わたしは「私立東海高校」出身です。なんとか慶應義塾大学文学部人文社会学科と早稲田大学社会学部に合格しました。
合格に至るわたしの勉強のお話を読んでください。
苦手・弱点だった科目は「国語」
わたしはの苦手科目は国語でした。苦手の理由は次の2点です。
- 第一志望である慶應義塾大学の受験科目にないため
- 勉強しなくても平均点は取れるので対策を怠ったため
他の受験科目の「英語・世界史・小論文」と比較しても、参考書や過去問を解く量や、勉強にかける時間が半分以下でした。そのため実力も、勉強量に比例して、結果として弱点科目になったのかなと思います。
8月の国語偏差値「56」で「D判定」
受験年の8月には、偏差値が全体で61(英語:66、世界史:65、国語:56)で、慶應義塾の合否判定はDでした。
でも、過去問を20年近く解く中で、志望校である慶應の出題傾向と対策が把握できていたし、英語と世界史の成績が安定していたので、合格D判定は気にせずにいました。
小論文は模試で全国11位になったことも合格判定Dを気にせずにいられた根拠でした。
わたしは慶應義塾大学に入学して①モテたい、②一人暮らしをしたいという目標があったので、受験勉強を継続して頑張っていました。
偏差値をあげた合格勉強方法⇒ドラゴン桜
わたしが勉強して偏差値UPを図るにあたり意識していたことがあります。
- 「勉強法を勉強したこと」
- 「勉強時間を記録をして振り返りをすること」
この2つがわたしを受験合格へ導いた勉強法です。
「勉強法」については、効率の良い勉強法と効率の悪い勉強法があります。言い換えると、受かりやすい勉強法と受かりにくい勉強法です。
受かりやすい勉強法をインプットするために、合格体験記は書籍・ネットの記事・知り合いの先輩まで幅広く情報収集しました。
合格者の話を集めていくと共通点が見えてきます。
- 受かる人はたくさん勉強している(おおよそ10時間以上)
- 受かる人は音読している(英語に限らず色んな科目で)
- 受かる人はスキマ時間をムダにしない(風呂やトイレでも単語学習をする)
合格者の傾向がみえてきたら、鵜呑みにせず、自分にとって必要と思えるものを抽出して実践しました。
実践する中で大切なのが振り返りをすること。ドラゴン桜でも紹介の手法ですが、「勉強した時間と内容を記録する」というのは、強烈な効果があります。
自分の勉強量を可視化できるため、量をこなせば安心でき、こなしていなければ健全に焦ることができます。
勉強内容の集中度やスキマ時間の使い方の改善ができないか?と考えると受験勉強が効率化され、合格へと近づき、勉強が楽しくなります。
大学合格へ向けて好循環を生み、志望校への切符が手に入りやすくなります。
偏差値を上げる学習方法の注意点
受験勉強に際して注意することは「完璧主義にならないこと」です。例えば、1日10時間勉強すると決めたとしても、どうしても目標時間を下回る日が出て来るでしょう。いちいち落ち込むと時間のムダで、不合格に近づきます。
完璧主義を手放して「一週間・一ヶ月の範囲で挽回すればいい」と気楽に構えることで、安定的に勉強を積み上げていくことができます。
偏差値と模試判定が上がった!
わたしの成績は、最終的には、偏差値が全体で63(英語:69、世界史:65、国語:58)で判定はDでした。予備校の模試結果は気にしておらず、英語と世界史の復習に注力しました。
英語は、速読英単語必修編と速読英単語上級編を毎日欠かさず音読を行い、並行して志望大学と併願校の過去問を解きました。処理スピードと読解力の正確さが身につき、成績向上につながったのだと思います。
世界史は、実況中継のCD講義をヒマさえあれば聞いていたため、基本問題を落とすことなく得点できました。世界史も英語と同様に過去問を大量に解いたこともプラスだったと思います。
国語は最後まであまり伸びず、特に古文・漢文がボロボロでした。国語は復習もあまりせず、最後まで実力がついたとは言えないレベルで受験生活が終わりました。
オススメの教材や参考書
わたしがオススメするのは、「ドラゴン桜」「速読英単語」「世界史実況中継」の3つがオススメです。
ドラゴン桜は、勉強法に関する書籍10冊分くらいの質の高い情報量が網羅されており、得られる情報の費用対効果が抜群に高いです。
速読英単語は、CDと共に活用するのがオススメです。CD音声のスピードに乗って音読を行うシャドーイングをすると、英語を英語で理解する素地ができ、読解スピードが飛躍的に伸びます。英単語のパートは読まず、長文パートのみひたすら音読する活用をしました。
世界史実況中継のCD講義講義は、やる気がでないときや寝る前に聞いて、朝に内容を思い出すという使い方をしていました。記憶は思い出す時に定着するので実践したのですが、やってよかったなと思います。
わたしは、予備校には行きませんでした。マイペースで学習したかったので通信講座と、通信動画教材で勉強することにしていたのです。もっとも夏期講習だけは予備校に通っていたのですけど。
通信講座と夏期講習に通っていた理由は、情報収集をするほか、解答を先生に添削してもらうためです。授業をダラダラと聞いて勉強したつもりになるよりは、具体的に何処がいけないのか?ということを客観的に把握したかったのです。
特に通信講座のZ会は、添削内容がよくて、添削指導から学んだことが多かったです。Z会の添削のおかげでだいぶ合格に近づいた気がします。
慶應義塾大学/文学部人文社会学科を選んだ理由
慶應大学に通っている先輩がカッコよかったことと、先輩の友人もカッコよかったので、自分も仲間に入りたいと思ったことがきっかけで、慶應義塾大学を目指しました。
慶應であれば学部に対するこだわりはなかったですが、比較的関心の高い学問を扱っている法学部と文学部を併願受験しました。
慶應義塾大学の魅力は、学生は要領の良いスマートな人が多く、接していて勉強でも刺激になり、一緒にいると面白く楽しいです。慶應大学の在学期間にとどまらず、全国各地に存在する三田会ネットワークを通じて、卒業後も様々な立場や年代の慶應生と交流を深めることができるのは、他大学にはない慶應ならでは魅力だったのです。