浜松医科大学「医学部」に合格する為の勉強方法をお話しします。
僕はZ会を利用して、志望大学に合格しました。私の合格体験記です。
浜松医科大学「医学部」入試合格への心構え
医学科というのは、理系の中でも特に学力レベルが高く、学部全体で見ても科目数が多いので、受験対策がより困難になります。
まず、秀才でもない限りは高校3年生の夏から受験勉強を初めて合格することは困難です。
最低でも高校3年の春休み前には医学部に行く準備をしなければ、浪人を視野に入れなければならなくなります。
まずは早めに自分の「学力」「得意分野」「苦手分野」を細かく知っておく必要があります。
自分に残された共通テスト(センター試験)までの時間と自分が偏差値を上げねばいけない分野を把握しておかねば、終盤やることが重なってしまい、精神的にダウンしてしまいます。
浜松医科大学「医学部」入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
私は浜松医科大学に入ったわけなのですが、現役は「数学」、浪人は「理科」に勝負をかけるべきだと思います。
まず英語から行きますと、浜松医科大学医学科の英語は皆、点が取れる部分と取れない部分がハッキリしております。やはり自由英作文は試験対策が外せません。
毎年指定文字数の作文を出しますが、合格者の中でこの対策をしなかった人はおりません。しっかりと8割をとりましょう。
その上で英語は4割取れれば合格ギリギリ圏内だと思われます。
では4割をとるにはどうするべきか。まずは単語力です。
単語帳をなんでもいいので3冊はやりましょう。
多いと思う人もいるかと思われますが、国立大医学部となると普通、むしろ少ないくらいです。
その上で熟語力です。これは問題集1冊で対策可能です。
最後に長文読解力です。英語苦手な方が、1番頭を抱える分野です。これを伸ばすにはまず上記の2つをこなすこと。
これが出来なければ英語は伸びないと僕の経験から言えるでしょう。
次に早稲田、慶応などの私立大学の英文問題をたくさん読んでみましょう。意外と英文に慣れてくるはずです。その後に医学英文に挑戦してみましょう。
1年間で平均までは必ず仕上がると思われます。
浜松医科大学「医学部」入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
「数学」の勉強法について話します。
医学部特有、実力差がはっきり出ます。しっかり自分が問題の意図、指標を分かってますと採点者に伝えなければなりません。
浜松医科大学の「数学」は部分点を細かく出してくれます。
おそらく、大問の最終問題まで回答するのは困難、ならばその直前まではしっかり書くことが大事です。
現役が浪人を超えれる科目と認識しております。
学校でやる問題のパターンを確実に覚えて、皆が取れるところで落とさないようにしましょう。
最後に「理科」です。これは圧倒的に浪人が有利です。
というのは現役より浪人の方が、理科科目に触れる時間が多かったからです。
現役生は簡単な問題で落としてはいけません。理科は基本芋ずる問題で、途中で躓くとそれ以降の問題が解きにくくなります。
おまけに必ずと言っていいほど時間に余裕がありません。
理科2科目で、もし片方で時間を大幅に割いてしまえば、かなりのリスクを背負うことになります。
ペース配分、計算ミスの無さ、基礎の完璧さが必要となります。
これを踏まえると、やはり受験対策は高校3年の春、あるいは高校2年からの対策が必要になってくるかと思います。
浜松医科大学「医学部」合格体験記⇒合格できた理由
私は平凡な学力の学生でした。
一応中学受験を経て、名古屋の私立高校に入りまして、ただのらりくらりと6年をすごしましたが、現役で失敗したことをバネに3月から勉強の予定をしっかり立てていきました。
最も大事なのは自分の学力を把握することです。
今何が足りないのか、常に考えることです。
人間、自分の苦手を後ろに追いやるくせがありまして、後ろに行けば行くほどセンターに近くなりまして、緊張で手がつけれなくなります。
現役は理科でこの傾向が多いですね。
よって、序盤で苦手を潰すことが大事です。現役は、授業が同時進行されてるわけですから尚更です。
受験生の自分の実力を確認するポイントとして、夏のマーク模試、記述模試があります。ここに自分の力を持っていけるかを目標にしてください。
つまり、この夏までに苦手科目を潰しておく必要があります。これはうちの大学に限った話ではないです。
夏の模試で結果が出なかった場合、その成績から秋以降成績がうなぎのぼりすることはほぼありえません。それを踏まえて4・5・6・7月を過ごすべきであります。
浜松医科大学「医学部」入試に合格する為の勉強時間
浜松医科大学「医学部」に合格するための勉強時間ですが、夏前は1日3.4時間で大丈夫です。
しかし夏休みは10時間はやったほうがいいです。やり過ぎかと思われますが、これもまた普通くらいです。
夏休みでやっとかないとのちに成績の面で余裕がなくなります。
夏終わりからセンターに向けては自分のペースで勉強をする感じで大丈夫だと思われます。
次に睡眠時間ですが、直前じゃない限りは7時間ほど取るべきです。夜更かししても脳は動きません。適度に休みを入れましょう。
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。