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日本大学/芸術学部演劇学科とは?
日大芸術学部では業界の有名講師が教鞭を取っています。最新設備も揃っており、医学部や法学部と並ぶ日本大学の看板学部です。出版業界にも、テレビ業界にも、日芸出身の方が多数います。
日大の芸術学部には、下記8つの学科があります。
- 写真学科
- 映画学科
- 美術学科
- 音楽学科
- 文芸学科
- 演劇学科
- 放送学科
- デザイン学科
日本には演劇を学べる大学が幾つか存在しますが、もっとも人気が高いのが日本大学の芸術学部「演劇学科」です。
「演劇学科」にも8つのコースがあり、コースごとに特化した講義がされています。
- 劇作コース(戯曲を中心に物書きを目指します)
- 演出コース(舞台演出を学びます)
- 演技コース(俳優を目指します)
- 装置コース(舞台装置を学びます)
- 照明コース(舞台装置を学びます)
- 日舞コース(俳優を目指します)
- 洋舞コース(俳優を目指します)
- 企画制作コース(プロデューサーを育成)
日本大学芸術学部の演劇学科は、他の学科や他大学とは大きく異なり、学生間で交流する機会が多々あります。将来同じ分野を目指している友人を作りやすい環境とも言えるでしょう。既にプロの現場で働く学生も多く、大きな刺激にもなります。
また実際に演劇、洋舞、日舞の公演を行う「総合実習」という様々なコースが合同で行う魅力的な授業があります。外部からプロの演出家や振付家を呼んで稽古をつけてもらいます。スタッフもエキスパートの講師の指導の下、舞台作りの現場を生で体験できます。
それ以外にも、他学科や他学部の授業を履修できる機会がある為勉強の幅を広げられます。自分の行動次第ではありますが、学ぶ機会が多く充実した4年間を過ごせる学科です。
ちなみに、芸術学部のうち「映画学科」は珍しい学科でもあり人気が高く、受験倍率も高めに推移しています。
「文芸学科」には作家を目指す野心家たちが集っています。必修科目が少ないことが特徴的です。
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日本大学/芸術学部演劇学科の偏差値・難易度は?
写真 | 偏差値42.5~55.0 | |
映画 | 偏差値50.0~57.5 | |
美術 | 偏差値42.5~52.5 | |
音楽 | 偏差値50.0~52.5 | |
文芸 | 偏差値47.5~57.5 | |
演劇 | 偏差値52.5~55.0 | |
放送 | 偏差値47.5~57.5 | |
デザイン | 偏差値47.5~55.0 |
日本大学芸術学部の演劇学科の受験難易度は「3/5点満点」です。一般受験自体は難しくはなく、基本知識で解ける問題ですが、倍率が非常に高くちょっとの差で合否が変わってしまいます。
内申点も見られるため受験本番は試験内容以上に難関であることを忘れないでください。
試験は
- 基礎学力を試される1次試験
- 実技を問われる2次試験
です。
1次試験も六大学ほどの難易度ではありませんが、簡単ではありません。偏差値60前後が安定しないと突破は難しいでしょう。実技の2次も対策をしておかないと厳しいです。
なお、日本大学芸術学部の演劇学科では、コースごとに受験内容が異なることも忘れないようにしましょう。
- 演技、日舞、洋舞コースはペーパー試験の他に「実技試験」があるので試験対策が必要です。
- 企画制作コースはプレゼンテーション、
- 装置コースはデッサンの実技、
- その他コースは作文があります。
「共通のペーパー試験」は難易度は高くないですが、知識が問われます。
基本的には高校受験対策で学んだことが生かされますが、文学史などの資料を見たことがないと解けない問題もあります。日芸は実技ができれば入れる、という噂もありますがペーパー試験の点数で合否が変わる場合もあります。
日芸の入試倍率は高いので、ペーパーでも実技でも得点が取れるようにしておくべきです。面接もあり、複数回行われるので訓練が必要です。
意外と時間がかかるのが面接対策です。大学の公式パンフレットには日芸の演劇学科にふさわしい人物像、講師陣の考えや興味など、受験に役立つヒントが満載です。今すぐ資料を取り寄せて最新の情報を確認しておきましょう!
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日本大学/芸術学部演劇学科の学費・授業料・奨学金
入学金 | 260,000円 |
年間授業料 | 1,020,000円 |
その他費用 | 470,000~480,000円 |
入学手続時・必要納入金額 | 1,005,000~1,010,000円 |
奨学金 | 日本大学では「日本大学特待生」という授業料1年分ほかを給付する奨学金制度のほか、多くの奨学金が用意されています。 |
日本大学芸術学部の学費は、高いです。コースにもよりますが、一般の私大の1.5から2倍くらいはかかるイメージです。
学費に対する費用対効果は、本人次第ですが、日芸でなければ出来ない体験、知り合えない学生や先生がいますので、そういったオンリーワンの価値はあると思います。
それに「日芸」というだけで、良くも悪くも一目置かれますので、交流がしやすい環境とも見ることができますので、そこに価値を見いだせるかどうかです。
就職は、裏方(制作会社や装置関係)では抜群に強いので、そちらを目指すのであれば、高い学費の元は取れます。
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日本大学/芸術学部演劇学科の入試科目・選考方法
一般入試A方式(第1期・第2期/学力試験)
- 国語(100)
- 英語(100)
一般入試A方式(第1期・第2期/学科別専門試験)
- 作文・面接(200)
- 実技・面接(200)
コースにより、上記いずれかの試験方式が採用されています。
(詳細は資料請求のうえ確認してください)
公募推薦入試/AO入試
出願資格を満たした者に、書類審査・面接・実技・作文が実施されます。(詳細は資料請求のうえご確認ください)
※詳細は日本大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
日本大学・芸術学部演劇学科の就職先は?
日本大学芸術学部の演劇学科には、毎年、学年の色にもよりますが、演技コースなどは俳優になるために劇団に所属したり、芸能事務所に入る人も多いようです。でも、一般企業に就職している人が大半です。
松竹やワタナベエンターテインメント、宝塚などのお芝居に関わる企業のほか、オリエンタルランドなども就職先にあります。
テレビ・新聞などのメディア系は多いです。誰もが名前を知っている一流どころから、渋い業界では有名な下請け系もあります。
就職活動は誰かに指示されて行うものではありません。日本大学で開催の就職セミナーに積極的に参加し、就職指導課に足を運んで自分の進路を見つめる時間を作らなければなりません。
演劇学科という特性上、先生方から就職のことを仰がれることは少ないですが、学生間で刺激しあって就活に備えられます。
それに就職指導課は親身に対応してくれます。就活環境は整っているので自分で行動することに全てがかかっています。
どんなに学内では平凡な学生でも、日芸の名前だけで、しっかり勉強して、個性がある人材と評価されやすいところです。
実際にメディア系ではない一般企業への就職率も低くはないです。自己PRをしやすい大学なのです。
日本大学芸術学部演劇学科を徹底評価!
学べることは?
日本大学芸術学部の演劇学科では「演劇史」や「演劇概論」が必修科目です。さらに自分の専攻分野(コース)で指定された授業を履修し、自分の学びたいことを基礎から学修するのです。
演劇のことはもちろん、芸術教養といって、心理学や経済学を学ぶ機会があります。
舞台芸術に関しては一通りのことを学べます。例えば劇作コースであっても、演出や演技、その気になれば装置関係も学べます。
設備もかなり本格的なものが整っています。日本大学芸術学部は、国内でも有数の芸術を学べる大学であることは間違いありません。
日本大学芸術学部にはキャンパスが二つあります。キャンパスにより授業が異なるのでシラバスをしっかり確認してください。
ちなみに、日芸においても、体育や英語も必修科目として存在します。
取得できる関連資格
日本大学芸術学部の演劇学科だからこそ取得できる資格はありませんが、日芸には他学科公開科目というものがあります。
他学科の授業単位を取得することで「教員免許」や「学芸員」、「司書」の資格を取ることができます。
日芸に在学中に表現者として将来やっていくことに見切りをつけて、教員になるといった選択をする学生もいます。
日本大学に入学後の生活は?
日本大学芸術学部の演劇学科は1,2年のうちは所沢キャンパスで学びます。芸術教養や英語、体育の必修科目は所沢キャンパスで履修しておくことになります。
3,4年になると江古田校舎に変わり、江古田には大ホールがあるので総合実習の公演が増えます。
履修コースによっては先輩の総合実習を手伝うことができるので、所沢キャンパスにいる間も、演劇の生の現場を体験できます。
5月には新入生歓迎行事があり小さな文化祭のようなものがあります。11月にはメインの学園祭があります。演劇学科では毎年様々な企画を行なっており、学園祭を盛り上げています。
授業に出ないで、自分たちの劇団を立ち上げる人間もいます。そういう集団とは距離を取って、黙々と学校の授業に出る人もいます。挫折して中退する人間もかなりいます。
しかし、たとえ志半ばという結果になっても、本当に才能を持った人間と触れ合うことができますので(在学中にタレントとして活動しはじめるような人も稀にではありますがいますので)、それなりに悔いのない学生生活をできると思います。
日大芸術学部では現在キャンパス統合に向けた動きがあり、2019年度にはすべての学年が江古田校舎に通うようになるそうです。
但し、正確なことは在校生にも分からないことなので、学校の公式の情報をしっかりチェックしなければなりません。
在校生の生の声
在校生満足度は「3/5点満点」です。大学1,2年のうちは知らないことをたくさん吸収できる上、やることも非常に多くめまぐるしい生活を送ります。
専攻分野が狭いため、学年が上がるにつれて同じ勉強を繰り返し授業で行うこともあり、退屈に思う学生も多いです。
演劇学科は何をするにしても自分次第なので、意欲的に活動していけば充実することは間違いありません。
在学中からプロを目指して、大きな劇団の養成所に入ったりアルバイトをする学生もいる一方、しっかり卒業して、テレビ局やマスコミなどに就職することを狙ってる学生もいます。
設備、人(コネ)、仲間は、揃っており、それをどう活かしていくのかは、学生本人に委ねられており、皆バラバラです。
ちなみに、日本大学の芸術学部の学生に「あなたの大学はどこですか?」と質問してみると良いでしょう。
なぜなら、返ってくる答えは「日本大学です」ではないからです。
私の大学は「日芸です」と返事が返ってくることに特徴があります。
日芸の学生は日芸であることに誇りを持っています。普通の日本大学の学生の枠組みから飛び越えた存在である自負があるのです。
当然のことながら、日芸の気風は、通常の日本大学の学生とは異なります。学部のカリキュラムにも特徴があるのです。
日芸カラーにハマる人、ハマらない人、半分染まる人。色々だと思います。大事なことは大学受験する前に、事前に日芸研究をしておくこと。
事前に日芸キャンパスを訪ねてみたり、日芸のガイドブックを熟読しておくことなのです。資料を取り寄せておくことは必須だと思います。
日本大学芸術学部演劇学科 | 併願先の大学・学部は?
日本大学芸術学部の演劇学科の受験生は、演劇が学ぶことができる、
- 早稲田大学
- 東京藝術大学
- 桜美林大学
- 玉川大学
- 桐朋学園短期大学
を併願受験することが多いように思われます。
日芸の演劇学科は入学試験の時点でコース選択し、受験することになるので、何を学びたいか迷っても受験前に決めなければなりません。
演技コースは他の大学よりも毎年倍率が高いのでしっかりと準備する必要があります。
演劇学科にはありませんが、美大との併願も、デザイン系だとたくさんいます。演劇学科ですと、大学ではなく、専門学校との併願者も多かったです。舞台芸術を学べる場所はそう多くないのと、大学にこだわらない人もそれなりに多いので。狭き門なので、浪人生も非常に多いです。
日本大学芸術学部演劇学科の評判・口コミは?
ただ悶々と夢だけ見続けて行動しない人よりも、たとえ自分の才能の限界を思い知ったとしても、そこからまた繋がる未来があります。ぜひとも夢があるのであれば、その先に一歩進んで欲しいです!
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納得のいく進路選択をするためにも「自分は何のためにその大学に行くのか?」しっかり考える必要があります。
まず必要となるのは「大学の情報」です。
大学配布の資料や願書には、重要な情報が満載ですから、 気になる大学の資料を取り寄せることからはじめてみましょう。
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大学資料と願書が手元にあるとやる気が出ます。直前期になってからの収集では焦ることも。
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