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鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程とは？
鹿児島大学の教育学部学校/教育教員養成課程は、初等/中等教育の実践力、専門教科の力量、学校生活の諸問題に対応できる教育専門家を育成します。
鹿児島大学教育学部は主に、理系・文系・芸術系・教育学領域・心理学領域に分かれています。教員と生徒が大変距離が近く、学部や課が異なってもゼミはオープンに開けていて、指導教授は相談にのってくれます。
ちなみに、私は幼稚園から高校の地理歴史、中学校の美術免許まで取得しました。幅広い教員免許状も取得することができることも、鹿児島大学教育学部の魅力です。
社会科には「歴史、地理、法律、経済、社会認識教育学」の学問系列があります。私は教育現場の教授法を直接研究できる「社会認識教育学」を専修しました。社会科の学生はその後も修士課程に進み、学びを深める人も多いです。私と同学年、同学部だった友人二人は、現在、国立大学で教鞭をとっています。
私の同級生（30人ほど）から、2人の大学教授が誕生というのは、他の国立大学でもなかなか考えられないことと思います。
あまり有名ではありませんが、鹿児島大学の教授の熱心な指導のおかげだと考えています。
同級生の7割は鹿児島をはじめとした教員採用試験を突破し、小学校、中学校、高校、養護学校などの教員として活躍しています。
鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程の偏差値・難易度・競争率・合格最低点は？
| 偏差値 | 駿台予備校⇒合格目標ライン『49』 | |
| 河合塾⇒ボーダーランク『50』 | ||
| 難易度 | | |
| 競争率 | 2017⇒2.4倍 | |
| 合格最低点 | ‐ | |
鹿児島大学教育学部学校/教育教員養成課程の受験難易度は「3/5点」です。共通テスト（センター試験）5科目でまんべんなく7割とることができたら合格できます。私は予備校には通っていなかったのですが、鹿児島大学へ入学する学生たちは、やはり予備校や塾に通うことなく独学で学んで入学する生徒がほとんどです。
入学試験では私立大学のような難しい問題は出題されません。教科書の内容をどの教科も確実に理解していることが合格の鍵となります。
鹿児島大学は国立大学の中では難関ではありません。熊本大学や九州大学には入学できないけれど、国立大学へ入学したい学生たちがすべりどめで受けることが多いようです。
鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程の学費・授業料・奨学金
| 入学金 | 282,000円 |
| 年間授業料 | 535,800円 |
| その他費用 | ‐ |
| 入学手続時・必要納入金額 | 549,900円 |
| 奨学金 | 鹿児島大学では「鹿児島大学学業成績優秀学生奨学金」という奨学金制度のほか、多くの奨学金が用意されています。 |
鹿児島大学教育学部学校/教育教員養成課程の学費はぜったい的に安いです。特に将来、教員を目指している方だったら確実におすすめする学部です。先生や先輩がとことん議論や研究につきあってくれますし、付属小・中学校との連携も密で、実践に近い学びができます。
幅広く教員免許状を取得しようと思ったら「理学部よりも教育学部」、「人文学部よりも教育学部」です。簡単に単位が取得できて、やる気がある仲間とともに教員を目指すこともできます。
鹿児島県内の教員は鹿児島大学卒が多く、いい意味でコネクションもあります。ちなみに私は大学3年生の12月から教員採用試験の勉強をし、神奈川県と鹿児島県の2つの県の教員採用試験に合格しました。
鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程の入試科目・選考方法
前期試験
［共通テスト（センター試験）］
- 国語（200）
- 英・独・仏・中・韓から1つ（200）
- 地歴・公民（200）
- 数・理（300）
［個別学力検査］
- 国・外・数（150×2）
後期試験
［共通テスト（センター試験）］
前期と同じです。
［個別学力検査］
- 小論文（400）
※詳細は鹿児島大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程の就職先は？
鹿児島大学教育学部学校/教育教員養成課程の卒業生は「教員」になることが多いです。
鹿児島大学の卒業生は常に後輩たちと連絡をとり、実習前にも世話してくれています。学生時代から予備校や塾で講師のアルバイトをしたり、子供たちの補修授業をサポートする学生も多いです。教員になる前に実際、生徒たちと触れ合って自分が教員に向いているかどうかも確認しているのです。
鹿児島大学にはゼミや大学図書館の教員になるための本も大変充実していることから、就職に関する情報がすぐに手に入ります。
ちなみに、私の仲が良かった友人は、九州各県効率学校教員、私立学校教員、東京海上日動火災保険、日本旅行に就職しています。
鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程を徹底評価！
学べることは？
鹿児島大学教育学部学校/教育教員養成課程では、教員になるための精神を育成します。同時に知識・理解力も深められます。
ゼミだけでなく、生徒とかかわる数多くの取り組みが行われており、学校での経験は教員になるかどうかを自分で判断する材料となると思います。
取得できる関連資格
- 教職（地歴・公・社・小一種・幼一種・特別支援）
私は社会科に入学後、幼稚園免許、小学校免許、中学校美術2種免許、中学校社会科1種、高校地理歴史の５つを取得しました。そのほかにも学芸員の免許も取得できます。
鹿児島大学に入学後の生活は？
鹿児島大学教育学部学校/教育教員養成課程に入学したら、大学1年生の半年間は、工学部、農学部、水産学部などの教育学部以外の友人たちと輪を広げることをお勧めします。
教育学部で教員になる勉強をする学部生になれば、教育学部の友人はたくさんできますが、他学部との密な交流は一年生だけです。
「宇宙」や「水産」など、教育とはまったく関係のない専門的な学びが、自分の専門へ生きることもたくさんあります。
また、部活やバイトで経験の幅路広げるのもおすすめです。私は「歯科助手」という珍しいバイトを3年間しました。バイト経験は今でも役立っています。
併願先の大学・学部は？
私は「福岡大学の英語科」を受験し、不合格でした。福岡大学は九州の中ではランキングの中盤に位置付けられる大学です。国立大学でいう鹿児島大学くらいです。
私の得意科目は「理科と英語」、苦手科目は「国語」でした。英語と国語だけで勝負する私立大学の文系科目の試験は不利でした。
私の友人んいは、福岡大学は合格し、鹿児島大学は不合格だった方もいます。得意科目によって、合否が分かれてしまいます。自分の得意科目にあわせて、受験するのがよいですね。
鹿児島大学教育学部/学校教育教員養成課程の評判・口コミは？
入学金を先に収めたうえ、合格を辞退という事態もあり得ます。事前に大学のことをよ〜く研究しておくことをオススメします。
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納得のいく進路選択をするためにも「自分は何のためにその大学に行くのか？」しっかり考える必要があります。
まず必要となるのは「大学の情報」です。
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