定期テスト対策

今から間に合う!「日本史・世界史の定期テスト対策」高校生の勉強法≫80点以上

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大学3年生
大学3年生
高校2年生~3年生の生徒さん向けの日本史、世界史の定期試験対策についてお話しします。

高校の定期テストで「80点以上」を狙っていただくための勉強方法です。暗記科目は嫌いだという生徒さんや何か得点源になる科目を作りたい生徒さんにおススメだと考えています。

私自身のことで言えば、高校時代の校内定期試験の順位は200人中「50位」くらいでしたが、こと歴史系の教科だけに限れば「10位以内」に入っていました。

日本史で1位を取ったこともあります。

皆様のご参考になりますように。

日本史・世界史の特徴→定期試験

定期テスト対策をする上では、他の教科は暗記しなくても、その場で考えれば何とか答えを導くことができことがあります。

でも「日本史」と「世界史」に限ってはそうは行きません。なぜなら歴史系の教科は、事前に試験勉強をしておいて、暗記事項を覚えていないことにはどうにも立ち行かないのです。

逆に言えば覚えてさえいれば得点できます。暗記問題は、問題内容をひねりようがないので間違いなく点を取ることができます。

特に高校の定期試験は出題範囲が限られているので、出題範囲をしっかりと押さえてさえいれば大崩れすることはありません。

試験範囲が広い場合でも何とかなります。大枠の歴史の流れを理解したうえで、その時代の重要人物や、ポイントとなる事件さえ覚えておけば高得点は見込めます。

日本史・世界史の定期テスト対策をする上で、気をつけるべき3つのこと

高校での世界史、日本史でテスト対策をしていくなかで気をつけなければならないことは3つあります。ここを疎かにすると高得点を狙うのは難しくなります。

日本史・世界史の定期テスト対策①

まず大事なのは、中学生時代の知識を当てにしないことです。中学校の時の試験で良い点数が取れていたとしてもそれを高校に当てはめてはいけません。中学校の試験では歴史上の大事件や重要人物だけを覚えておけばよく、年代さえ間違えなければ流れを覚え切れていなくても対応をすることが可能です。

しかし高校生の試験ではその事件について内容を深く掘り下げていきますので、何故それが起こったかを理解していないと点数には繋がりません。薄くなぞっただけでは大崩れの恐れもあります。

日本史・世界史の定期テスト対策②

次に注意が必要なのが正確に名称を覚えておくことです。特に人物名は日本史ですと同じ苗字で複数の人物が登場しますので手を抜かずに記憶しないと混乱してしまって関連する全ての問題で点を落とすことにも繋がりかねません。

多少面倒でも人物名は紙に書き出して親子、兄弟関係を整理しておかなければなりません。世界史のうろ覚えも危険です。カタカナ名の場合は自分で覚えていたつもりでも良く見ると少し違って覚えていたということがあり得ます。

日本史であれば最悪字面で記憶することも可能ですが、世界史は丁寧に対応したなければ内容は分かっているのに点数に繋がらないというもったいないことになってしまいますのでご注意ください。

日本史・世界史の定期テスト対策③

3つ目は一夜漬けをしないということです。暗記科目でですと、試験直前に丸暗記する方が効率的だとお考えかもしれませんが、いくら要所を押さえても覚えなければならないことは膨大です。それをただ詰め込むだけでは前述の2つのようなミスが起こってしまいますので、数日をかけて知識として覚えていくことが重要です。

高校の定期試験の場合は他の教科の勉強もしなければならないと思いますので、歴史系教科は隙間時間を使って短くとも1週間ほど使ってじわじわと記憶させた方が試験本場でのど忘れも避けられます。

日本史・世界史は暗記が大事

歴史系教科での暗記のコツは1日に少しずつ覚えていくことです。まずは試験前に自分の言葉でノートを作ることをオススメします。

理想を言えばこれは試験期間に入る前に授業の復習がてらに「まとめノート」作っておいてもらいたいです。直前対策として考えても遅くとも出題範囲が決まった時点では作成を始めてください。作り終わったら後は毎日読むだけで大丈夫です。

試験3日前くらいからは問題に解答しやすいように落としこんでいく必要がありますが事前段階では毎日隙間時間に読むだけでも記憶は積み重なっていきます。そこでよくわからないなと思った部分は調べたり整理をします。

試験直前で時間がなければ調べることもせずに流してしまいがちですが、早めに用意することで確認の時間も取れます。暗記科目だからこそ、早い段階から準備が必要なのです。

日本史・世界史の定期テスト対策→オススメの勉強法

あえて移動時間やテレビを観ている時などの『ながら勉強』をオススメします。集中できる環境ではないように思えますが、その状態で暗記をしようとすることでそのシチュエーション込みで記憶に残すことができます。

つまり試験本番である部分の問題が出てきた時に、ここの部分はあの時、あの場所で覚えたなという形で記憶を呼び起こすことができるのです。

確かに図書館などの静かな環境を用意した方が勉強はしやすいでしょうが、暗記科目は場所を選ばずにできるメリットがあります。その利点を生かしてうるさい環境に抗って覚えようとした方がむしろ集中力が増します。

他の教科の合間に気持ちの切り替えのためにやるなど、単発単発で行うことでも短期集中で臨むことができオススメです。

日本史・世界史がツマラナイ、興味が持てない時は?

暗記科目は「つまらない」という思い込みが大きな悩みになってくるのではないかと思います。確かに丸暗記はおもしろくありませんので、ついつい後回しにしてしまいがちです。

歴史科目は単純に覚えようとすると面白くもありません。本当にただ文字情報として記憶しようとしているためにツマラナクなるのです。でも、興味が持てるようになるには、ひとつポイントがあります。

それは歴史を物語として考えればつまらないという思いを解消することができると思宇野です。

歴史はあくまで人間がしてきたことですのでその行動には理由や感情が付きまとってきます。その物語を知ることで納得も深まり理解も早くなります。

出来事の裏にあるストーリーを楽しむことができれば暗記させられている感も薄れてつまらないという思いを払しょくすることができます。自分で勉強する際には何故それが起こったかを考えるようにしてみてください。

定期テストで「日本史・世界史」を得意にすると、人生と受験の選択肢が広がる

歴史を学ぶことはあなたの人生の視野を広くしてくれます。先人たちの行動から参考にすべきこと、やってはいけないことを学んでいくことができます。

歴史を知っていることは教養があることとも繋がっていき、特に日本史であれば自国の歴史を知っていることは今後の国際社会では非常に重要なこととなります。

学校の試験で出る範囲のことを知っておけば歴史の基礎知識は十分となるでしょう。単純に勉強としても暗記教科の最たるものである歴史系で高得点を取ることが出来るようになれば他の教科での暗記に対しても自信がつきます。

学校の定期試験はどの教科でもそれなりに暗記することで点数アップは見込めますので、自分の暗記方法をマスターすることは他の教科での得点にも繋がっていきます。