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東京藝術大学・音楽学部器楽科とは?
東京藝術大学音楽学部/器楽科には、とにかく小さい頃から音楽しかやっていない人ばかり集まってきます。器楽科でも、良くも悪くも音楽漬けの生活になります。
音楽部器楽科の学生数は少なく、こじんまりとしている雰囲気なので、大学では色々な楽器の学生と仲良くなれます。わたしはピアノ科でしたが、どの教授の門下なのかで少々派閥的なものがあり、若干面倒に感じたこともありました。
器楽科は、
ピアノ、オルガン、弦楽器(ヴァイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス)、管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サクソフォーン、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ)、打楽器
に専攻が分かれてます。
器楽科の各専攻は全てにおいて国内トップレベルです。それぞれ先生ごとにレッスン室が割り当てられていたり、管打楽器はいつでも音を出して練習できるように楽器ごとに複数部屋を割り当てられています。
東京藝術大学音楽学部/器楽科では、各教員との個人レッスンを中心とした授業カリキュラムが組まれており、個人の専攻する楽器だけでなく、アンサンブルや第二専攻の楽器を学ぶこともできます。
学年ごとに、大学の交響楽団と共演できるオーディションも開催され、大学のホールで演奏する機会が与えられます。
東京藝術大学/音楽学部/器楽科の偏差値・難易度は?
偏差値 | 共通テスト得点率 | ||
美術学部の偏差値 | 65.0 | 51%~89% | |
音楽学部の偏差値 | 57.5 | 55%~80% |
東京藝術大学音楽学部/器楽科の受験難易度は「5/5点」です。合格することは相当難しいと言われてます。入試は大きく分けて3次試験まであります。
- 1次試験は専攻実技
- 2次試験専攻実技
- 最後に新曲視唱、聴音(聞き取り)、楽典、ピアノ(ピアノ専攻以外)、共通テスト(センター試験)(国語、英語)。
3次試験にたどり着くまでにほとんどの受験生がふるい落とされます。
東京藝術大学音楽学部/器楽科の1次試験、2次試験の実技は「一発勝負」です。やり直しがきかないので念入りにシュミレーションしたほうが良いです。
少しのミスは大丈夫ですが大きな失敗したら翌年受験し直すか、入学を諦めるしかなくなります。
控え室はピリピリした緊張感があるので、外の空気を吸いに行ったりしてリラックスできる方法を見つけましょう。自分で集中力を高める方法を探すと良いです。演奏自体は丁寧に自分の意思を演奏で伝えることを心がけると良いと思います。
東京藝術大学は合格数に対して志望者が多めですし、実技試験の選考ウエイトが高いです。試験日のコンディションも演奏に影響するので、平常心で演奏できる心臓を持ち合わせておきたいですね。
私の場合小さい頃からピアノを習っていたのですが「芸大に行きたいな」と意識し始めたのは高校受験の時でした。高校生になってから東京芸術大学のことを調べました。資料も高校1年生の時から取り寄せました。
資料請求してみたのは「リアルの現実感を感じることが出来る」って、両親に勧められたのです。おかげで高校1年生の段階から芸大受験を意識することができました。
資料を取り寄せて見て解ったことは、実技試験の選考ウエイトが高いことでした。早くから実技対策をしたほうが良いとのことで先生にも頼んで練習に励みました。
芸大受験は実技の他にも共通テスト(センター試験)の勉強も必要なのです。
東京芸術大学を目指すことを検討しているのであれば、早めに情報収集をすることが大事だと感じます。
芸大の難易度は「5/5点」です。
国内唯一の国立系音楽大学であり、毎年受験生が殺到します。通っている生徒のほとんどが幼少から楽器を習っており、受験用の練習を日々積み重ねてきているような精鋭ばかりなので受験のレベルも高く、合格者が少ないため倍率も高くなります。
私立の音楽大学と比べると学費の面でももちろん安く、その中で有名な教授の授業を受けられる機会もありますので、何浪してでも合格したいという方も何人もいます。
東京藝術大学/音楽学部/器楽科の学費・授業料・奨学金
入学金 | 338,400円 |
年間授業料 | 535,800円 |
その他費用 | 124,660円 |
入学手続時・必要納入金額 | 463,060円 |
奨学金 | 東京藝術大学では、「東京藝術大学奨学金制度」のほか、各種奨学金制度を用意しています。 |
東京藝術大学音楽学部/器楽科は国公立大学なので、基本的に他の国公立大と学費は変わりません。私立大学の似たような学科、学部に比べたらトータルで学費は4分の1程度かと思います(4年で1000万程度)。
藝大では個々の演奏技能向上に対しての手厚いサポート(個人レッスン、練習室の配備、併設ホール等)があることを考えると、やはり学費は相当安いと思います。立地も上野公園内にあり、その観点から見ても破格の学費なのではないでしょうか。
東京藝術大学音楽学部/器楽科の学費は、国立大学なので安いです。私立の音楽大学と比べると、下手したらマルが1〜2個少ない学費です。ただ、大学の学費の他に、個人レッスンのレッスン費、学外のコンサートのチケット代(付き合いで行かなければならない時もあります)、楽器のメンテナンス費、楽譜代、五線譜代、などなど細かくお金がかかるものが多いので、私は大学内でアルバイトを紹介してもらったりして捻出していました。
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東京藝術大学/音楽学部/器楽科の入試科目・選考方法
東京藝術大学音楽学部/器楽科の 入学試験では、
- 専攻の実技等・基礎能力検査
- 副科実技
- 出身高校から提出された調査書
- 大学入試共通テスト(センター試験)の成績
が総合的に評価されます。大学入試共通テスト(センター試験)では、各学部学科(専攻)が定める所定の教科/科目を受験します。
入試科目の詳細は、必ず東京藝術大学の資料で確認してください。
※詳細は東京藝術大学から資料をお取り寄せのうえ確認してください。
東京藝術大学・音楽学部器楽科の就職先は?
東京藝術大学・音楽学部器楽科では、卒業後に就職をする学生は多くありません。大学院に進学したり、留学したり、個人レッスンを行うようになったり、芸大教授のアシスタントをする人が多いでしょう。
学校の音楽教師になる人もいますが、多くの学生は皆プライドが高く、自分は演奏でやっていくんだという気持ちだと思います。
わたしは企業に就職しましたが、就職活動では、一芸を極めたことをアピールできて評価をいただきました。選考では演奏の仕事はしないのか、という質問が多かったです。
尚、私の友人たちは、NHK交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー、広島交響楽団、ミュンヘン室内オーケストラ、読売日本交響楽団等のオーケストラで演奏しています。
東京藝術大学音楽学部/器楽科には諸先輩が築いてきた実績やアドバイスを直々にいただけます。
東京藝術大学音楽学部/器楽科の主な就職先は、大学助手として大学に残ったり、交響楽団の楽団員になったりするの優秀と言われるのではないでしょうか。就職活動をする人は少なく、そもそも就職しなくてもお金がある人が多いです。
たまに就職活動をしている人は、音楽を勉強してきたことを活かして他の業界への就職を希望している人が多い気がします。
東京藝術大学・音楽学部器楽科を徹底評価!
学べることは?
東京藝術大学・音楽学部器楽科では、専攻楽器の技術のレベルアップはもちろん、
- 他の楽器の伴奏法
- 歌の伴奏法
- 室内楽
- 西洋・国内の音楽史
を始めてとして、専門楽器以外の音楽を学べます。オーケストラと共演する機会や、大学ホールで演奏する機会もあります。
音楽学部器楽科の各専攻の教員(教授、准教授、非常勤講師等)との個人レッスンを中心に個々の学生は資質を向上させて、様々な楽曲のレパートリーの研究ができます。演奏活動には必須のアンサンブル能力を身につけるための授業(レッスン)も充実しています。実技だけでなく音楽の背景や歴史、理論に関してもしっかりと学ぶことができます。
ソロの楽器の人も、アンサンブルや伴奏に自分の価値を見出し、そちらの方面で活動する人もたくさんいます。また、自分のリサイタル用のプログラムを組むために試験曲を選んでいくので、卒業までに自分のプログラムができあがります。
取得できる関連資格
東京藝術大学・音楽学部器楽科では、中学校と高校での教育職員免許(音楽)は取得できますが、取得する人は少数派だと記憶しています。
東京藝術大学に入学後の生活は?
東京藝術大学・音楽学部器楽科に入学後は、とにかく個性の強いメンバーとの生活が始まります。同級生たちとうまくやることが大事です。
美術学部と異なり、音楽学部は自分の楽器練習があるので、入学後も遊びまわっている人はいませんでした。実家が裕福な人が多く、アルバイトの時間があるなら練習するという学生ばかりです。
他の大学生とは異なる生活だと思います。楽器を練習をする環境は整っているので、心置きなく練習に励めます。
東京藝術大学にもサークルはありますが、熱心に活動している人はいませんでした。美術学部の人と仲良くなると視野が広がって楽しいです。
東京藝術大学音楽学部/器楽科では、人によってマチマチですが、学校で楽器を練習する人はレッスンや授業、食事をとる時間、休憩時間以外は朝から晩まで練習しています。お昼は基本的に学食(キャッスル、大浦)でとることが多いです。
学食は12時頃になると行列ができます。また授業が一通り終わり休憩に立ちよる人も多いです。
演奏会やコンサートに出演する際はそのリハーサルがあったり、知人、先生方、著名な演奏家、オーケストラの演奏会があれば予算が許す限り積極的に足を運ぶと良いでしょう。
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東京藝術大学音楽学部/器楽科 に入学後は、厳しい受験を乗り越えたから少し休もう…という学生はあまりおらず、入学してすぐに練習生活に戻ります。授業の合間はレッスン室の予約に走る学生が多いです。
少しでも時間が空くと、練習するか図書館へ行くか。真面目な学生が多いので、サークル活動を頑張る人はあまりいません。アルバイトをする人もいますが、練習に支障のない程度にしている人がほとんどで、まずは自分の練習が生活の第一にあります。
併願先の大学・学部は?
わたしは併願しませんでしたが、東京藝術大学・音楽学部器楽科の併願先としては、
- 私立の桐朋音楽大学
- 東京音楽大学
- 国立音楽大学
- 昭和音楽大学
を挙げることができます。どの大学もレベルが高いので、併願先として安心はできないのですが、受験内容が例年同じなので、試験対策ができるところがよいところです。
音楽部器楽科の課題曲は他大学より多いと思います。東京藝術大学は国立大学なので、共通テスト(センター試験)の勉強も怠らないようにしてください。
ちなみに受験上の注意ですが、各校それぞれ入試で演奏する課題曲や基礎の課題(音階のパターン)が違います。受験準備上は、あまり多く併願しないほうが良いです。一部、課題が同じであったりしますので総合的に判断して併願先を選ぶと良いと思います。
習いたい先生が他の大学でも教えているのであればその大学を併願することを強く勧めます。
東京藝術大学・音楽学部器楽科の評判・口コミは?
就職活動は、同級生がしていないので就職する人は大変ですが、絶対した方がいいと思います。わたしの代は、自分の他2人しか就職活動をしていませんでした。美術学部では就職活動をする人はもう少し多いようです。プライドの高い、ただの変人にならないようにしましょう。
そして入学後には音楽に没頭できる日々が待っています。自分の実力次第で将来どのようにでも切り開いていけるので、うぬぼれず(たまには良いですが)失敗にもめげず、しっかりと努力をし続けつることが1番大切です。
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学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。