私は1年の浪人を経て一橋大学「経済学部 」に合格することができました。2回一橋大学を受験した経験を基に、書いていきたいと思います。
一橋大学「経済学部 」に合格する為の勉強方法をお話しします。
一橋大学「経済学部 」入試合格への心構え
一橋大学「経済学部 」に合格するためには共通テスト(センター試験)と本試験の2つを突破してくる必要があります。
共通テスト(センター試験)と本試験の難易度や形式には大きく差があります。
マーク形式の共通テスト(センター試験)に比べて、本試験では長い記述力が求められることになります。
一橋大学を目指している受験生の皆さんは、一橋大学の入試問題がいかに難しいか、過去問などを見ることで日々実感することになると思います。
ですが、ここで重要なことは実は本試験でも共通テスト(センター試験)でも、勉強することはさほど変わらないということです。
大事なことは基礎学力なのです。
基礎ができている人ほど一橋大学「経済学部 」に合格しているのです。
確かに本試験は難しい問題を多く見かけますが、結局は基礎の応用にすぎません。基礎の引き出しを増やし、時間いっぱい試行錯誤できる人が合格を勝ち取ることができます。
もちろん一橋大学の入学試験は、特に傾向が出やすく、試験問題に慣れるために過去問を解く必要はいくらかあります。
でも、どこまで行っても大事なことは基礎学力、これは変わりません。
一橋大学「経済学部 」入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
一橋大学の経済学部を受験する上で避けては通れない科目、それが数学です。
経済学部では他のどの学部と比べても数学の配点が260点と非常に高く設定されています。
毎年5問出題されるので、1問52点と1問正解するかしないかで天と地ほどの差が生まれてしまいます。
一橋大学「経済学部 」の数学は強い傾向があります。
毎年必ずと言っていいほど整数分野の問題、微分積分を応用した問題、確率の問題や最近ではデータの分析に関わる問題など出題傾向が大きく偏っています。
ですので、その分野の中で自分が絶対的に自信がある分野を身に付けることが非常に重要になってきます。
もちろん年によっては問題ごとの難易度が異なるため得意分野を一橋の傾向の中から一つでも多く身につけていくことで大きく合格の命運が別れます。
私は整数の基礎や確率だけの問題を扱った参考書を手に取り、基礎を定着させてから一橋の過去問を扱い、応用力を高めていきました。
一橋大学「経済学部 」だけでなく、その分野を扱っている大学の過去問で練習しました。
一橋大学「経済学部 」入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
一橋大学全学部に言えることですが、一橋大学を受験する上で最も大事になってくるのは英語です。
一橋大学の英語では単語力、読解力、リスニング能力、作文能力とほぼ全ての英語のスキルが必要になってきます。
中でも勉強するかしないかで大きく差がついてしまうのが英作文です。
必ず自分で何本か英作文を書いて誰かにチェックしてもらうようにしましょう。
昨今の一橋大学の問題では、絵や写真を見て感想や説明を書かせる問題などがあります。
どんな問題が出題されるにせよ、何回か自分の手で書いて有識者に訂正を入れてもらわないと本番でまともな英作文は絶対に書けません。
そこの精度の差で大きく点数に差がついてしまいます。
また読解問題は毎年2題でますが、ここでも記述問題か必ず出ます。
ここも大きく差がつくポイントになりますが、単語を知らないと話になりません。
逆に言えば問題に出された全ての単語が分かっていれば他の受験生より大きなアドバンテージが生まれます。
単語がわからないだけで20点ほど結果が異なるなどはざらにあります。基礎が大事というのは英語も同じです。
ですので、私は現役の頃は単語力のなさを痛感して英語も文法や単語などの基礎を重点的に行い、英語に慣れるために毎日1題の長文問題を解いていました。
一橋大学合格に向けて、担当先生の個別指導と、添削指導は役立ちました。
予備校に通う以上の効果があると思います。
一橋大学「経済学部」合格体験記⇒合格できた理由
私が一橋大学「経済学部」に入学できたのは何よりも一橋大学に合格したいと思い、勉強をし続けたことにあると思います。
一橋大学は上に書いてきたようにかなり出題傾向が大きく出る学校です。
国語で言えば現代文、文語文、要約の流れは変わりませんし、社会においても形式や問題傾向に大きな変化は起きません。
つまりは一橋大学は一橋大学に入りたいと思い、過去問を研究して傾向を自分で掴み一橋大学だけのために勉強を重ねてきた人が受かりやすくなっている大学かなと思います。
私は社会においては過去問を20年間分解いて、またその出題傾向をまとめたりしていました。
数学においても一橋大学が好きな分野や定理はなんなのかを突き詰めるために過去問を15年分ほど解きました。
そして本番にも似たような問題がでて、少しでも多くの点を増やすことができました。
一橋大学は過去問をやればやった分だけ自分に帰ってくる大学です。もちろん上に書いてきたように基礎がなければ何も始まりません。
英語では毎日単語帳に向き合い、長文読解の問題を毎日解いていました。
数学は演習能力をつけるために簡単な問題難しい問題に関わらず、何回も何回も解き直しました。
しかし、決め手はやはり一橋大学に入りたいと思い過去問を研究したことで他の人に大きく差をつけることができたと思っています。
一橋大学「経済学部」入試に合格する為の勉強時間
一橋大学の受験は自分がやった分だけ帰ってきます。
私の場合は基礎勉強に加えて過去問研究、そして予備校の授業を受けていたので一日8時間ほど勉強していました。
気をつけるべきことは必ず毎日英語と数学には触れることです。
今日は英語の日、など決めてやると1日でも勘が鈍ってしまい、いい効果は生まれないと思います。
ましてや一橋の経済学部という英語、数学の大事な2つの科目を他と競い合うことにおいて1日でもやらない日があるというのは積もり積もって大きく出遅れることになります。
毎日必ず英語の長文問題と数学の問題には向き合うようにしましょう。
一橋大学合格に向けて、担当先生の個別指導と、添削指導は役立ちました。
予備校に通う以上の効果があると思います。
難関国公立大学に合格するためには、
「腰を据えて勉強すること」
「真の基本力を身につけること」
難関国公立大学の先輩合格者が実践していた方法を真似することが大事です。