受験生の皆さん、大学のキャンパス情報が解ると、受験勉強にも身が入ります。オープンキャンパスに参加したり、京都大学から資料請求もしてみましょう。
皆様のご参考になりますように。
京都大学/吉田キャンパスの校舎情報/アクセス
京都大学/吉田キャンパスには、クスノキと時計台で有名な本部構内、そして北部構内などの複数の構内に分かれています。
京都大学/吉田キャンパスの学部、研究所、大学院
京都大学/吉田キャンパスの「特徴」をご案内
京都大学/吉田キャンパスの中で北部構内は、「理学部」と「農学部」があるキャンパスです。
「理系の学生」は、文系の学生より、実験や実習で大学での滞在時間が長いため、北部キャンパスには常に理系の学生がいる状態です。実験の合間に白衣のまま生協の食堂に行く学生がいる為か、食堂内には「白衣でのご来店禁止」と貼り紙があります。
吉田キャンパス北部構内近くの喫茶店では、モーニングが午後3時まで提供されていました。おそらく、夜型の京都大生にとって、起きてすぐの食事は(例えランチでも遅いとしても)「モーニング」ということなのでしょう。
吉田キャンパス北部構内周辺には、夜中の11~12時まで営業している食堂や、朝まで営業している中華料理店などが周囲にあり、学生でにぎわっています。
北部構内には強豪のアメフト部の練習場があり、アメフト部員が良く行く店には「食後のカレーライス○○円でサービス」と店内に貼り紙がしてありました。アメフト部員にとっては「カレーは飲み物」ならぬ、デザートなのかもしれません。
京都大学/吉田キャンパスの「雰囲気」をご案内
吉田キャパスの北部構内の校舎には、古い建物が多いです。100年以上の歴史を感じる建物です。秋にはイチョウ並木が色づき、良い雰囲気になります。
北部構内の裏門に抜ける道では、ときおり馬術部の学生が馬に乗って歩いている姿に出喰わすことでしょう。何ともいえぬ不思議な空間なのです。
吉田キャンパス北部構内で過ごした学部時代の話です。専門科目のガイダンスでは、熱帯の生態を研究している先生が、「うちの研究室では、たくましい学生を募集しています。馬鹿でもいい、逞しければ」と説明して、笑いを誘っていました。
その後、取ってつけたように、「いや、うちの学生が馬鹿だと言っているのではないですよ」とフォローしていました。しかし、実際問題、熱帯林や高地、極地での調査となると、その過酷な環境で動けることが第一条件になります。
高温多湿や極寒、高地での低酸素、現地の風土病やカ、ダニ、ヒルなど、様々な悪条件にも負けることなく、確実に研究目的を果たすことが出来る気力と体力が必要になります。
調査以外の通常の実験であっても、物理的に長時間拘束されるので、気力と体力が必要になります。実験の合間の待ち時間に、議論や雑談にふけったり、実験室に泊まり込んだりすることは、学生時代の楽しい思い出になります。
予想外のことも起こりますが、気の合う級友と一緒なら、苦にならないはずです。
京都大学/吉田キャンパスのオススメ、口コミ情報
京都大学吉田キャンパスでは生協の食堂は、各構内にあります。本部構内の中央食堂は、朝から晩まで連続で営業しているため、三食まかなうことができます。西部食堂は、一番夜遅くまで営業していました。北部構内の食堂は、営業時間はそれほど長くありませんが、独自のサービスがありました。
北部構内の食堂では、朝食のご飯がセルフサービスで盛り放題なのです。
通常は、小ライスには何グラムで値段は幾らと決まっていますが、例えば小ライスの器に大ライスぐらい盛っても、小ライスの値段なのです。金欠だったりご飯好きの学生は、しゃもじを水で濡らして、盛ったごはんの側面を押し固めながら、そびえ立つような大盛りご飯を作っています。
夜の営業時間のおかずコーナーでは、注文を聞いてから作ってくれる料理が人気です。目の前で、肉や野菜を炒めて作りたてのご飯を作ってくれます。
生協の店舗や食堂には、「らいふすてーじ」というフリーペーパー雑誌が置いてあります。京大の研究室や先生、近所の史跡などの情報記事を掲載しています。雑誌には、京都大学キャンパス内の野良猫の調査など、面白い企画があるので、毎月楽しみとする学生が多いです。
各ページに「はみだしすてーじ」という1~2行のコラム記事があります。読者が投稿した面白いネタが載っていたり、クロスワードパズルに当選したらプレゼントもあります。
京都大学/吉田キャンパスの耳寄り、口コミ情報
吉田キャンパス北部構内の近くには、全国的に有名な「餃子の王将」や「天下一品」のお店があり、夜遅くでも中華料理が味わえます。天下一品は「こってり」スープが有名ですが、「あっさり」スープも選べ、こちらも人気があります。
天下一品の「こってり」スープも、豚の脂でこってりのように見えるかもしれませんが、実際は、鳥ガラと野菜のポタージュのような味わいになっているので、思ったほどしつこくありません。「あっさり」スープも、しっかりダシをとった作りこんだ味でした。麺の茹で方やトッピングも注文できるため、
「スープこってり、麺柔らか目、ねぎ大盛り、ニンニクつき」と呪文のような注文をする学生もいます。天下一品はラーメンが有名ですが、チャーハンや餃子、から揚げなども人気があります。それらのセットメニューも、お得な値段で食べられます。
天下一品のマニアは、各店舗(北部構内の近くには、北白川店と一乗寺店があります)の味の違いにもコダワリがあります。北部構内からは、北白川店が近いのですが「総本店の一乗寺店でないと」という人もいます。一乗寺店は店が広く、席も多く、オリジナルメニューも充実しています。
京都大学/吉田キャンパス→学生の一人暮らしと、周辺の宿泊施設
京都大学吉田キャンパスの北部構内に通う為に、一人暮らしをするなら、百万遍(東大路と白川通りの交差点)から東西南北2キロぐらいの範囲がおすすめです。
吉田キャンパスから遠ければ遠いほど、家賃は安くなるのですが、極端に生活が不便になります。坂が多くて実際の距離以上に通学が大変となるデメリットもあります。
京都市は山に囲まれた盆地にあるため、北や東に行き過ぎると、山の麓という感じで坂が多くなったり、気温が低くなったりするのです。
岩倉に住んでいた同級生が、岩倉では雪が積もっていたのに、百万遍では全く雪が降っていなかったと言っていました。
加えて、理系の学生は実験や実習で夜遅くなることが多いので、なるべく吉田キャンパスに近いほうが便利です。
その上で、自炊にこだわる人はスーパーの近くとか、ユニットバスは譲れないとか、各自のライフスタイルに合った物件を選ぶのがおすすめです。
京都大学に資料請求を!オープンキャンパスにも参加を!
気になる大学があれば出かけてみるべきです。
大学の雰囲気や学生の様子がわかります。何よりモチベーションが上がるのです。
でも、すべてのキャンパスに出向くことは出来ません。
だから、詳細情報が掲載されている大学発行の資料を、必ず取り寄せてみましょう。新たな発見が必ずあるからです。
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大学の資料は必ず取り寄せてみよう! 資料を見ながら勉強すると力が湧いてきます!
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。