「子供を心配するあまり」ということは頭で解っているけど、子供にとってうるさい親には困りものです。
ただでさえストレスがある受験生生活において、親の干渉があると、こちらの精神も爆発しそうです。
受験に対する親の不安感までも、受験生本人である僕が受け止めることは難しいものがあります。
親うるさいストレスに耐え抜いて、なんとか耐え凌いできた僕の経験を踏まえて、みなさんの参考になればと思い書いてみました。
一言で言ってしまえば、(親のことはありがたいとは思っているものの…)
親うるさいから、なんとか遠くの大学に合格して一人暮らしをするぞプロジェクトの話です。
僕がうるさい親から逃れて、一人暮らしを成功させた成功体験に基づいて書いてみます。皆さんの参考になりますように!
受験勉強中、親(母親)の干渉はストレスの原因
僕のうちは、親の干渉がマックス凄い家でした。
2歳上の姉と僕の「二人兄弟」の4人家族で、東北出身の会社員である父親と専業主婦の母親と、神奈川県内に住んでいたのですが、
姉も僕も二人とも親うるさいストレスに耐えきることが出来ず、大学は大学進学を機に一人暮らしを成功させました。
地方大学へ進学して一人暮らしを実現(姉の場合)
姉の場合、遠くの大学に進学したのです。
北海道大学と東北大学のどちらにしようかと迷っていたようなのですが、結局のところ東北大学に進学。
僕の場合、東京都内の大学に進学しました。
都内の大学だったので、自宅から通おうと思えば通うことが出来たのですが、これから始まる大学生活を親の干渉の中で暮らすことが耐えきれなかったのです。
皆さんはお家では親の干渉は強くないでしょうか?
うちの場合は、2人兄弟の姉が、まず親のストレスの標的になっていました。
「普段の勉強のこと」「進路選択のこと」「普段の生活態度のこと」「学校から帰る時間」「その日一日どのような生活を送ってきたのか」
これら全てについて、姉は親に報告しなければなりませんでした。アレヤコレヤと親に口出しをされて、姉は苦しそうでした。
高校時代、ボーイフレンドがいた姉は、ボーイフレンドのことを親に報告していました(僕は親に言わないほうがいいのになあ〜と思っていたのですが)。
当初は親(特に母親)もボーイフレンドのことも容認していたのですが、受験を機に、姉に付き合い方について口を出してきたり、ボーイフレンドの悪口を言ったり。
挙げ句の果てに、ヒステリーを起こしたのか、母は姉のボーイフレンドの家まで乗り込む始末で、電話(携帯)まで姉から取り上げてしまったのです。
ボーイフレンドと連絡を取ることが出来なくなった姉は、母親の意向もあり、結局別れることになりました。
このボーイフレンド事件をきっかけにして、姉は家から出ることを決心したようです。
当時、進学校でそれなりに優等生だった姉は、親の希望通りに東大や早慶を目指して勉強していたのですが、(怒り?の)スイッチが入った姉は、進路先を変更しました。
結局、東北大学に進学して一人暮らしをすることを成功させたのです。東北大学での4年間の生活を送った姉はとてものびのびと暮らしていたことを今でも覚えています。
姉の場合、地方の国立大学に進学するプロジェクトを企てて、見事成功させたのです。
都内大学に進学して一人暮らしを実現(僕の場合)
僕の場合は、姉と両親の壮絶なバトルを目の前でみていたので、火の粉が降りかからないようにとヒッソリと生活をしていました
ただ、当時の実家は、3LDKの間取りであり、敷地面積も30平米の広さです。日本のサラリーマン中流家庭の家の大きさでした。
家の広さ狭さも親うるさいストレスに影響していました。
「ご飯」「トイレ」「お風呂」とあらゆる生活場面で親と顔を鉢合わせをしてしまいます。
出かける時には「行ってきます」と言わなければならないし、帰ってきたら「ただいま」と言わなければなりません。
家の中にこもっていれば、『調子はどお?!』とか部屋に様子を見にきたり、声をかけてきます。
親が帰って来たときも、家にいれば会話をしなくてはいけません。
その度に、「勉強どうだ」「最近たるんでるんじゃないか?」「この間のテストは…」「なんだ、受験生なのにダラダラしていて…」
とか言われることは、相当ストレスでした。
僕としては受験生なので勉強に集中したくて、色々と頑張っているだけなのに、一方的に親は意見や口出しをして来ます。
そんな親からの介入を受けて、受験生の僕は勉強のペースも乱されっぱなしでした。
地方大学に合格して一人暮らしを謳歌している姉は、それはそれは、親の干渉から逃れることができて伸び伸びとした生活を送っているようでした。
姉が伸び伸びする反動として、親の注意の集中砲火を受けていた僕は、ストレスがいっぱいで頭がブチ切れそうだったのです。
だから僕も大学進学を契機として、家から脱出することにしました。
僕の場合は、地方で生活する自信がなかったし、友達とも遠くに離れたくなかったので、都内の大学に進学することにして、進学と同時に一人暮らしをすることにしました。
家からも通えない距離にある大学だったので、親からは様々な反論があったのですが、結局は「男だし、一度は一人暮らしを経験した方が良い」との論理を振りまき、無理やり納得させませした。
僕も、なんとか一人暮らしを成功させて、親から離れることができたのです。親うるさいプロジェクトの成功です。
親がうるさいのは受験勉強中だけなのか?
子供に優しい父親や母親であるほど、子供に対して過干渉となる傾向が多いと思います。
特に一人っ子の場合、には親がうるさいストレスは、激しくなることが多いと思います。
優しい両親の存在は有り難いコトではありますが、ある一定の時期になったら、親離れ・子離れを考えないといけないと思うのです。
親も子供も、いつまでもベッタリとしていたのでは、精神的にストレスを抱えてしまい不健全になりがちです。
大学受験は親離れ・子離れをする良い機会だと思うのです。
両親(特に母親)が干渉して来て、うるさいと感じるのは、大学受験の時だけなのでしょうか?
経験上を踏まえて一つ言いたいことは、大学受験でうるさく介入してくる親は、今後のあなたの人生においても口を出して来ます。ちょっかいを出して来ます。
見事大学に入学したとして、実家から通学する時を想定して見ましょう。
大学生活に謳歌したくても、うるさい親と同居している限り、毎日の生活に口を出して来ます。
親としては、子供に関心があって、コミュニケーションを取りたいだけなのかもしれませんが、
大学生にもなったあなたは、親の口出しについてうるさいと感じてしまうことが多いでしょう。
これが別の場所に住んでいるなど、少し距離をおいて生活をしているのであれば、親の口出しはあなたのためになることばかりで、あなた自身も、親のアドバイスを有り難く感じることが多いと思うのですが。
親と一緒に生活していると、同じアドバイスをもらっているにも関わらず、親がうるさいと感じてしまうものです。
大学生になった以降は、できることならば別々に生活した方が、健全な親子関係を気づけるはずです。少なくとも就職したら、一度実家から離れることがオススメです。
実家から大学に通学する限り、「毎日の生活のこと」「勉強のこと」「朝起きる時間」「寝る時間」「どこに誰と出かけるのか」「お酒のこと」
等などについて、意見されることが多くなり、イライラしてしまうことが多いと思います。
挙げ句の果てに、
「彼女はいるのか?」
とか探りを入れられることも多くなるでしょう。
大学3年生以降、就職活動が始まったら始まったで、大学受験のときよりも物凄い剣幕で、あなたのことを心配してくることが多いはずです。
今の時代、就職活動も一筋縄で行かないことが多く、あなたもストレスを抱えながら頑張っていくことになりますが、
自宅で一緒に親と住んでいると、親の不安も全て受け止めながら、親に気を使いながら就職活動をしなくてはならない羽目になりがちです。
大学受験勉強で口出しをしてくる「親をうるさい」と感じてしまう場合には、就職活動においても必ずや親のことを「ものスゲ〜うるさい」と感じてしまうことでしょう。
言いたいことは、親がうるさいのは「受験勉強中だけではない!」ということです。
高校時代はうるさい家族(母親)の攻撃をかわすしかない
とはいえ、高校生時代は、うるさい両親を持っていたとしても、なんとかうまく乗り切る他はありません。
経済面を乗り切る知恵や実力は、高校生である間はないことが通常ですから。
高校生時代は、頭を低くして、息を潜めて。
なんとか、うるさい親をやり過ごすしかないことでしょう。
大学進学は、一つの大きな節目になりますから、大学進学の時にうるさい親から逃れて、健全な精神状態が維持できるように綿密な計画を立てることが必要なのです。
親がうるさくてストレスを抱えていたとしても、
- 高校時代は耐え忍ぶ
- 大学進学で一人暮らしをするために綿密な計画を立てる
ということがベストチョイスとなります。
私が言いたいことは、親と子供は健全な距離を保つべきだということです。
子供も高校生大学生となるにつれて、一人の大人に成長していきます。
成長過程において、親離れ子離れができないと不健全な関係が生じてしまい、お互いにストレスを感じてしまうのです。
このような不幸な事態を生じさせないために、高校生は大学生になったら一人暮らしをすることはとっても良い手段だ!ということなのです。
どんな時にも、あなたのことを心配してくれて、アドバイスをくれる両親を疎んじてはいけません。
これで浪人でもしたものなら、親のうるささはMAXに
先ほど、
- 大学進学で一人暮らしをするために綿密な計画を立てる
ということをお話ししました。
このことは非常に大事なことです。
ここでいう綿密な計画とは、大学選びをしっかりとして、そん大学に確実に合格することを指します。
「大学選び」は本当に大事で、確実に合格できて、親も納得する大学を選びぬくことは重要になります。
間違っても「浪人」という結論に至らないようにすることです。
自宅住まいの浪人ということでは、あなたのストレスは限界に達してしまいます。
うるさい親は、破茶滅茶にうるさい親モンスターに変貌すること間違いなしでしょうから。
オススメのうるさい親への対処方法
私がお勧めするうるさい親への対処法です。
「高校時代は耐え忍ぶ」ということが前提です。
そして、私が経験したきた中でのベストチョイスとなりますと、実家を出て、家から遠くにある大学に進学することとなります。
実家から遠い大学に進学するために一人暮らしをすることです。
一人暮らしさえしてしまえば、うるさい両親の介入は、ほぼほぼ防ぐことができることでしょう。
この親うるさい対策プロジェクトを成功させるためには、じっくりと対策を練る必要があります。
親うるさい対策① 地方大学(遠くの大学)を受験せよ
一番良い方法は、遠くの大学を受験することです
- 首都圏の方であれば、地方の大学へ
- 地方の方であれば、東京・大阪の大学へ
ということが一番良い方法でしょう。
神奈川県に住んでいた僕の場合は、「北海道大学」「沖縄大学」「京都大学」への進学を検討しました。
なんだがワクワクしませんか?
大学には確かに遊びに行くわけではないですが、雪の北海道、海の沖縄、文学の京都で、学生生活を一人で謳歌できるなんて。
苦しい受験勉強生活において、すんげ〜夢があって力が湧いてくることだと思います。勉強のモチベーションも上がってきます。
遠い大学に行きさえすれば、うるさい親からも逃れることができる訳で。
絶対やってやるぜ!という気持ちになります。
親うるさい対策② 反対「なんでそんな遠くの大学に」に対処せよ
とはいえ、話はそんなに簡単には進みません。
まず、あなたが遠くの大学に進学したいと両親に話した場合、
「えっ?!なんでそんな遠くに…」
「家から通える大学があるじゃない…」
という反応を示すはずです。
両親の反応は、至極もっともな反応です。
親は挙げ句の果てに、
「ほら、●●大学なんていいんじゃない?!家からも通えるし」
とか、逆提案をしてくることもあるでしょう。
あなたはここで怯んではいけません。
決して負けてはいけません。
あなたの目的は「うるさい親から逃れること」にあるのですから!
両親に話す前に、しっかりと理論武装を固めておかなければならないのです。あなたはうるさい親から逃れるために、負けることができないプロジェクトを遂行しているのです。
「なんでそんなに遠くの大学に?!」という親に疑問に対しては、こんな解答を準備しておくべきでしょう。
「その大学でしか学べないことがあるんだ!」
ということです。
大学はそれぞれ、特色を持っているはずです。
北海道大学であれば「北大農学部は優秀な大学で、●●学科はこの大学にしかないんだ!」とか
京都大学であれば「(両親も進学を望んでいる)●●学の権威の先生がいて、大学院への進学率もいいんだ」とか
●●大学は、「(両親も関心を持っている)●丸の資格試験の合格率が良くて、勉強環境が整っているんだ」とか
色々と理由は見つけることができるはずです。
「自分が学びたい学問(目的)はこの大学でしか学べない。」
ということをしっかりとアピールするべきです。
親うるさい対策③ 親の反論「近くでも勉強できる学部があるわよ」への対応
さてさて、
「(自宅から遠い●●大学に進学すれば)学びたい学問を学ぶことができる」
というあなたの主張に対して、両親は一応は「なるほど」と納得をするとは思います。
しかし、親もなかなか一筋縄には行かないことでしょう。
おそらくは、両親(母親)は、あなたが学びたい学問のことを色々と調べ上げてくるはずです。
母友とのおしゃべりの中で「うちの子が●●を学びたいって言っているんだけど…」という相談をしていることでしょう。
そんな中で、「あら、家から通える△大学でも、●●を学べるそうよ!」という情報をゲットしてくるはずです。
はたまた、インターネットで調べて、大学情報をチェックすることでしょう。
言いたいことは、つまり、両親はおそらく「家から近くの大学でも学べるよ〜!」という情報で反論を試みてくるだろうということです。
あなたはこの反論に簡単に屈する訳にはいけません。
なぜなら、あなたにはうるさい親から逃れるための負けられないプロジェクトを遂行しているのですから。
両親が調べてくる情報は所詮、
- 親同士のネットワークによる口コミ情報と、
- インタネット情報
だと想定することができます。
あなたは、これら情報を上回る、確実で正確な詳細情報をゲットして備えることが非常に重要となるのです。
すなわち、「大学から直接資料を取り寄せて、熟読して調べておくこと」が大事となります。
大学から資料を取り寄せて徹底的に調べ上げることです。
このことは、受験勉強対策にも非常に役立つのですから、手を抜いてはいけません。
親うるさい対策④ 親の再反論「お金はどうするの?お金ないわよ!」への対応
「●●大学でしか学ぶことができないんだ!」
という主張は、大学から資料を取り寄せて、熟読研究さえすれば、必ずや親も納得することでしょう。
とはいえ、親も簡単に引き下がらないと思います。
「でも、お金はどうするのよ?!」
そうです。
こちとら、お金がない高校生の身分ですから、お金のことを言われると、反論に困ってしまいがちではあるのですが。
しっかり調べておくことです。
調べる内容は、
- 近くの大学に入学した場合と、
- 地方の(国立)大学に入学した場合
にかかる費用です。
おそらくは地方の国立大学に進学した場合には、一人暮らしで必要となる費用を考慮しても遜色ない費用となることが多いと思います。
大学から資料を取り寄せると、学費のあれこれについて書かれていることが多いです。
それに、一人暮らしのことや、一人暮らしで必要な費用についても詳細に記載されていることが多いことでしょう。
↓↓↓平均的な学費以外な出費↓↓↓
自宅通いの場合 | 1人暮らしの場合 | |
1ヶ月の収入 | ||
・小遣い(仕送り) | 13,550 | 72,980 |
・奨学金 | 11,040 | 20,190 |
・アルバイト | 37,920 | 28,770 |
・その他 | ||
収入合計 | 64,070 | 123,890 |
1ヶ月の支出 | ||
・食費 | 12,580 | 25,190 |
・住居費 | 270 | 52,820 |
・交通費 | 8,680 | 3,330 |
・その他 | ||
支出合計 | 62,590 | 120,570 |
第53回全国学生生活実態調査より抜粋(全国大学生活協同組合連合会、2017年調査)
家の近くの大学と、遠く(地方)の大学の両方の大学について、資料請求して調べておくと良いでしょう。
資料請求することは非常に大切です。インターネット上には記載されていない情報がたくさん掲載されています。
親うるさい対策⑤ そんなこと言っても学費全部は出せないわよ
学費問題を調べ上げて、親に説明したとしても、親の心配はなかなか拭うことは難しいかもしれません。
「そんなこと言ったって、なんやかんやでお金かかるだろうし…」
とか言ってくることもあるでしょう。
最近では、各大学において奨学金制度が充実しています。
返済が必要な奨学金や、返済不要な奨学金まで様々です。
大学独自の奨学金制度やら、日本学生支援機構の奨学金に至るまで、奨学金制度がたくさんありますから、調べておいて損はありません。
多くの場合、入学願書を提出するときに、奨学金の事前申請が必要となるケースが多いので、事前の調査は必要な訳で。
しかも、来年度の最新情報は、大学に資料請求しないと判明しないことが多いのですから、やはり大学に資料請求を早めにしておくことが重要なポイントとなります。
大学によってはアルバイトを紹介してくれるシステムがあったりしますし、奨学金やアルバイトをしながらの、実際の学生の生活の様子も資料に掲載されていたりします。
僕自身も大学から奨学金をもらうことができたおかげで、一人暮らしもできたし、両親も納得したという経緯があります。
僕の場合は、毎月20万円の奨学金をもらえました。周りの同級生たちも似たような学生ばかりでした。
実際に「奨学金を利用する・しない」はさておくとして、両親の不安を取り除くためにも奨学金制度のことは、大学に資料請求をして調べ上げておくと良いでしょう。
親うるさい対策⑥ 「そうはいってもねえ…」もうひと押し!
「その大学で絶対に学びたいんだ!」
「お金は大丈夫なんだ!」
というところまで親を説得できれば、あともうひと押しです。
親も頭では「大丈夫かな?」と思っているはずですが、可愛い子供を自分の手元においておきたいという気持ちはなかなか拭い去ることは容易ではないかもしれません。
だからあなたとしては、もう一つ、説得的な論拠を準備しておくべきです。
私であれば、●●大学●学部を卒業すれば、(親が考える)輝かしい未来が待ち受けている!ということを説明します。
- いい会社に就職しているんだよ〜
- 資格試験の合格率がいいんだよ〜
- 留学できるから、
- 大学院に進学しやすいって
とかとか、そんなことを話すと思います。
こんな詳細な情報は、やはり最新版である大学資料に掲載されています。
詳細な数字(進学率、就職率、合格率など)が掲載されているし、両親にも「ほら、見てみて!」と手渡すことができるので。
やはり資料請求をすることは必須なのです。
あえて地方(遠い)大学の受験・進学で、まずやっておくべき2つのこと
以上のことから、地方の大学(実家から遠い大学)に受験・進学するために、まず必要となることは、次の2つです。
- 大学のことを調べ上げる
- 学費や奨学金など、お金のことを調べ上げる
この2つのことを調べ上げるためには、必ず大学から資料を取り寄せてください。
大学から資料を取り寄せれば、最新版の正確な詳細情報が記載されています。
「ネット情報」や「ホームページ情報」「口コミ情報」とは違って、大学資料は直接の情報なので何よりも正確な情報なのです。
さらに、大学資料を取り寄せると、最近では特にお得な情報も盛り込まれています。例えば、
- 出題問題の傾向
- 本大学の受験勉強にあたっての勉強の仕方
- 資料請求にだけ掲載されている奨学金情報
などなどです。
大学側でも、本大学への興味度合いについて、「この受験生は資料請求をしているか?」ということを加味していると聞いたこともあります。
本大学に興味があるのであれば「資料請求くらいはして研究しているはずでしょ」ということなのだと思います。
どうせ願書も取り寄せることになるでしょうし、早め早めに情報収集をしておくべきです。
資料を取り寄せると、どこにも掲載されていない情報が掲載されているはずです。
↓↓資料請求を必ずしておきしょう↓↓
さて、親がうるさくて苦労してる受験生は多いようで、幾つかアドバイスを頂いています。
この方は、受験生時代と、浪人生の時期に、都心でなく地方大学を受験したことがあるそうです。
↓↓↓↓
うるさい親から距離を置きたかった…あえて地方大学に入学した成功体験談
うるさい親にウンザリ…
親から毎日のように、
「◯◯大学を受験しなさい」
「成績をもっと上げなさい」
って言われてしまうと受験することが苦しくなってしまいます。
先生との三者面談でも、自分よりも親の方が一生懸命になっていて、自分の思っていることや本当にやりたいことが言えなくなる状況もあると思います。
親から少し距離を置きたかった浪人生の私は、あまり有名でない、地方にある大学を受けようとしたときに、うるさい親から、
「なんでわざわざそんな大学受けるの?」
「もっと通いやすい大学を受けなさい」
と言われていました。
親もきっと、可愛い我が子のことが心配であったとは思うのですが…
ただえさえ受験で気持ちが落ち込んでるときです。そんな風に言われても余計に気持ちが滅入ってしまいます。
親としては希望通りの都心大学に入って欲しいのは感じました。
親を説得「その大学でしか学べないこと」
地方大学を受験するにあたり、その大学でしか学べないことを親に向けて熱く語りました。
例えば私が受験した大学は地域特性のある講義やカリキュラムがあって、その地域に根付いて学びたい人にはピッタリな大学でした。
都心では学べないようなことが学べるということを親に熱く語ったのです。
親にとっても、我が子が学びたいことを学べないのは困るなぁ…といったリアクションでした。
親を説得「その地方大学の内定実績」
親の心が動いたと感じた私は、この地方大学を卒業すれば就職にも有利だということを追加説明して、親に猛アピールしました。
親が大学受験の次に気になっているのは良い企業に就職できるかどうか?ということです。
その地方大学は有名企業への内定実績もあったため、大学から取り寄せた資料に掲載されている、内定実績のある企業名を手にとって確認してもらいました。
この地方大学を卒業すれば、良い企業に就職できる可能性もあるということをアピールしたのです。親が知っている企業名だったことはアピールに繋がっていったのだとは思います。
親を説得「知名度のある大学は理解を得やすい」
わざわざ地方大学に行くのですから、ある程度の知名度がある大学である方が、親を説得しやすいことは確かです。
東京の方であれば京阪神大学、関関同立大学であれば間違いなく説得できると思います。
また経済学部系や地域に特化したような学部であれば、有名な教授がいたり、特別な他で受けれないような講義が受講できるため、具体的に学べることを挙げやすいです。
- なぜそこの大学でないとダメなのか?
- 代わりに似たようなことが学べる大学は近くにないのだ!
ということをスラスラと親に語れることは重要です。
親としても子供が積極的な姿勢を見せさえすれば、反対することは難しいはずです。あなたの学問に対する熱意が必要だと思います。
親を説得「経済面にも配慮」
あと残る課題はお金のことだけ。
最低限に受験や進学するときの、親の負担が少なくなるように配慮すべきかもしれません。
私は言われませんでしたが、中には出費面を気にして地方の大学を反対する親もいると思います。
例えお金のことで親に反対されたとしても、経済面でも親の負担が少ないのだということを説明できるようにすることです。
親の経済負担に配慮した発言をしたほうが、希望通り、地方大学に進学しててもいいと許可してもらえやすいと思います。
親を説得「取り寄せた資料が決め手に」
ベタですが、私の場合は、大学から取り寄せた資料が親の説得に役立ちました。
資料を直に親に見せて「ここに書いてあるでしょ!」と説得したのです。やはり実施の紙の資料を見せて説明した方が、親は納得しやすいと感じました。
親も資料を何回もじっくりと読み込んでいました。
ネットで検索するよりも、紙資料を手渡して説明した方が、親は理解しやすいものだと感じています。
親がうるさいことが不満だった妹が、遠方の地方大学を受験しました:体験談
大学に通う頃となるとそろそろ自分で考えて行動したいと思うようになってくるものですが、親は心配して受験する大学まで指定してくることもあります。
大学進学はうるさい親から離れられる最初のチャンスであるということから、親から自立をするという意味でも遠くの大学を受験するのはいいことだと思います。
親に反対された
遠くの大学に行くとなると、学費に加えて賃貸物件や生活費など下宿のための費用が掛かります。
帰省する時も場合によっては飛行機や新幹線を使用しなければならないこともありそれなりに費用がかかるものです。
親からはお金に余裕がないということで妹は反対されていました。
また病気や事故などのトラブルに巻き込まれたとき、すぐに駆け付けてあげられないということを心配して遠くの大学には通わせたくないと妹は反対していました。
反対する親を説得
遠くの大学に通うことによってかかる下宿の費用の問題に関しては、まず遠くの大学でも国公立の大学に行けば学費が比較的安いということです。
妹は、国公立大学を第一志望としているということを伝えていました。
また下宿の費用はアルバイトをすることで自分でも少しは賄うということも妹はうるさい親に説得していました。
さらに入学試験や入学後の学業成績によっては返済不要の奨学金を受けられたり授業料を全額免除、あるいは一部を免除にする大学もあることを妹は資料を熟読して調べ上げていました。
親の経済的負担は軽くなる可能性があるので奨学金のことは親も関心が高いと思います。
また何かしらのトラブルがあったら遠方から駆け付けるのに時間がかかるという問題に関しては、親類あるいは親の知人がいる地域の大学を選んで、親類や知人に依頼して駆けつけるから大丈夫!と妹は説得していました。
妹は、学費が最も安い国公立大学で、実験や実習が比較的少ない文系学部を志望してました。
遠方の地方大学に進学する際に注意すること
学費のことや近隣に親類や知人がいるということに関しては解決できたとしても、自分が実家に向かう場合には交通費と時間がかかるということで、成人式や長期期間中などの帰省がかなり負担になるということを想定しておかなければいけません。
遠くの大学へ行って親から離れると決めた以上親には極力頼らないようにするということを心がけるべきです。
親がうるさかったので、実家から通えない距離の大学へ進学しました:体験談
皆さん、一刻も早く家を出てやるという気持ちで頑張ってる最中だと思います。
私自身もそうでした。
学校などで疲れて家に帰っているのに親から文句を言われたりしてうるさいとすぐにでも家から出たいという気持ちになりますよね。
少しぐらい静かにして欲しいものです。
うるさい親に一人暮らしを反対された
きっと親は「一人暮らしはできるのか?」としつこく問いただしてきます。
私の場合、親自身が大変だと感じていることを並べて、「ご飯だってそんなに作ったことないでしょ」「毎日やるのは大変だよ」とか、「炊飯器の使い方も知らないでしょ」とか「洗濯機も使えないでしょ」などと生活をしていけないだろうと決めつけて、反対をしてきました。
他にもお金がかかるから!と言ってきました。
家から通える距離の大学に行けば良いと遠くの大学に行くことを反対してきたのです。
親の反対を押し切ること!
私は、親に対して、徹底的に「なんとかなるから!」ということを言いつづけました。
何を言われても、どのような心配材料を投げつけられても、「どうにかなる!」ということを必死に伝えました。
聞く耳を持ったり、親の言うことをそうかもしれないなどと一瞬でも思うと、親の反対に押し切られてしまいます。
絶対に自分は大丈夫だ!と思い込むことです。
ひたすら親に言い続けて、少しずつ自分自身を洗脳するイメージでした。
自分自身になんとかなると言う言葉を投げかけ続けました。
あまりに親がしつこい場合には時より無視をしました。あとは顔をなるべく合わせない努力もしました。
一生懸命勉強をしているところを見せつけることもしました。
最後の最後には、正論で反論をしました。
行きたい大学を探すことが一番大事なこと
行きたい大学、行きたい学部であれば、どこでもいいと思います。
やる気次第だと思います。
親を納得させるために選んだ大学だと、たとえ合格しても、大学に通いだしてからやる気を失ったりします。
本当はここの大学に行きたいわけではなかったのに…
など、親のせいにして、次第に大学から足が遠のく可能性があります。
だから自分の行きたい通いたい大学で、興味のある学部を選ぶことが一番大事なことです。
一人暮らしをするために地方大学選びをするときの注意点
まずは「交通機関」と「周辺施設」には注意するべきだと思います。
地方の大学だと。特に駅から歩いていけない距離に大学があることが多いですし、車やバイクなどの用意をする必要性が出てきてしまい、生活が困窮する可能性があります。
周辺に何もないところだと本当に不便です。
少しコンビニに行ってご飯を買いたいと思ってたコンビニすらないなんてこともありますので、しっかり地図で確認した方がいいと思います。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。