\焦る時こそ落ち着いて/
私は中学受験、高校受験、大学受験と受験を経験してきました。
「勉強好き?!」って誤解されることがあるのですが、決してそういう訳ではないのですが。。
受験を繰り返して経験してきた中で、自分なりにわかってきたことがあります。それは「この人は合格するな!」とか、「自分は今回合格できる!」ということ。
受験勉強をする中で「この人は頭がいいな」と錯覚する場面はありませんか?
私も受験生の時は「この人は頭がいいなあ。。」と感じる局面がたくさんありました。
- 自分ができない問題を解ける
- 自分が知らないことを知っている
そんな人を見つけると、
この人は頭いい
この人は合格するだろう
と感じてしまいがちです。
でも、受験経験を繰り返す中で、実際に難関学校に合格する人は、私自身が「頭がいいなあ〜と感じた人」ではないことがたくさんありました。
私が感じるところの「勉強が出来ない」人が、良い成績で合格したり、
私が感じるところの「頭が良い」人が、不合格だったり。
こいつは絶対に合格するはずだ!
と受験仲間に思われていた人が、合格発表を迎えてみたら「不合格だった…」
ということがよくあるのです。受験って怖いですね。。
でも、今の私には合格する人と不合格になる人の区別が、よ〜く解ります。
私に言わせてみれば、志望校に落ちる人は「落ちるべくして不合格になった」としか言いようがないのです。
逆にいうと、「合格する人は、合格するべくして合格している」ということを言うことができるのです。
受験時代には私もよくわかりませんでした。でも、受験を重ねる中で気づき、また受験指導を続けていく中で確信できたのです。
志望校に合格する人は合格するべくして、涼しい顔して合格すると言う真実。
あなたも志望校に確実に合格したくはありませんか?
受験に成功して確実に合格する「たった7つ」の秘訣
をお話ししたいと思います。
受験生のみんなの参考になりますように。
本当にやばいのか?志望校に合格できないのか?
このままでは志望校に合格できない!
ヤバい!マズイ!
と思っている人はいませんか?
やばいと思うからには、確かに勉強についてヤバい状況なのでしょう。
自分の心は正直です。心の声に耳を傾けてみてください。
おそらくは、あなたはこんな心理状態なのではないでしょうか?
もっとたくさん勉強するはずだったのに…
自分の計画ではもっと模擬試験などで良い点を取れるはずだったのに…
自分が思い描いてきた状態と違うから、だからやばいと思うのです。
予定していた学習計画通りに勉強が進んでいなかったり、予定していた状態と今の状態が違うから、マズイ!と焦ってしまうのです。
受験生が「やばい」と考えて焦ってしまうのは、志望校に合格する為に必要であると自分が考えていた状態とギャップがあるからです。
では、やばいと思うことはいけないことなのでしょうか?
思い描いた通りに勉強がはかどらないと志望校に合格できないのでしょうか?
いいえ、志望校に合格できないなんて、決してそんなことはありません。
何故ならば、やばいと言う気持ち(主観な心情)と、
合格不合格(客観的事実)とは、全くリンクしないのです。関係性がないのですから。
だからハッキリと断言します。
受験生が「ヤバい」と感じて、焦ってしまう状況にあっても心配することはありません。
勉強に焦ることがあっても、本当にマズイ状況にあるわけではないのです。「志望校に合格できない」なんてこともないのです。
でも何故なのでしょうか?続けていきます。
今のままでは入学試験に間に合わないのか?
こんな受験生はいませんか?受験勉強が思い通りにはかどらず、
「このままでは志望校の入学試験に間に合わない…どうしよう…」
でも私に言わせてみれば
「何を言っているんだろう、この人は?」と言うことです。
だって、そもそも、入学試験に間に合う受験生なんていないのです。
受験勉強なんてそう言うもの。
入学試験までに準備が間に合うわけがないのです。
「受験勉強の準備が間に合う」、と言うのは、完全な状態で入学試験に臨めると言うことを指しますが、そもそも準備万端の完全な状態で入学試験を迎えることができる受験生なんていません。
必ず、受験生はみんな「不完全な状態」で入学試験に臨むわけです。
賢い人であればあるほど、この事実を知っています。人間とはそもそも不完全なのです。欠陥だらけの生き物なので完全な状態なんてありえないのです。
そもそも受験勉強は、本番の入学試験までに間に合わない。そう言うものなんだ。
その事実を受け入れてあげてください。
受験勉強は完璧主義者には向いていません。
完璧主義者は「全部」の勉強をやろうとします。
試験でも満点を取ろうとします。
だから細かいところまで、全部勉強を頑張るのです。そして、全てをこなすことができなくて、焦り・自分はできないと思い込み、負の連鎖が始まってしまう。
そもそも、入学試験を万端な状態で迎えることができる人なんていないのです。
だから、
勉強は間に合わない。
入学試験は完全な状態で迎えることはできない。
と言うことを前提として、勉強することが大事です。
自分は不完全な人間だけど、
入学試験は難しくて、ライバルもたくさんいるけど、
焦ってしまって、でも入試当日を迎えることになるけど、
でも、
「どうするか?」と言うことです。
どのように受験に対応すればいいのだろう?
そのように考えることができて、実際に行動することができるか。
ここで合格者と不合格者との間に差ができるのです。
焦っている受験生は君だけか?
まずは冷静に周りを見渡してください。
客観的に他の受験生のことを観察してみてください。
焦っているのはあなただけではありません。
人間、同じ状況に置かれれば、皆、同じ気持ちを抱きます。
落ち着いている(ように見える)人もいるでしょう。
余裕(そうに振舞っている)人もい流でしょう。
でも、安心してください。
ほぼ全ての受験生が、自分の思い描いた計画通りの勉強ができていない状態ですから。頑張って勉強してきた人でも、予定していた点数は取れていないし、予定した偏差値にも達していません。
合格判定だって、良い結果は出ていないはずです。予定していた勉強のノルマも達成できていないことでしょう。
皆、不安を抱えているのです。焦っているのです。
結果も出ていないし、勉強もはかどっていません。
それでも、確実に合格する人と、確実に不合格になる人に分かれてしまいます。何故でしょう?
受験生が焦るとどうなるのか?
受験生が勉強がうまくいかずに焦ってしまうと、パニックに陥ります。
基礎的な勉強が出来ていないのに、「新しいこと」に手を出します。新しいことでも意味はあることはあるのですが、大抵の受験生は、
「難しい勉強」を始めます。なんとかしようと考えて、難問の「応用問題」を解き始めまたりするのです。
焦っている状況で難しいことを始めても、勉強したことは頭に入りません。
難しい勉強をすると、ストレスを感じますし、頭も体も疲れます。それに入学試験の配点との関係でも、難問が出題される確率は低いし、得点効率だってよくないのです。
焦った時にどんな行動をするのか?と言う点でも、受験生には差がつきます。合格する人と不合格になる人に差がつくのです。
焦りを利用する姑息なライバル受験生も
焦りを感じると、人間なにをするのか解りません。
受験ライバルを蹴落とそうとして、画策する人も出てきます。
ライバルを焦らそうとして、わざと焦りそうな情報を流したり。嘘の情報を流したり。
余裕をかます人もそうです。余裕なふりをして周りの受験生たちをオロオロさせようとする人だっているのですから。
志望校に合格する人の共通点は?
「確実に志望校に合格する人」の共通点は、こんな感じです。
- 無理をしすぎない
- 自分の限界を知っている
- 必要なことだけ勉強する
- 素直。人の話をよく聞く
- 悩みすぎない
どうでしょう?当てはまる事項はありますか?
さておき、ここからは、いよいよライバルに差をつける、たった7つの方法をお話しします。
ライバル受験生に差をつけるたった7つの方法
①足りないを知る→自分の能力を正確に把握すること
自分の学力、能力には限界があることを知りましょう。
いえいえ、何もあなたが「頭が悪い」と言うことを自覚しなさい、と言っているのではありません。
人間には誰しもが、限界があるのです。出来ることと、出来ないことを確実に把握することが大事なのです。
自分の能力・学力を正確に把握した上で、志望校に合格するために必要となることに絞って、集中的に勉強することが重要なポイント。
常に、今やっていることは意味があることなのか?
自分に問いかけながら勉強することです。学習の方向性も絶えず確認して修正することです。
合格するために必要なことだけをすること。必要なことだけをするには、
「合格者の真似をすること」
合格者、成功者を徹底的に真似ることです。自分の考えを反映させてはいけません。良く見かける不合格になる受験生はこんなタイプです。それは、
合格者の話を聞いた後に「なるほど!」と思ったとしても、合格者が教えてくれた勉強方法に、自分なりにアレンジをする人。合格者の言った通りに真似をしない人は、確実に不合格になります。
成功者とは、過去の合格者のことです。実際に合格した人の話はよ〜く聞くことです。自分の思い込みを捨てて、素直に真似してみること重要なのです。
徹底的に合格者の真似をすることが大事なのです。
「敵を知ること」も重要です。
敵とは、志望校のことを指します。志望校のあらゆる情報は熟知するのです。受験情報、入学試験の出題傾向なども含めてです。志望校の情報収集は怠らないでください。
志望校から学校情報を取り寄せることは基本中の基本です。もっとも必要となることと言えます。
\無料!/
②受験生全体を見渡すこと
常に周りの受験生のことを見渡してください。
他の受験生の様子を観察して、他の受験生の心境を想像してみることです。余裕がありそうな人、落ち着いているように見える人に限って、心のうちはワサワサしています。
逆に言うと、焦っているあなたのことを、周りの受験生は、「こいつ、余裕があるな」なんて思っていたりします。
焦ってしまって、不安に思ってしまって、単に表情がこわばったりしているだけなのですが。逆に余裕があるように見られることが多いのです。
気をつけてほしいことは、模試の点数の結果などを他の受験生と比較しないことです。点数を比較することに意味はありません。
そもそも、模試で点数が良くても、本番の試験で良い点数が取れるわけがないのです。本番の試験で良い点数を取るための勉強に徹している人は、模試の点数が悪いことが多いのですから。
模試で良い点数を取るために勉強している人と比較することはナンセンスです。
③自分は焦っていると思い込む。
これは私が編み出したテクニックなのですが、焦っている自分に向かって、わざと「俺って焦っている」と話しかけてみることです。
焦っている時に、
「大丈夫大丈夫」
「自分はできる」
「自分は落ち着いている」
と自分に言い聞かせる人がいますが、私に言わせてみれば、これって逆効果です。逆に焦ってしまうし、不安が増長したりします。
「自分はやばい」
「受験勉強が追いついていない」
「自分は焦っている」
と言うことを敢えて認めて、自分に語りかけて見てはどうでしょうか?
実際の状態を肯定してあげることで、かえってリラックスできたりもします。それに、現在の自分の状態を認めることで、
「いやいや、でもまだまだ自分は出来るんだ」
「合格するために必要なことだけしよう」
という気持ちが芽生えたりするものです。なんとかしてやるぜ精神が生まれてくるのです。
④学習範囲を絞ってコツコツと繰り返すこと。
受験当日まで時間がありません。
入学試験までの勉強量が限られています。たくさんのことを勉強して見ても、頭に残ることはありません。
だから、必要なことだけを勉強することに意識を向けましょう。
少し話が脱線しますが、真田幸村って知っていますか?
豊臣方の武将だったのですが、大坂夏の陣において、劣勢の中、徳川家康の本陣に攻め入ったのです。戦術に長けた武将でして徳川家康もあわや討ち取られるところでした。
真田幸村は、徳川家康に勝つことだけに拘りました。勝つために必要な戦術をとったことで有名です。「真田丸の築城」や「徳川家康の本陣への突撃」などなど。
- 敵を知って
- 敵に勝つために必要なことだけをする
勝つためにはこの視点が重要です。
志望校の情報を正確に把握して、合格者の真似をしながら、必要となる学習を絞り込むことです。
学習範囲にしかり、勉強する教材しかりです。
合格に必要となる方法を確定できたら、あとはコツコツと繰り返すだけです。難しいことは必要ありません。ただただ繰り返すのです。
難しいことでも7回〜10回も繰り返せば、自然と頭の中に知識や学力が定着していきます。繰り返すことコツコツと勉強することさえ徹底すれば、人間の能力は無限に開花していくものです。
例えば、1回目読んだ時には難しく感じた教材や、1回目は何を言っているのかよく理解できない動画授業があったとしても、何回も同じことを繰り返すのです。
多くの場合、4回目ぐらいから、教材や動画の内容が理解できるようになっていきます。
コツコツと勉強することで、理解と知識の定着が確実になるのです。
⑤しっかりと寝る。
知っている人は知っていると思いますが、人間は寝ている間にも勉強しています。
眠っている間に、その日に勉強した内容が頭に定着するのです。人間の能力はすごいですね。
徹夜勉強なんてしてはいけません。せっかくの睡眠学習の機会が奪われてしまうのですから。
しっかり眠って、学習範囲を絞って勉強すること。
健康的な生活は、頭が良くなる最大の秘訣と言えるでしょう。
⑥受験情報を正確に把握する。
先ほども言いましたが、繰り返します。
志望校の情報収集は、ほ〜んとに大事ですから。
志望校からは必ず資料を取り寄せておきましょう。学校が提供してくれる情報には、合格に役立つ情報が満載なのです!
\無料!/
⑦寝て歩いて呼吸する。
受験生は運動不足になりがちです。運動不足になると、夜に熟睡できなかったりします。
適度な運動をして、頭も体も適度に疲れた状態であることは、しっかりと睡眠を取るためにも重要なことです。
それに、無心で歩いていると、受験勉強について良いアイデアが湧いてくるものなのです。ボ〜ッとリラックスして歩くことで、気分転換にもなるし、ひらめきが生まれるのですから。
忙しい受験生生活の中でも、必ず歩く機会を設ける様にしてください。
受験に成功して確実に合格する「たった7つ」の秘訣を
以上、受験に成功して確実に合格する「たった7つ」の秘訣をお話ししました。
何気なことばかりです。
なんだよ、それだけかよ!と思った人がいるかもしれませんが、こんな何気ないことが合格するためには必要なことなのです。
志望校に合格するために、と〜っても必要で大事なことですから。
ぜひ心に留めておくと良いと思いますよ!
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。