関西大学/文学部の偏差値について語らせていただきます。
関西大学/文学部の偏差値
文学部の偏差値は、関西大学の他学部の中でも中ぐらいだと思います。「関関同立」の中では関西大学は合格しやすいと思います。
文学部の偏差値は55ぐらいで、一年間勉強を真面目にすれば受かるレベルです。周りの友達も関西大学を目指していました。高校2年生の段階では偏差値「43」とかでしたが一年間頑張って勉強を続けた結果、見事に合格しています。
文学部の試験難易度は、試験科目全体をみると、文系三科目の問題は共通テスト(センター試験)よりは若干レベルが高いというイメージです。
ただ、関西大学の入試方式は、他大学の入試方式とは違って二つあります。一つが「200(英語)200(国語)100(社会)」なのですが、もう一つが「同一配点方式」という、全ての科目が150点満点になる方式です。
同一配点方式を使えば、社会科目は得意だけど、英語・国語科目が苦手の受験生が合格しやすくなります。私自身も「同一配点方式」を利用しました。
本番の入学試験で英語と国語の点数は良い点数ではなかったのですが、「同一配点方式」を選択したおかげで、たまたま満点をとった「日本史」のおかげで合格できました。
関西大学/文学部の入試問題は、他大学の入試問題とは違って独特なスタイルなので、かなりの受験対策が求められます。しかし、入試対策をすれば、合格はできると思います。
関西大学/文学部→入試教科別の出題傾向と偏差値をあげるポイント
関西大学/文学部の入試教科について、科目別に出題傾向と偏差値についてみていきます。
英語
まず、英語について話します。関西大学の英語はかなり特殊です。試験に文法問題がないのです。しかし、だからと言って英文法の試験対策をやらなくていいことではありません。
なぜなら、長文英語の選択問題として、英文法が絡んでくるのです。関西大学/文学部の入試問題は、長文二題と会話問題が一つといった構成です。試験時間は90分であり、制限時間内に解ける問題レベルなので焦る必要はないと思います。
国語
次に、国語ですが、かなり試験時間の制限が厳しいです。制限時間内に解こうと思ったら過去問をひたすら解いて対策しなければいけません。
なぜなら試験問題に、傍線部が引かれていないのです。なので、問題を解くときに自分で傍線部を探す必要があります。
古典問題の内容も難しく、試験問題を順番に解いていったら、間違えなく制限時間が足りなくなります。先に問題の設問を読んでから、問題を解いていく解答スタイルをお勧めします。
社会・日本史
最後に社会ですが、私自身は選択科目が日本史だったので日本史についてお答えします。
関西大学の日本史は他の関関同立に比べては問題が易しいです。基本的には高校の「日本史」教科書を読み込むことです。一問一答形式の問題集一冊を解けば十分だと思います。
ただ、社会の問題では、一題は必ず「地形図形式」の問題が出題されるので、旧国名も覚えておいてくだい。
日本史は全体的に見ると問題は易しいです。基本問題が多いのですが、たまに難問もあるので注意してお来ましょう。
関西大学/文学部→偏差値UPの合格勉強法
英語
まず、英語についてです。関西大学の英語の入試問題は長文問題で構成されているので、長文問題対策をしっかり勉強しておくべきだと思います。
文学部の試験で要求される英単語の難易度レベルは、システム英単語の第3章までで十分です。会話文・長文の並替問題は、殆どの受験生が満点を取ります。点数を落とさないように関西大学/文学部の過去問で徹底的に問題を解いてください。
国語
次に国語です。まず現代文は長文問題の文量が多く、読解に相当時間がかかります。試験問題には傍線部が引かれていないので制限時間内に解くことが厳しいです。
問題内容も段落ごとの要約が多いのです。日頃から要約型の問題に取り組むことをお勧めします。参考書としては、現代文と格闘する、がお勧めです。
古典の場合は、要求される単語レベルが易しいので重点的に単語を覚える必要はなさそうです。ただ古典の長文問題の量が多いので過去問を解いて時間配分を把握した方がいいと思います。
出題される長文問題の内容としては、有名な作品から出されることが多いので、源氏物語は空いている時間に読むことをお勧めします。
日本史
続いては日本史です。日本史が関西大学/文学部の入試問題においては「得点源」とすることができます。日本史が合否を決めると言っていいでしょう。
受験生の多くが、だいたい7〜8割の点数を取ってきます。頑張れば9割以上、運が良ければ満点を獲得できるので教科書を読み込むことをオススメします。
同志社大学・立命館大学・関西学院大学との比較
やはり他の関関同立の入試問題と比べて、関西大学の入試問題は簡単なので基本事項を重点的に勉強してください。
関西大学と同志社大学の古文の出題傾向は似ているとされているので、演習として同志社大学の古文の過去問を解くのもありだと思います。受験勉強法としては、やはり基本問題を大切に覚えることが良いと思います。
同志社、立命館、関西学院大学を目指す受験生も関西大学も受ける方が多いのですが、過去問を徹底的に解いておくことで、アドバンデージをつけることができます。
関西大学の問題は独特なので過去問対策を徹底的にやっておかなければ、点を取ることが難しいことがあります。
関西大学/文学部の共通テスト(センター試験)対策
私自身は、国公立大学志望ではありませんでした。センター対策をしていた訳ではないですが、少しお話ししようと思います。
英語
まず、共通テスト(センター試験)の英語試験は、関西大学の英語試験の制限時間と違って、厳しい時間設定です。一題目の発音、アクセント部分を受験対策すれば、満点を取れると思います。受験対策しておくのがベストです。
英文法も満点を狙えます。共通テスト(センター試験)で8割を取れれば、十分に関西大学/文学部の合格圏内だといえます。後は、新しい形式の問題が出題されたとしても、焦らずに、冷静に解く気持ちが大事です。
国語
次に国語ですが、センター現代文は非常に根拠がしっかりしていて、過去問で対策することが一番です。
小説問題は解答が難しいと思いますが、小説の語句問題集があるので、語句知識では満点を狙えます。
古文は文学史が出る場合があるので基本的な文学史はやっておくべきです。日本史の場合はセンター過去問をひたすら解くというのがお勧めです。共通テスト(センター試験)の過去問で分からなかった時代について、教科書で復習するのがベストです。
関西大学/文学部の受験生へ!
関西大学はキャンパスがとても広く、1日では周りきれないほどの広さです。キャンパスライフはかなり楽しいです。
学食もかなり安いので食には困りません。関西大学の合格通知を手にする為には徹底的な過去問演習が必要です。合格通知を手にするまでひたすらに勉強し続けてください。貴方の合格通知が届くまで心から応援しています。