「近畿大学生物理工学部医用工学科」の合格勉強法・体験記を紹介したいと思います。
私は2015年にこの学科に合格し同年4月に入学しました。当時の受験期の体験をご紹介できればと思います。
近畿大学「生物理工学部」入試合格への心構え
近畿大学はとにかく受験者数が多いことが特徴です。
私が受験した年はちょうど近畿大学が受験者数全国一位を達成した年でもあったと思います。
そのため合格倍率は自然と高くなり、合格への不安感は増すばかりでした。
そこで私は、近畿大学への受験の気持ちの持ち方として、「倍率等は気にせず、とにかく合格点を取る」という気持ちに切り替えました。
例年の合格点のほとんどが6割~7割に到達しない程度の点数であったため、「とにかく7割は確実に超えるようにするぞ」という気持ちで受験勉強をしていました。
近畿大学「生物理工学部」入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
私は一般試験で、数学・化学・英語の三科目受験で合格しました。
ここではまず、化学の勉強法についてお話したいと思います。
近畿大学の化学の問題は、最初の問題から全体の7割程が基本問題で構成されています。
難易度レベルは非常に低く、普通に受験科目として化学を勉強している受験生であればほぼ間違えようのない問題ばかりです。化学の問題は確実に取りたいところです。
逆に化学の問題で間違えてしまうようであればその時点で他の受験生と差がついてしまうため、合格が厳しくなることは言うまでもありません。
出題傾向は毎年そこまで変わらないため、過去問を重点的に解きつつ、間違えてしまった問題は参考書等を見ながら確実に理解しておくようにすることが大切です。
難しいのは終盤の3割程の問題です。
有機化学の分野が主に出題されますが、その中でも高分子化学の問題が多く出題されました。
有機化学は覚えることが多く、苦手とする受験生も多い分野ではありますが、逆にここを取ることができれば他の受験生と差をつけることができると思います。
高分子化学の中でも少しマニアックな問題が多かったイメージがあり、界面活性剤等の勉強もしておくことがお勧めです。
私が受験した年にはちょうど界面活性剤の問題が出題されました。
近畿大学「生物理工学部」入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
次に英語の勉強法についてお話したいと思います。
近畿大学の英語の問題は、非常に単語力と熟語力が求められることが特徴であると思います。
特に同じ意味の単語を選ぶ問題では、選択肢に出てくる単語のレベルが非常に高く、英語の勉強を避けてきた受験生にとっては点数が削られやすい問題です。
そこで、私は過去問を見直し、選択肢に出てくる英単語を一通りDataBase4500という単語帳で調べ、それらの単語と同程度のレベルの単語を一通り覚えるという勉強をしました。
その中にはやはり、中学の頃に習うような簡単な英単語と同じ意味の単語が数多く存在し、この勉強法を進めていくうちに自然と単語力が上がり、単語選択問題は自然と得点源となりました。
ここまでの単語力を身につけることができれば、長文問題はそれほど難しく感じることはないと思います。
どこの大学を受験する際にも言えることですが、入学試験本番では、やはり時間配分が重要となってきます。
その人の得意不得意により変わってくるものなので一概には言えません。過去問を何度も解き、自分なりの時間配分を感覚で身につけてください。
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近畿大学「生物理工学部」合格体験記⇒合格できた理由
先述したとおり、近畿大学の受験問題は傾向が強いため、私はとにかく過去問を解きました。
古いものも合わせて合計で8年分程解きました。過去問を解いて答え合わせをするだけでも相当な量の知識が入りますし、合わせて参考書や教科書なども使用すると更に効率が上がると思います。
また、私が近畿大学「生物理工学部」に合格することができた理由として一番大きいと思えるのが、私立大学受験を近畿大学に絞って勉強していたからです。
他の受験生は皆、滑り止め等で様々な大学を受験していましたが、私は近畿大学のみを受験すると決め、近畿大学に合格するためだけに勉強していました。
言うなれば、近畿大学対策を徹底的に行っていました。
そのため、滑り止めを受験してから近畿大学を受験した友人は、近畿大学特有の特徴的な問題構成に対応することができず、結果不合格となっていましたが、近畿大学の受験のことだけを考えて勉強してきた私は一般試験で合格することができました。
近畿大学「生物理工学部」入試に合格する為の勉強時間
私は近畿大学「生物理工学部」合格に向けて、まず、夏休みに英単語と熟語、そして化学の勉強を重点的に行いました。
具体的には、英語はキクタンと速読英熟語を夏休み中に三周、化学はセミナー化学Ⅰ+Ⅱ一周しました。
夏休みが終了してからは、ひたすら過去問を解く勉強法に切り替えました。過去問を解きながら、間違えた問題を教科書や参考書で再確認し、また過去問を解く、という勉強をひたすら繰り返していました。
夏休み中は一日4~5時間を勉強に費やし、夏休み後は一日2~3時間、過去問一年分の一科目を解いて復習を繰り返していました。
気をつけるべき生活習慣としては、毎日少しでもいいので必ず何かしら勉強するということです。何もしない日を一日でも作ってしまうと一気に習慣が崩れてしまうためです。
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申込締め切り時期にご注意ください!
受験生の方にはまだまだ実感することが難しいとは思いますが、この一年を必死に頑張れば、後の人生できっと返ってくるはずです。これからの受験生の皆様を応援しています。