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東京理科大学「工学部」工業化学科とは?
東京理科大学「工学部」工業化学科では、学科名の通り化学を勉強します。工学部であるため化学でのモノづくりを目指します。
化学は物質の状態と変化を考察する学問ですが、東京理科大学「工学部」工業化学科では化学そのものを勉強するだけでなく、
- 化学をどう利用すると新しいモノが作れるか、
- 環境汚染への負荷を抑えられるか
など我々の実生活と直接結びつく部分を勉強します。
東京理科大学「工学部」工業化学科での化学の学びは、理学部第一部・二部の化学科、理学部第一部の応用化学科とは違い、実生活に近い化学という化学研究の中でゴール手前での橋渡しをする役割を担います。
簡単にいいますと、理学部では、
- ある金属と金属はどういう仕組みで反応するか、
- どんな合金が出来上がるかを研究します
でも一方、東京理科大学「工学部」工業化学科では、
- どんな工場でこの合金を作り、
- どんな場面で活躍できるか
ということを研究します。
東京理科大学「工学部」工業化学科の学生には高校で化学が得意だった、化学が好きだから来たという方が多いため、理学部との違いがよく分からないまま入学する方が多いです。
東京理科大学「工学部」工業化学科の合格に必要となる偏差値は、先ほどの理学第一部の化学科・応用化学科よりは低いです。だから理学第一部を併願受験して落ちた方が多いです。
ですが、就職活動の場面となると理学部と工学部の立場は異なる傾向にあります。すなわち、工学部の学生は理学部の学生よりは、良い就職先に就職できる傾向にあるのです。
工学部の学生の就職が良い理由は、学問の基本を勉強する人より、学問を利用できる人の方が企業を求めるからです。
東京理科大学「工学部」工業化学科の最大の特徴は、授業で課されるレポートが手書きであることです。レポートは週に一回行われる実験の結果報告ですが手書きでの提出が求められる学科は非常に珍しいです。
東京理科大学「工学部」工業化学科の偏差値・難易度・競争率・合格最低点は?
偏差値 | 駿台予備校⇒合格目標ライン『53』 | |
河合塾⇒ボーダーランク『57.5』 | ||
難易度 | ||
競争率 | 2017⇒2.1倍、2016⇒2.7倍 | |
合格最低点 | – |
東京理科大学「工学部」工業化学科の難易度評価は「4/5点満点」です。私立大学の中で、早慶大学の理工学部の次が、東京理科大学の工学部です。
A方式(センター利用)では、早慶がセンター利用入試を実施しないため、東京大学・京都大学を志望する受験生が出願しますので合格最低点が高めです。
また、東京理科大学の入学金の入金締め切り日は、他の私立大学の個別一般の合格発表日より早いため、蹴る方が非常に多いです。
B方式(理科大オリジナルの個別一般入試)についてです。東京理科大学「工学部」工業化学科に入学する方の多くはこれで合格します。私もそうです。すこしでも入学する可能性があるなら受験するべきです。
特にB方式の入試問題は良問が多いです。入試問題は私立大学でよく見られるひねった難しい悪問はほとんど出ません。ただ、計算量が多いので計算練習を積んでおくといいです。
C方式は余裕があったら受験しましょう。私は日程がきつくかったので受験しませんでした。
東京理科大学「工学部」工業化学科の在校生満足度は「2/5点」です。授業時間や手書きレポート、テスト勉強の為、キャンパスにいる時間が長くなります。
学生の中には、サークルやバイトをしているため疲れている方が一定数います。東京理科大学は理科大ですので国公立大学や早慶大学落ち、学歴コンプレックスを抱える人もいます。
また、東京理科大学「工学部」工業化学科では、四年生になると座学がなくなり研究室に配属され卒業研究を行います。研究室の中には、非常に長い時間を研究室に拘束させる研究室があります。
東京理科大学「工学部」工業化学科の就職は比較的楽だとよく言われます。筑波大学、神戸大学、地方大学の旧帝レベルの就職をすることが学閥によって一部可能です。特に化学工学を専攻した人のニーズはあるといわれてます。
東京理科大学「工学部」工業化学科の学費・授業料・奨学金
入学金 | 300,000円 |
年間授業料 | 990,000円 |
その他費用 | 372,280円 |
入学手続時・必要納入金額 | 1,002,280円 |
奨学金 | 東京理科大学では、多くの奨学金が用意されています。 |
東京理科大学「工学部」の学費は 高いと思います。理系大学とはいえ、授業時間は高校よりは少ないです。また、一人の先生当たりの生徒数が多いです。
入試前の説明会で説明されると思いますが、東京理科大学「工学部」の学費は、都内の私立理系大学の中でも安い方です。
しかし入学金が高く、パンフレットに詳しく書かれていない施設設備費がある為大きくは変わりません。一度各大学の4年間の学費を調べて比較してみるといいです。
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東京理科大学「工学部」工業化学科の入試科目・選考方法
一般B方式入試
- 英語(100)
- 数学(100)
- 理科(100)
一般C方式入試(センター併用入試)
センター科目
- 国語(100)
- 英語・独語・仏語・中国語・韓国語から1つ(100)
独自試験科目
- 数学(150)
- 理科(150)
一般グローバル方式入試
センター科目
- 数学(150)
- 理科(200)
一般A方式入試(センター利用入試)
センター科目
- 国語(200)
- 英語・独語・仏語・中国語・韓国語から1つ(200)
- 数学(100×2)
- 理科(200)
個別試験
実施されません。
※この他、公募制推薦入学制度も実施されます。
※詳細は東京理科大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
東京理科大学「工学部」工業化学科の就職先は?
東京理科大学「工学部」工業化学科の主な就職先のお話です。
工業化学科の学生は、8割以上が大学院へ進学します。大学院進学者のうち9割が東京理科大学の大学院に内部進学します。他の学生は国立大学の大学院へ行きます。
就職する学生は、化学系メーカーへの就職が最も多いです。化学系以外ではIT、事務営業総合職のようないわゆる文系の就職が多いと思います。
東京理科大学「工学部」工業化学科を徹底評価!
東京理科大学「工学部」工業化学科で学べることは?
東京理科大学「工学部」工業化学科ので学べることは、
- 物理化学(理論化学の発展版)
- 有機化学
- 無機化学
- 生化学(生物寄りの化学)
- 分析化学(機械を使って化学物質の定性、定量等の分析)
- 化学工学(化学工場の設備や設計など)
です。
取得できる関連資格
東京理科大学「工学部」工業化学科には、卒業することで得られる資格はありません。でも、甲種危険物取扱者の試験が一定の単位を修得することによって受験できるようになります。普通は乙種危険物取扱者を数種類合格してからでないと受験できませんが、大学で化学系科目の単位を取ると受験資格が与えられます。
東京理科大学「工学部」工業化学科に入学後の生活は?
東京理科大学「工学部」工業化学科での学生生活は、とにかく忙しいです。東京理科大学「工学部」工業化学科に入学すると、キャンパスに長時間滞在して、勉強、レポートする時間が長くなります。
レポートは大学の図書館の本がないと書けないことが多いです。
バイトやサークルを4月からせず、ある程度慣れてから始めた人の方が充実した生活を送っているようにも思えます。
私の場合、アルバイトは日程調整できるものを、サークルは忙しすぎず、またテストの点数に大きく貢献するテストの過去問が手に入るようなサークルに入っていました。この学科に限らず忙しめの理系ならみんなこうするべきかと思います。
併願先の大学・学部は?
わたしの東京理科大学「工学部」工業化学科の併願先のお話です。
(前期)首都大学東京都市環境学部・都市環境学科分子応用化学コース
国公立前期は首都大学東京都市環境学部・都市環境学科分子応用化学コースです。
今の都市環境学部環境応用化学科です。私は第一志望でしたが不合格でした。共通テスト(センター試験)は数学ⅠA・ⅡB、英語、化学のみ、二次試験も数学、英語、化学の3科目のみでした。
首都大学東京の入試は、東京理科大学「工学部」工業化学科同様に、化学の入試配点が高いため化学の勉強時間に多く時間を割くと良いでしょう。
私は、共通テスト(センター試験)であまりいい点数が取れなかったと知ったとき、出願先を変更しようと思いました。
しかし共通テスト(センター試験)でこれらの科目しか受けなかったため、二次試験を受験できる国公立大学がほとんどありませんでした。私の友達は富山大学へ出願しました。
(後期)東京海洋大学海洋資源環境学部
後期は東京海洋大学海洋資源環境学部を受験しました。一次試験の入試科目は首都大学と同様に数学ⅠA・ⅡB、英語、化学でしたが、二次試験は小論文です。私は不合格でした。
小論文は前期が終わってから受験対策しました。
芝浦工業大学工学部応用化学科
芝浦工業大学工学部応用化学科はセンター利用で合格しました。入試科目は国語(現代文のみ)、数学ⅠA・ⅡB、英語、化学でした。
共通テスト(センター試験)は現代文のみで62点で古典は一切解きませんでした。また国語は全く勉強してきませんでした。
神奈川大学工学部物質生命化学科
神奈川大学工学部物質生命化学科の給費生(学費全額免除の特待生)入試で一般合格しました。試験は12/24で特待生は取れませんでしたが、一般入試と同じ普通の合格をしました。
東京理科大学「工学部」工業化学科の評判・口コミは?
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納得のいく進路選択をするためにも「自分は何のためにその大学に行くのか?」しっかり考える必要があります。
まず必要となるのは「大学の情報」です。
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