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早稲田大学・創造理工学部建築学科とは?
早稲田大学の創造理工学部「建築学科」えは、工学系の学部に所属していますが、デザイン重視で知られています。建築学科の卒業生には村野藤吾や今井兼次など有名な建築家がいます。
テレビ番組の「タモリ倶楽部」でも取り上げられましたが、「役に立たない機械製作」など一風変わった講義があることでも有名です。
課題では「絶対に掬えないおたま」や、「持ち上げると空回りするのに台に乗せると止まるミニカー」などを製作して、授業で発表します。
早稲田大学創造理工学部/建築学科は私立大学の建築学科の中でも最古の歴史を持ち、1909年から現在まで改編等の影響も受けずに存続しています。実学重視の教育で、学部から大学院までの6年間一貫教育を掲げています(学部の4年間で卒業することも可能です)。
1年生からデッサンや美術的作品の製作、手書き図面の作成、模型の作成などを行い、建築や都市に関して幅広い視点から学びます。
授業だけでなく先輩の作品制作の手伝いをしたり、自分で有名建築に足を運んだりと、自ら行動して学習することもときには求められます。学部4年生からは研究室に配属され、より専門的学習をします。理工学部の中にある建築学科ということで、意匠系分野だけでなく工学系分野でも優れた研究が多くなされています。
早稲田大学/創造理工学部建築学科の偏差値・難易度・競争率・合格最低点は?
偏差値 | 駿台予備校⇒合格目標ライン『58』 | |
河合塾⇒ボーダーランク『65』 | ||
難易度 | ||
競争率 | 5.3倍 | |
合格最低点 | 190/400 |
早稲田大学創造理工学部/建築学科の入試難易度は4/5点です。一般入試に限らず、AO入試(創成入試)や指定校推薦入試など、さまざまな方式で入試を行っています。特にAO入試はとても特徴的で、書類審査・ドローイング・作文からなる一次試験と面接・プレゼンテーションからなる二次試験によって審査され、毎年とても個性的で優秀な学生が一定数入学するようなシステムになっています。
一般入試は「物理・化学・数学・英語」に加えて「空間表現」というドローイングの課題も課されますが、よほど絵が得意でなければドローイング対策よりも他科目の勉強をしたほうが合格につながると思います。
入試のいずれにもドローイングが課されているため、絵の対策を万全にしなければいけないと思う方もいるかもしれませんが、ドローイングが第一ではないので気張らずに。入学しても美大ではないのですこぶる上手い人は数を数えるくらいしかいません。もしデッサンを勉強するのであれば基本を抑えていればうまくなくても大丈夫です。
入試では芸大のような実技試験が課された上で、早稲田大学の他学科と同様の学力試験が必要という理解です。他学科とは異なり、実技試験があるため試験が2日間にわたる長丁場となります。
早稲田大学/創造理工学部建築学科の学費・授業料・奨学金
入学金 | 200,000円 |
年間授業料 | 1,446,000円 |
その他費用 | 91,000円 |
入学手続時・必要納入金額 | 968,500円 |
奨学金 | 早稲田大学では、各種奨学金制度を用意しています。 |
早稲田大学の創造理工学部/建築学科は 費用対効果の観点から見ても、学費は決して安くはないと思います。
学部生の年間授業料は140万円前後ですし、年々上昇しています。奨学金等も多々ありますが、それですべてを賄うことは難しいです。
学費以外にも作品作成のための模型材料や画材などに結構お金がかかりますし、そもそも授業がたくさんあったり課題がたくさんあったりしてアルバイトをする余裕はほとんどありません。
卒業までの費用はそれなりにかかりますが、それでも入学して後悔することはないと感じています。
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早稲田大学/創造理工学部建築学科の入試科目・選考方法
一般入試
- 英語(120)
- 数学(120)
- 理科(60×2)
- 空間表現(40)
早稲田建築AO入試(創成入試)
- 出願資格⇒第一志望で、数学と理科の所定単位を取得していること
- 選考方法⇒書類審査後に、ドローイング、プレゼン、面接などを行う。
入試科目の詳細は、必ず早稲田大学の資料で確認してください。
※詳細は早稲田大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
早稲田大学・創造理工学部建築学科の就職先
早稲田大学「創造理工学部」建築学科の卒業生の7-8割は早稲田または他大学の大学院に進学します。就職する人は建築関係の企業に就職する方が多いです。他には広告業界に就職する人もいます。
多くは専門である建築を生かした就職先を選ぶ学生が多いのです。例えば、設計事務所や建設会社、ハウスメーカー、不動産業・ディベロッパーに就職する人が多い印象です。都市計画、意匠設計、構造設計、施工管理といった多様な職種につく先輩がいます。
早稲田大学には多くのOBがいるので就職活動で助かります。歴史のある学科なので、各社にOBがおり手助けを受けることができます。
早稲田大学・創造理工学部建築学科を徹底評価!
早稲田大学「創造理工学部」建築学科で学べることは?
早稲田大学の創造理工学部/建築学科では、建築学について建築芸術学分野と建築工学分野の二本立てで学びます。建築デザインや都市計画、建築に用いる材料・構造について学んでいきます。他大学と比べて、意匠系の科目が充実している点が特徴です。
早稲田大学の創造理工学部/建築学科では、建築設計に関係するあらゆること(リサーチ、コンセプト作成、デザイン作成など)建築を設計するために必要なことを一通り学ぶことができます。
授業中にプレゼンテーションを行う機会が非常に多く、学部1年のころから他人に自分の作品を伝えるためにはどのようにしたらよいのかを体感的に学べます。その中で、建築模型作成のスキル、プレゼンテーションスキル、CAD、Adobe系ソフトウェアのスキルなどを、独学に近い形かもしれませんが学ぶことができます。
早稲田大学「創造理工学部」建築学科で取得できる関連資格
早稲田の建築学科はJABEE認定されているので、建築学科卒業と同時に技術士補の資格を取得可能です。
必要な授業を履修すれば建築士の受験資格要件を満たすことができます。
早稲田大学「創造理工学部」建築学科に入学後の生活は?
早稲田大学の創造理工学部/建築学科では、大学入学直後から次々と課題を課されるので、課題に追われる生活を送ることになります。
大学1年生の春は貸し出された画板を持って、階段の絵を描きます。早稲田大学の創造理工学部/建築学科では、低学年次生は先輩の課題製作の手伝いをする伝統があり、後輩は先輩から模型の作り方を学んでいきます。
先輩は自分だけでは製作できない課題を後輩に手伝ってもらえるのである意味ウインウインです。
早稲田大学の創造理工学部/建築学科では、製図室や24時間使えるスタジオが完備されているため、建築を学ぶ環境は最高です。
早稲田大学の創造理工学部/建築学科の1年生は毎日授業がみっちりあり、授業の合間に製図室で課題を行います。授業も建築の授業だけでなく、一般教養の授業もたくさんとる必要があり、多くの学生が低学年のうちに一般教養を多くとります。
低学年のうちは高学年の先輩の設計課題の手伝いに授業の合間に行き、先輩から設計の技術や模型作成、表現方法などについて手伝いの中で勉強できます。3年生になると建築設計の授業が本格的になり、授業のコマ数自体はとても少なくなるのですが、授業の合間に設計課題の制作やその下地になるリサーチなどを行う必要があり、中には学校に寝泊りして作業する人もいるほどです。
大学4年生から研究室に配属され、専門が分かれたあとは1年間で卒業論文と卒業設計に取り組みます。特に卒業設計は意匠系分野に進学した人だけでなく工学系分野に進学した人も行う必要があり、3人一組でチームを組んで取り組みます。そんな忙しい生活の中でも放課後にアルバイトやサークル活動を行っている人もいます。
併願先の大学・学部は?
デザイン系の建築学科として併願受験されるのは、
- 横浜国立大学
- 東京大学
の建築学科だと思います。私立大では早稲田大学と併願受験されることの多い慶應義塾大学では建築を主とする学科がないので、SFCや理工学部のシステムデザイン工学科を併願受験する人が多いです。
併願校の入試と、早稲田大学の創造理工学部/建築学科の入試の違いは実技試験がある点です。AO入試と一般入試ではデッサンの実技試験を課されます。
横浜国立大学/理工学部/建築都市・環境系学科一般入試ではどの科目でも比較して特徴的な問題が多かったと思うので、過去問をしっかり解いて傾向や問題の解き方などを確認しておくとよいです。
英語・数学・空間表現のいずれかが突出して優れた点数を取れた場合、全体で合格点に達していなくても合格になることがある得意科目選考というものがあるので、バランスよくいい点数が取れなくても何か突出したものがあればあきらめずに受験してみてください。
早稲田大学・創造理工学部建築学科の評判・口コミは?
全体的に人数が多いこととキャンパス自体がすこぶる大きいわけではないので、施設設備や作業場所が不足している印象があります。研究室に配属されたあとも、国公立などに比べたら個人に割り当てられる場所は全体的に少ないです。
入学後はとても忙しいかと思いますが、忙しいからこそ縦のつながりも横のつながりもとても強く、かけがえのない人間関係を構築できます。将来建築関係の会社に勤めなくても役に立つスキルが卒業した後にも生かせます。早稲田で建築を学ぶ中で建築学の楽しさを見出し、今も勉強をし続けています。がんばってください。
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