私は2017年に、金沢大学/医薬保健学域・医学類(医学部医学科)に合格しました。私はこちらの大学を3度受験しているため、一般の受験生よりもはるかに知識は豊富であると思います。
合格した年には、市販の参考書・問題集しか使っておりませんでしたので、私の勉強法・勉強内容は誰にでも真似できるものであると思います。
金沢大学「医薬保健学域」医学類・入試合格への心構え
金沢大学医学類の入試問題は、全学部共通の問題ですので、他の大学の医学部医学科に比べて、難易度の高い問題の演習が少なくて済みます。
そのため、「標準的な問題を確実に解く」という意識で、普段の問題演習をこなすと良いと思います。
しかしながら、受験層はある程度高い集団が受験しますので、常にトップ層を目指して日々の勉強することと、勉強のモチベーションを保つと良いと思います。
自分が医師になることを常にイメージしながら、ひとつひとつの科目で学力向上を目指していってください。
金沢大学「医薬保健学域」医学類・入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
金沢大学/医薬保健学域・医学類に合格するために、数学の勉強方法をご紹介致します。
金沢大学の数学は、B難度からC難度の問題が中心的に出題されます。
B難度は標準的なレベル、C難度はやや難しいレベルの問題です。
金沢大学/医薬保健学域・医学類に合格するには、B難度の問題を確実に解き、そしてC難度の問題で7割~8割の得点をとる必要があります。
ですので勉強の方法としては、B難度の問題が中心となります。
おすすめの問題集としては、基礎問題精講を挙げておきます。
金沢大学は数Ⅲの問題が出題される頻度が高く、行列が試験範囲だった旧課程の頃は必ず行列の問題が出題されていました。
新課程になってからは複素数平面に取って代わったため、毎年のように複素数平面が出題されています。
そのため、複素数平面を重点的に勉強しておくことが、合格への近道と言えるでしょう。
私が基礎問題精講をすすめる理由としては、基礎問題精講の数学Ⅲだけ問題のレベルが若干高めに設定されていることです。
数学Ⅲが中心的に出題されますので、数学Ⅲの学力が高い受験生が必然的に合格します。
金沢大学「医薬保健学域」医学類・入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
金沢大学/医薬保健学域・医学類に合格するために、英語の勉強法をご紹介致します。
英語の問題は大問3題で構成され、長文2題と英作文1題です。
長文はいずれも共通テスト(センター試験)レベルで、読めないことはまずありませんが、分量の割に試験時間が短いため、素早く読む力が必要です。
勉強の際には、速読を意識してください。
また、金沢大学の英語は数年前から「英答形式」となりましたが、日本語訳せずに解答に書くだけなので、むしろ難易度は下がりました。
しっかりと解答箇所を見つけることさえ出来れば、確実に得点出来るでしょう。
英作文は採点が辛めである可能性があります。簡単な文法と薄い内容では得点が見込めない可能性がありますので、ある程度の文法的知識と創作力が必要です。
金沢大学/医薬保健学域・医学類に合格するには150点あれば十分ですので、長文を確実に、英作文で半分くらいの得点が出来れば合格点に達すると思われます。
ですので受験勉強は長文読解を中心に行い、英作力の向上を目指していけばよいでしょう。
河合塾のやっておきたいシリーズから同じ内容が出題されています。目を通しておくと良いと思います。
金沢大学「医薬保健学域」医学類・合格体験記⇒合格できた理由
私が金沢大学医学類に合格出来た理由は、とにかく諦めなかったことです。
2回の受験に失敗した後、流石に気分が落ち込みました。
しかし、自分が医師になりたいという気持ちはなくならず、そして今まで勉強についやしてきた努力を信じ、もう一度受ければ受かると確信できたため3度目の挑戦をしました。
そして手に入れた合格です。
私は勉強が出来るわけでもなく、なにか秀でた科目があったわけでもありません。おそらく才能は微塵もないのだと思います。
それでも全ての科目で努力を積み重ね、必要な勉強をこなした結果合格出来ました。
強い意志と、諦めない気持ちで受験を乗り切り、そして今は自分のなりたいものになれるという喜びでいっぱいの中、日々の勉強に励んでおります。
合格したあとの自分の姿を思い描きながら、一生懸命ひたむきに勉強すれば、きっと努力は報われるはずです。
医師になりたいという思いを忘れずに、挑戦し続けたことが私の合格できた理由です。
金沢大学「医薬保健学域」医学類・入試に合格する為の勉強時間
金沢大学/医薬保健学域・医学類に合格するために必要な勉強時間は、1日5時間程度を集中して行うことです。
私は3時間ほどしか集中が続かなかったため、残りの時間は暗記を中心に勉強していましたが、数学が重要な科目となってくるため、5時間は必要だと思います。
普段の生活習慣で気をつけることは、あまり夜更かしをしないことです。寝不足は思考力の低下を招きますので、二次試験対策には悪影響を及ぼします。しっかりと睡眠を取りましょう。
伝統があり、多くの有名な医師が先輩方にいますし、日本中、世界中で活躍しています。絶対に諦めずに、ここに入学してきてください。皆さんのご入学を心よりお待ちしております。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。