勉強を頑張ったきっかけと言えるのかはわからりませんが、この時に感じた必死さが合格には役立ったのでしょう。
偏差値をあげた合格勉強方法⇒遡り学習
偏差値を上げるための勉強方法は「英語」からです。とにかく英単語は知ってて当たり前なので、毎日単語は100ずつ見ることが大切です。
大切なことは、覚えようとするのではなくて英単語を見ることです。英単語を見ることを繰り返し行っていくことでしか暗記は出来ません。1度で覚えてしまおうとしないこと。
英語長文を速読するためのコツは音読が良いです。音読は単純に読むのではなく1文を読んだら立ち止まり、訳してからまた音読としてください。内容を理解しながら読むことがポイントです。
「国語」の勉強です。国語のなかでも古文の始め方ですが、単語帳の例文ごと覚えましょう。例文の文章を覚えるのではなく例文の訳を何となくでいいので訳して下さい。問題として出るときには基本的には長文で出題されますし、文章のなかでの用いられ方がわかっていないと単語の訳をいくつ覚えていても点数になりません。逆に単語帳の訳ごと覚えてしまうと、何がきてもある程度の対応は可能になってきます。
「日本史」の勉強です。日本史は歴史の流れだとよく言われますが、流れよりは時代背景を知った方が良いです。「なぜ、そのような事件が起きたのか」というところまで考えておけると、苦もなく覚えられますし得点につながります。
偏差値を上げる学習方法の注意点
「英語」学習では英単語は無理に暗記しないことが重要です。英語の長文はただダラダラと読むだけになってしまわないことです。特に疲れているとダラダラ読みになりがちですので注意が必要です。
「国語」学習では、古文単語を先程の要領で何周もしてください。それと、あくまで訳の練習ですから、例文を見てから訳を覚えて、その二つがリンクするようにしてください。
「日本史」学習では教科書を読み込むしかありません。
偏差値と模試判定が上がった!
わたしは、最終的な偏差値は72になりました。受験する大学の判定は全てA判定でして、受けるつもりのない国公立もA判定でした。
この時の心境としては、これだけ努力をしたのだから当然だろうという感覚でしたし、当日も必ず受かると確信していました。
成績が上昇した決めてはやはり、英語の音読効果が大きかったように思います。音読によって、ただ読むだけでなく訳しながら読んでいくという力が出来上がりました。最終的には読みながら訳すことがほぼ完璧にできていたため、共通テスト(センター試験)の英語の読解も30分ほど余らせることが出来ていました。
共通テスト(センター試験)の頃には、英語の偏差値70になっていたので、志望校合格には十分な余裕が持てていましたし、英語は得意科目であるといってもおかしくないレベルに到達させることが出来ました。
他の科目も油断せずに均等に勉強したことも、合格した大きな要因だったように思います。
オススメの教材や参考書
オススメの教材といって良いかどうかはわかりませんが、赤本ですね。赤本には各大学の過去問が載っていますが、自分が受験する大学以外の過去問でしたら早めに触れてしまった方がいいと思います。
赤本には、試験当日に聞かれる問題が載っているのであり、何がどう聞かれるのかというのが早い段階からわかっていた方が圧倒的に効率がいいからです。
早期から過去問にあたるのであれば、共通テスト(センター試験)の過去問をやってみることをおすすめします。偏差値50で6割がとれるように設定された、至極基本的な内容ばかりが聞かれるものでして最低限の知識の集合体とも言えます。
悪問といわれるものが他の過去問と比べて非常に少ないので見直しを繰り返すことで確実に力になります。
予備校と塾
わたしが通っていた塾は「臨海セミナー」です。少人数で授業中にいつ当てられるかわからないというプレッシャーが私をやる気にさせました。
特待生制度というものがありまして、偏差値が60以上ならば受験料が半額に、65を越えると全額無料となります。教室の雰囲気として、先生と生徒がかなり近い距離感で、とにかく接しやすいです。臨海セミナーであれば明日もここに来て頑張ろうと思わせてくれる環境を整えてくれます。
TAというチューターの方が、大学の話や自分が受験生の時の話、勉強でわからないところの相談や勉強の仕方などを話ししてくれる環境が整っています。勉強のやる気をサポートしてくれる、自発性を高めてくれる塾だと考えます。
「上智大学」総合人間科学部を選んだ理由
わたしは現在、上智大学の総合人間科学部/社会福祉学科に通っております。人々の生活を支えたい、幸福にしたいと考えて社会福祉学に興味を持ったことが上智を選んだ理由です。同じ上智大学の他学科も受けた理由は、合格さえしてしまえば転学することが可能だからです。
今、社会福祉学科で学んでいて魅力に思うことは、福祉というのはあらゆる領域に必要なものであるということです。皆さんが想像する福祉というのは臨床的で、介護や障がいをお持ちの方などでしょう。
しかし、国民一般の幸福を考える必要はないということでしょうか。そんなことはありません。どのようにしたらより人が満足するのか、人と向かい合うときにはどういった態度が望ましいのか、職場内の環境を整えていくためにはどういった運営がなされるべきか。
福祉は国民一般に必要な考え方であり、これから求められているものであると考えています。これが魅力ではないでしょうか。