志望大学別の受験勉強法

徹底分析!早稲田大学教育学部の偏差値⇒入試教科別の合格受験勉強法

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予備校講師
予備校講師
2012年に合格しました。大学時代から予備校講師を続けています。

早稲田大学教育学部の偏差値についてお話します。予備校講師であるため偏差値、出題傾向などは近年の傾向にも言及します

早稲田大学教育学部の偏差値

早稲田大学/教育学部の偏差値は基本的に高い水準で公表されていますが、これは合格者の平均偏差値です。どの科目にも言える事ですが、公表されている偏差値でなくては解けないという問題ではない点に特徴があります。

かなり知られていないと思いますが、早稲田大学教育学部の入試問題は、偏差値的にはいわゆるMARCHレベルの問題です。MARCHレベルの学力があれば充分問題は解けます。

受験で勝負できますし、もちろん合格することも可能です。どの科目に関しても同じ事が言えます。難問は出題されることはありません。

しかし多くの受験生は「早稲田大学」という名前に負けて出願しないのです。

多くの受験生は弱気の態度になり、早慶レベルの大学のワンランク下の大学に出題します。標準問題をしっかり解ける受験生であれば早稲田大学に出願して合否勝負できます。度胸がないので出願しない方が多いのです。高い学力を有する受験生だけ早稲田大学教育学部に出願するので、結果として偏差値が押し上げられているという形になっています。

早稲田大学教育学部の偏差値は「MARCHレベル」というのが正確な理解と言ってもいいでしょう。実際の難易度と早稲田大学教育学部の公表偏差値にはかなりのギャップがあるという事です。実際の過去問題集を解いて見ましょう。偏差値に騙されない度胸のある受験生が合格します。

早稲田大学教育学部→入試教科別の出題傾向と偏差値をあげるポイント

教育学部の英語科目

早稲田大学教育学部の英語問題のポイントは、基本的に「単語力」です。

難しめの文法問題は全く気にする必要がありません。受験生でしたら構文集ですとか、単語・熟語は当然暗記するかと思いますが、その範囲のレベルで十分です。

長文問題に関しても、予備校講師がこだわるような「この単語がここにかかり、修飾してなんたらかんたら」という、そんな長文問題は出題されません。全部をしっかり正確に理解できる事、これが必須です。その為にも単語・熟語・構文などを完璧に習得する事が必要となります。

教育学部の数学科目

数学に関しては、出題される単元に非常に偏りがあります。5年周期位で明らかに変化していきます。過去問題で出題されていない単元は一目瞭然です。過去問で出題されていない問題は勉強する必要ありません。学習範囲を高校3年間の三分の一に絞る事が出来ます。

これは何も受験のプロ教師でなくても受験生が見ても「ここは出題されない」と明らかにわかります。入試問題を読むと一瞬難しいと感じるはずです。なぜなら他大学では大問2つ位のところが、早稲田大学/教育学部の数学では大問1つになっているという感じなので難しく感じるのです。

一つ一つの問題の難易度は決して難しくなく、標準問題レベルです。難しい年でも発展問題レベルしか出題されません。

教育学部の理科

理科の問題は、全て基本問題です。だから理解の受験対策として予備校にお世話になる必要はありません。しかし幅広い知識が必要なので広く浅く、勉強時間としては時間が取られるかと思います。

早稲田大学教育学部→入試教科別の偏差値をあげる合格勉強法

英語

英語の勉強法は「単語・熟語・構文」です。問題集を何回も何回もやり直すに限ります。そして、かなり難しい単語・熟語・構文に関しても覚えなければなりません。英語長文やら問題自体は難しくないのです。

しかし「英単語・熟語・構文」のレベルは高いです。ただそれだけです。根気のない受験生は全く勉強の手が付けられなくなってしまうかもしれませんが、根気よく暗記することが大事です。頑張れる受験生から見れば勉強は楽です。

数学

数学は基本問題をたくさん解きまくるに限ります。東大早慶といいますと、基本・応用・発展・難問と段階を踏んで勉強しなくてはいけないように感じます

しかし、入試問題を分解してみると問題が難しく感じるのは基本問題を上手くからませてあるためと気が付くと思います。問題集は「基本レベル」の問題集でよくそれを何回も何回も解きこなすことです。

理科

理科の受験対策は、一番時間がかかると思いますが、確実に高得点を狙いに行けます。参考書は一冊では無理です。3冊位は必要です。

いろんな理論、知識が必要となってくるのですが、参考書によって書いてあるもの書いてないものがあります。隅から隅まで読んでどんな細かい知識でも頭に叩き込むことが必要です。

理科の受験対策をする上で、勉強した時間と量は絶対に点数となって返って来ます。理科は得点源として一番計算しやすい科目です。

他の私立大学の入試との比較

英語

早稲田大学教育学部の英語問題は、中途半端では問題が解けません。

受験生なら誰もが知っていて当然の英単語を覚えても得点源にはなりません。英単語が出てきたなら応用問題ではどんな意味で利用されるのか考えましょう。細かくしっかりと覚えなくてはいけないという点が、他大学とは完全に違う点だと思います。

数学

数学問題も解けるだけで意味がありません。どうしてその解法で解けるのかを、周囲の受験生に教えられる位にならないと、完答できません。

この解き方を最初に使うと、グラフと同時に、面積まで検討が付くから、まず大枠を掴んでから細かい部分は公式で計算していって、とか。完答できるまでの絵を頭の中に描けるようになっている受験生には問題が簡単に感じられるという特徴があります。

早稲田大学教育学部に合格するための、共通テスト(センター試験)対策

共通テスト(センター試験)対策の勉強法です。広く勉強しなくてはいけません。英語試験を例にあげれば確かに問題自体は難しい長文などは出題されません。

しかし長文問題を読むために必要となる「単語・熟語・構文」は非常に広範囲です。一つ一つ丁寧に仕上げていかなくてはいけないので必然的に共通テスト(センター試験)対策も、広く勉強する必要があります。

早稲田大学教育学部の過去問題集を解きながら勉強すれば、自然とカバーできてしまいます。ですから早稲田大学教育学部の合格するための共通テスト(センター試験)対策の勉強法というものが存在しなくなるのです。

言い方を変えると、共通テスト(センター試験)対策の勉強法をさらに深く勉強していく勉強法が早稲田大学教育学部に合格するための勉強法という言い方ができるかと思います。共通テスト(センター試験)対策の勉強時間なのでこういう風に勉強法を変えないと、という事を考えないで済むようにしなければいけないという事になります。

早稲田大学教育学部に入学したい受験生へ

早稲田大学は入学してみればわかる事なのですが、大学に対する思い入れが強い学生が非常に多いです。中学受験も失敗、高校受験も失敗、やっと大学で早稲田に合格できた方など。

何年間も何年間も早稲田大学の事だけを考えていたという学生が極めて多いです。早稲田大学に入る為に勉強してきたのですから滅茶苦茶厳しい勉強もしてきています。

私自身は3日間徹夜、2時間寝てまた3日間徹夜、直前はそんな感じでした。それが当たり前だと思っていました。意識の高い受験生と戦うのですから半端な気持ちでは合格することはできません。それだけは絶対に言い切れます。頑張ってください。

編集室
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