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岡山大学・理学部生物学科とは？
岡山大学理学部には、次の5学科があるところ、今回は「生物学科」についてまとめています。
- 数学科
- 物理学科
- 化学科
- 生物学科 ⇦
- 地球科学科
岡山大学の理学部生物学科は、基本的には「理科の先生になりたい」、「研究者になりたい」という学生の為に存在します。
生物学科で勉強する内容は「分子生物学」「生化学」が主で、4年次に配属される研究室でも「分子生物学」「生化学」が主な研究内容です。
研究室には、4年次に初めて配属されますが、人気の研究室に入る為には成績がいいことや大学院に進学することが条件になります。
生物学科の学生は、ほとんど大学院に進学することが多く、その割合は90パーセントを超えます。
岡山大学/理学部生物学科の偏差値・難易度・競争率・合格最低点は？
| 偏差値 | 駿台予備校⇒合格目標ライン『53』 | |
| 河合塾⇒ボーダーランク『-』 | ||
| 難易度 | | |
| 競争率 | 1.7倍 | |
| 合格最低点 | – | |
岡山大学の受験において、最近であれば英語と数学と生物と化学が二次試験の入試ですが、基本的に「理科」の配点が大きいのでなめてかかると理科バカ（異常に理科だけ得意な人）に負けます。
わたし自身は自称「理科バカ」の理科好きだったので、苦労しませんでしたが、どうせ大学に入ってからも理科の勉強ばっかりなので理科を勉強してもし過ぎることはないです。二次テストでも共通テスト（センター試験）でも問われる「数学・英語」は理科と共に受験の肝ですので、入学試験の時だけはマックスに問題が解けるようになっていることが理想です。
岡山大学/理学部生物学科の学費・授業料・奨学金
| 入学金 | 282,000円 |
| 年間授業料 | 535,800円 |
| その他費用 | 210,000円 |
| 入学手続時・必要納入金額 | 549,900円 |
| 奨学金 | 岡山大学では、各種奨学金制度を用意しています。 |
岡山大学/理学部生物学科の入試科目・選考方法
前期試験
センター（900点）
- 国語（200）
- 英・独・仏・中・韓から1つ（200）
- 地歴・公民（100）
- 数学（200）
- 理科（200）
個別学力検査（900点）
- 英語（200）
- 数学（200）
- 理科（500）
後期試験
センター（750点）
- 国語（100）
- 英・独・仏・中・韓から1つ（200）
- 地歴・公民（50）
- 数学（200）
- 理科（200）
個別学力検査（250点）
- 面接・口述試験（250）
入試科目の詳細は、必ず岡山大学の資料で確認してください。
※詳細は岡山大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
岡山大学・理学部生物学科の就職先は？
岡山大学・理学部生物学科の出身だからといって、特に就職する上で有利に働くことはあまりないです。「生物学」自体があまり就職に有利に働かないからなのですが、大学院まで（修士）行くと20パーセントぐらいの確率で生物系研究職につくことができます。
教職免許の理科を取れば大学で「化学と生物」の勉強を受験の段階から高度に勉強しているので、簡単に中学・高校の理科教師になることができます。
公務員である公立高校や中学の先生になるには教職の試験（レベル的には岡山大学をもう一度合格するぐらいで全科目）をクリアしないといけません。
その他、気象庁・銀行、損保ジャパンなどの企業に就職される方もいます。
岡山大学・理学部生物学科を徹底評価！
学べることは？
理学部生物学科は、一つに理学部であるので専門基礎で「物理・数学・化学・地学」についてある程度勉強できます。
一般教養ではあらゆる学問を学修できますが、生物学の知識を深めるべく一般教養でも農学・環境・公衆衛生科学などの授業を取得できます。
第二外国語の代わりに英語B（上級）の勉強ができるのも魅力です。
取得できる関連資格
- 教職（数・理）
- 測量士補
- 学芸員
- その他
岡山大学に入学後の生活は？
理学部生物学科の一年生は「一般教養」と「専門基礎」と「英語A（初級）」が必須科目です。特に一般教養と専門基礎は選択必修となり、条件がある中での必修科目があります。
高校や中学の教職免許を取得するためには、専門基礎で実験科目を「生物学」以外に2つ取得する必要があるので、「物理・化学・数学・地学」の学修を要します。2年生からは専門科目が増えますが、2・3年生は生物学実験が必須であるため、午後からの講義を選択しづらくなりますので要注意です。4年生は就活してから卒業研究に入るか、大学院受験の勉強（自分の専門科目を真面目に勉強するだけで十分です。きれいなノートを作ると尚良しです）をしながら卒業研究をします。
併願先の大学・学部は？
理学部生物学科を受験する場合、甲南大学・理工学部生物学科、関西学院大学・理学部生命科学科あたりが私立大学の併願先です。
どの大学でも岡山大学・理学部生物学科に入れるのであれば問題の無い学力レベルですが、関西学院大学の入試問題は数学試験がマーク式回答なので、数学が得意の必要があります。
数学がマーク式というのは国立大学入試のように途中式を書いただけで点数が入らず、計算結果を間違っていたらゼロ点になるので注意点です。
岡山大学・理学部生物学科の評判・口コミは？
ですが、一応生物学を一般レベルで極めたという自信はあります。特に私は趣味で昆虫撮影や釣りをするのですが、理学部生物学科ですと何かと自慢できますので、生物学科を出て良かったなと思います。
理学部生物学科は医者以上に分子生物学を勉強しますので、人体以外については(病気以外については)医者より詳しくなれます。
例えば進化やDNAの勉強ではそもそも生命の存在のことを考えますし、生化学の腸の勉強や時間生物学、細胞生物学では生物のサイズごとの要領の良さなど普通の人の考えないことまで勉強できます。生物学科卒業でもらえる「学士(理)」の称号も魅力です。
社会に出てからは実学しか学ぶ気にはならないので、一度しかない18歳からの4年間で強力な理学の発想を身に付けることが出来ることは、このうえない魅力です。
生物学は物理学からバカにされガチですが、大学で生物学を勉強してみればバカにされる理由などないことが分かります。
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納得のいく進路選択をするためにも「自分は何のためにその大学に行くのか？」しっかり考える必要があります。
まず必要となるのは「大学の情報」です。
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