志望大学別の受験勉強法

徹底分析!首都大学東京/経済経営学部の偏差値⇒入試教科別の合格受験勉強法

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合格者
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私は2017年度の首都大学東京/経済経営学部の合格者です。

首都大学東京「経済経営学部」の偏差値について語ります。

首都大学東京/経済経営学部の偏差値

首都大学東京の経済経営学部の偏差値はおおよそ「55~62」とされています。

偏差値がほぼ同じ国公立大学は「千葉大学」や「横浜国立大学」などが挙げられ、私立大学では「明治大学」や「立教大学」といったいわゆるMARCHが、関西方面では関関同立などが挙げられるでしょう。

しかし他の同じ偏差値の私立大学と比較すると難易度は高いと考えられます。理由は首都大学東京は東京の公立大学であり、共通テスト(センター試験)と二次試験の双方の受験が求められるからです。

共通テスト(センター試験)では国語、数学、英語、理科基礎2科目、社会2科目の受験が必要で得点率は75%から80%、それに加え東京大学と同様に足切りの点数が設定されるので共通テスト(センター試験)の点数が低いとそもそも受験ができないということもあります。

二次試験では国語、数学は全員必須。他は数学と社会の中から一つを選択で解答します。試験はすべて筆記で行われるので多くの私立大学がマークシートでの解答を要求している一方で記述力も求められます。

したがって首都大学東京は他の私立大学と比べ難易度は高いと言えるでしょう。したがって首都大学東京に限らず他の国公立大学と私立大学の偏差値は一様に比較できないというこということを意識して志望校の対策を行うことが必要でしょう。

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首都大学東京/経済経営学部→入試教科別の出題傾向と偏差値をあげるポイント

首都大学東京の経済経営学部の二次試験では国語、英語、数学もしくは社会科目1つの受験が求められます。私は数学受験でしたのでここでは国語と英語、数学の出題傾向について述べていこうと思います。

国語

「国語」では試験時間120分で古文1題、現代文1題、小論文1題の解答が必要です。「古文」は共通テスト(センター試験)を解くことができれば解答可能な難易度で比較的オーソドックスで簡単な問題が出題されます。「現代文」に関しても共通テスト(センター試験)と比較すると読みやすいものとなっており内容は掴むことができることが前提の問題が出題されます。したがって自分の意見を正確に記述できる練習をする必要があるでしょう。

次の「小論文」は他の大学と比較して特徴的な出題となっており他の大学の対策だけでなく首都大学東京の小論文の対策という別個の努力が必要とされるのでどれだけ小論文で点数を稼ぐことができるのかが鬼門となっています。

英語

「英語」では長文2題、英作文が2題出題されます。英語の長文は文法問題や英文和訳、内容一致問題と幅広く解答する必要がありますが長文のレベルはMARCHよりも少々難しいといった具合です。

しかし英作文2題が非常に厄介なものとなっています。英作文2題では自由英作が求められていて、これは東京大学や一部旧帝大の出題形式と同じであり対策に時間がかかる上に他の私立大との対策が重複しないという点で難しいものとなっています。

数学

数学では大問4つの解答が求められていてすべて記述で解答します。難易度は基本的に3問が教科書レベル、1問が応用問題となっているので3問はほぼ完答して1問は部分点を狙うという手法で解答を作成していきましょう。

首都大学東京/経済経営学部→入試教科別の偏差値をあげる合格勉強法

では上記の内容を踏まえた勉強法を述べていきます。

国語

国語では比較的問題が平易なものが多いのでセンター対策である程度得点することが可能です。したがってまずはセンター対策を行い、それらの基礎知識をもとに記述で解答できるように記述用の参考書を行いましょう。

また小論文は共通テスト(センター試験)の対策と別に行う必要があります。ですので過去問を解き学校の先生や予備校の講師の方たちに自分の解答を添削してもらいましょう。

英語

英語はセンター対策だけでは絶対的に足りないのでより難しい参考書に取り組みましょう。また自由英作文の対策が求められるので長文対策は受験期の初めに終わらせてしまい、英作文の対策を始めるという時間の管理能力も求められます。

数学

数学は基本的な問題が多いので教科書の内容を確実に抑えたうえで青チャートなどを一冊終えることで解答可能だと思います。しかし1問は必ず難問が出題されるので青チャートだけではなく大学への数学や文系数学のプラチカなど数学を得点源にしたい方はより難易度が高い参考書に取り組みましょう。

上記の3つに共通するのは基礎をとにかく抑えることです。基礎を抑えればセンターも得点でき、同時に二次対策にも繋がるのでまずはセンター対策を行いましょう。

他大学の医学部入試との比較

首都大学東京/経済経営学部と同レベルの偏差値大学として「千葉大学」や「MARCH」などを挙げましたが、これらの大学との相違点を述べていきたいと思います。

首都大学東京は公立大学です。私立大学と異なるのはすべて筆記試験であるということです。

したがって滑り止めの私立大学の対策と並行して記述の練習をしていきましょう。そのためにセンター対策や他の私立大学の出題形式であるマークシートでの解答に早く慣れて筆記の練習をすることが必要です。

また千葉大学をはじめとした他の国公立大学と違って国語で小論文、英語で自由英作文2題を解く必要があります。

したがって国語ではセンター対策を早く終わらせて小論文対策に取り組むこと、英語では長文と文法対策を早く終わらせて英作文の対策をすることが必要でしょう。

首都大学東京/経済経営学部に合格するための、共通テスト(センター試験)対策

今回は首都大学東京の二次試験科目である国語と英語について勉強法を紹介します。

国語

国語では評論文、小説、古文、漢文の解答をしなければなりません。評論文と小説はまず時間を無制限で解いてみて満点を狙っていきましょう。

現代文を運が介入する科目だだとか言う人がいると思いますが運の作用する問題を共通テスト(センター試験)で作るわけがありません、したがって必ず解答根拠が文中に存在するので時間をかけてその根拠を探すことができるように仕上げていきましょう。

古文はまず単語を覚える、漢文は近年難化傾向にあり句形を抑えるだけでは解答ができなくなっています。したがって漢文でも他の語学と同じように文法を理解して読解することが必要です。

英語

英語はとにかく分量が多いのでスピード勝負です。しかしスピード勝負といっても一文一文を丁寧に内容を理解しないと読むことができません。

ですのでまずは構文理解を目指すことをお勧めします。構文理解をすることで文法問題も語彙以外の問題は解答することができるようになります。

首都大学東京/経済経営学部に入学したい受験生へ

首都大学東京は科目数が多く問題も一部変則的なものがあります。部活の時間やバイトの時間、友達と遊ぶ時間を削って勉強することも必要かもしれません。

しかしこの大学受験を利用して自分の思考のフレームワークを構築したり、処理能力を高める良い機会です。是非勉強して将来に役立つ力を身につけてください。皆さんがよい受験生活を送れるよう祈ります。