語学の専門学校を経て大学の外国語学部に入学しました。
初めて受けたTOEICの点数は270点。
さすがにこの結果はまずいと思い、
どのようにしたら点数が飛躍的に上がるか真剣に考えました。
その結果最終的には850点に!
TOEICスコアが270点→850点に上がる英語勉強法をお伝えします。
TOEICの特徴
TOEICとは世界中で実施されているビジネス英語力を測るためのテストです。
毎月実施されていて受験料は5725円と少々高め。
TOEICの点数(スコア)は多くの企業で採用選抜に利用されたり、昇進の条件に使われていたりします。
外資系企業の場合にはTOEICで一定の点数を獲得できないと給与を減額されるという、とても重要な指標として用いられることもあります。
TOEICの試験時間は2時間でリスニングと、リーディングからなります。
テスト時間が2時間と長いため本番に向けて日頃からTOEICの試験時間程度の集中力をもって勉強をしておくことが大事になってきます。
特にリーディングセクションでは時間に対して問題の量が多いため最後まで解き終わらず、しぶしぶマークシートに適当に答えをマークしてしまう「塗り絵」という現象もあります。
長文を読み解く集中力、捨て問を作る要領の良さも必要です。
リスニングセクションではビジネスに特化した内容が流れます。
例えばPart3では
・会議の出張の日程の取り消し、
・薬局での在庫品の不足、
・レストランでの会計の際の会話
など色々な話題がありますが、毎回出題される内容は決まっています。
特にこのパートは3はリスニングセクションの中で一番アナウンスが長いところなので集中力が途切れないようにすることも大事です。
TOEICの点数をあげる2つのポイント
まず公式問題集や信頼できる参考書を購入しましょう。
何度も問題を解いて分からない箇所をなくしていきます。
自然に暗記しているくらい繰り返しましょう。
英語学習に限らず、他の分野の勉強法でも反復なしでは絶対に上達しません。
同じ問題を何度も解くことによって今まで気がつかなかった部分に気づいたり、大事な部分を見落としていた事に気づくこともよくあります。
次に勉強時間を確保しましょう。
僕はTOEICを合計20回ほど受験してきました。
何回受けても点数が変わらない、または下がったときに何が足りないのか真剣に考えるといつも思い当たるのは勉強時間でした。
量より質が大事なのはその通りです。
しかし特にTOEICでは勉強時間がものを言います。
どんなに効率の良い勉強をしていても、そう簡単に点数が上がらないのがTOEICテストの特徴です。
2年間実験してみましたが、
1日30分勉強した場合と、1日2時間勉強した場合とでは
→30分勉強した場合が1年間で40点アップ
→2時間勉強した場合が1年間で200点アップ
という結果でした。
TOEIC英語学習法の3つのポイント
TOEICの英語学習法について3つのポイントをお伝えします。
まず1つ目に大事なのが反復継続です。
例えば公式問題集を1度解いて、答え合わせをして、それだけで内容をすべて覚えられる人はいません。
1度解いたらそれで終わりにするのではなく、問題集の内容、特によくテストで出てくるフレーズを覚えて自然と出てくるまで繰り返すことが大事です。
しかし教材の内容を100%完璧に暗記するというのもムリな話です。
そこで苦痛にならないくらいに大体85パーセントくらいで理解して、次の教材にすすみ、また反復を繰り返していきます。
この勉強法はTOEICだけに役立つ勉強法というわけではなく、
英検やTOEFL、大学の試験勉強でも十分効果が発揮できる学習法です。
私も中学生のころはこの勉強方法が知らず、テストでも毎回赤点ばかりを取っていましたが、高校に入ってからこの勉強方法を実践してみると面白いほどテストで点数がとれて良い成績を残すことができました。
いま外国語学部に在籍しているのも英語の試験では点がとれるという自信があったからだと思います。
次に大事な要素になるのが勉強時間です。
今まで何度もTOEICを受験してきましたが、点数が上がらなかったこともあります。
そういう時は絶対的な勉強時間が足りていなかったと思います。
内容の学習はもちろん大切ですが、TOEICの場合はテスト対策そのものにある程度の時間をとることも大切だと思います。
TOEICテストは2時間という長丁場です。
日頃からそれを下回る勉強時間だと本番では体力・集中力がもちません。
スコアを上げるには本番のTOEICテストを意識して時間配分なども考えてください。
そして最後に外国の人とコミュニケーションを多くかわすということです。
これは特に試験対策を意識してという訳ではないのですが、英語でのコミュニケーションを日頃からしていると、TOEICテスト本番でも英語がスーッと入ってきます。
私が実践していた「TOEIC」英語勉強方法
私は主に公式問題集を使用していました。
公式問題集の良いところは解説がしっかりしているところです。
いろいろなTOEICの参考書を使用してきましたが、そのなかには学習者目線で書かれておらず答えの根拠が不明なものもいくつかありました。
解説がしっかりしているという事は大きなポイントだと思います。
というのもしっかりした解説がないと学習者が誤って内容を理解したり、読み進めたりすることもあり、結局TOEIC本番でのスコア獲得に結びつかないからです。
特に解説がひどい参考書はあまり知られていない出版社が多く、その点TOEICの公式問題集はIIBCという日本でTOEICテストを実施している会社が出版しているため信頼できます。
しかし明確な解説で点数アップのノウハウをしっかりおさえて本番でスコアを獲得しないと意味がありません。
参考書もCDがついていないのもあるので注意してください。
私たち日本人は英語のネイティブスピーカーではないためTOEICのリスニングに出題される単語の発音を聞き取れないことの方が多いです。
試験本番だけでなく日頃から正しい英語の発音を確認しておくことが大事です。
また英語に限らずどの言語にもイントネーションがあります。
重要な部分は強調されて読まれたり、重要でない部分は発音されなかったりします。
そんな特徴を知るためにもやはり音声がないと分かりません。
日頃からネイティブの語感をつかんでいくよう努力しましょう。
TOEICテストでは音源を使って勉強していくのが必須だと思ってください。
「TOEIC」英語勉強法のオススメ教材は?
大学受験と平行してTOEIC対策をすすめる場合オススメの教材はあるでしょうか?
高校時代に部活と両立しながら大学受験とTOEIC受験を同時にチャレンジしている友達がいました。
忙しそうで僕には絶対ムリと思って見ていましたが、その友人は見事志望大学に合格。
TOEICのスコアも800点台をとっていました。
彼が使っていたのがスタディサプリEnglish。
電車の中でもスマホでサクサク勉強。
しかもいつでもオンラインコーチに質問できるところが良かったそうです。
スマホで音楽を聴く感覚でリスニング対策もバッチりです。
もともとスタディサプリは受験生向けにわかりやすい解説・指導に定評があるオンラインシステムです。
優秀な講師陣が監修をしているので教材にもあいまいなところがありません。
「試験にでるから覚えて」という表面的な解説ではなく、TOEICスコアに直結する明確な理由まで解説してくれます。
値段も手頃なので
忙しくてなかなかTOEIC対策まで手が回らないよという人、
時間とお金を節約したいという人には特にオススメです。
スタディサプリEnglishがオススメできる理由
とくにスタディサプリEnglishのTOEIC対策はオススメです。
もともとスタディサプリはオンラインでの学習に力を入れており、英語学習もスマホのアプリで完結できます。
例えば英単語を覚える場面でも、学習者がいつでもどこででも学習しやすいように単語帳を作って電車でも勉強することができます。
TOEIC対策も目標スコアに向けてオリジナルプランを作成できたりオンラインで質問できるなど、すべてスマホで完結するのに受験対策講座に通学するのと同じような効果があります。
忙しい学生や社会人はもちろん、家に帰るとどうしても勉強がはかどらないという受験生にも役立つアプリだと思います。
スタディサプリEnglishで勉強すると確実にTOEICの点数が上がります。
英語力を上げるには反復が大事です。
人間は1度目にしたり、聞いたりしただけではなかなか物事を覚えられない動物です。
内容を理解するには何度も繰り返すことが重要で、これをすることによって吸収した内容が忘れにくくなるという脳科学の研究結果もあるそうです。
皆さんの英語力が上がることを願っています。