京都大学「学部・学科」の偏差値一覧
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京都大学「法学部」の偏差値・合格勉強法・入試科目/教科・配点(国立だけセンターも)
京都大学法学部の偏差値あれこれや、合格必勝勉強法について語ってみます。ご参考になればうれしいです。
京都大学「法学部」の偏差値
京都大学「法学部」の偏差値は前期試験が77、後期試験が82です。文系学部に限定すれば京都大学の中で最も偏差値が高く、そして西日本全体の中でも偏差値が最も高い大学学部となります。
後期試験になると京都大学はもちろん全国の最難関大学を落ちた受験生たちが、特にその中でも実力にかなり自信のある受験生たちが、募集者数20人という狭き門に集結するので偏差値は跳ね上がります。
私が京都大学法学部を受けようか悩んでいる受験生たちに偏差値に関してアドバイスをするならば、偏差値はあまり気にせず受験したほうがいい、ということです。
確かに大学や学部によって偏差値は変わりますが、そもそも大学学部はそれぞれ違う科目配点を行い、全く異なる出題形式を採用し、学部によって募集人数は大きく変化します。
私が京都大学法学部を受験した年は、確かに法学部が文系学部の中で最も偏差値は高かったですが入試倍率は最も低かったです。受験者の中には、例年の倍率を目安に学部を決定したという人も少なくありませんでした。
つまり偏差値はそもそも、同じ条件にある大学学部同士を比べてはいないのです。
受験はただ偏差値を見て受験するか否かを決めるのではなく、その大学学部の出題形式が自分にとって解きやすいか、得意科目の配点が高いか、例年の倍率はどうか、募集人数は何人か、ということを基準として決めたほうがいいと思います。
京都大学「法学部」の入試科目/教科・配点
京都大学「法学部」の入試科目は、共通テスト(センター試験)が、
- 国語
- 数学
- 英語
- 社会(世界史B、日本史B、地理B、「倫理、政治・経済」から2科目)
- 理科(物理基礎、生物基礎、化学基礎、地学基礎から2科目または物理、化学、生物、地学から1科目)、
二次試験科目が、
- 国語
- 英語
- 数学
- 社会(地理、世界史、日本史から1科目)
です。全体の配点はセンター科目合計が270点満点(900点満点を圧縮)、二次試験科目合計が550点満点となっており、センターと二次試験の配点比がほぼ1対2になっています。
二次試験の科目ごとの配点は、
- 国語150点
- 英語150点
- 数学150点
- 社会100点
となっています。
次に出題傾向について書きます。
国語は現代文と古文を出題し、現代文は珍しく随筆が多く出題されます。
数学は大問が5問出題されます。微分・積分、場合の数と確立、整数問題が頻出ですが、過去の入試を見ると全ての数学分野を扱っているので全ての範囲をしっかり理解して試験に臨むことが必要です。
英語は長文問題と英作文問題が出題されます。近年は出題傾向が変化しつつあり、長文問題は英文和訳問題だけでなく内容説明問題を出題し、英作文問題は自由英作の要素を問題に組み込み始めています。
世界史は一問一答問題と論述問題が出題されます。アジア史と西欧史が取り上げられることが多いです。日本史も一問一答と論述問題が出題されます。偏りのある出題傾向は見られず、全ての時代、全ての分野を網羅した問題が出題されます。地理は一問一答問題と小論述問題が出題されます。産業、社会、自然、地誌の4分野からの出題が多です。
京都大学「法学部」の「数学科目」合格勉強法
京都大学「法学部」数学科目の合格勉強法について書きます。
私の場合は数学が一番苦手で、受験期は数学に最も時間をかけたと言ってもと過言ではありません。私は基礎問題を繰り返し解くことで、応用問題に対応できる数学力を身に着けたと思っています。
応用問題は基礎問題が組み合わさって出来ていることが多いです。なので応用問題を解くにはどの基礎要素で応用問題が構成されているか理解し、そして各基礎要素に的確な解法を用いなければいけません。
応用問題を解く力はその場のひらめき力では無く、積み上げられた基礎力なのです。使用する参考書は青チャートやFocusGoldです。例題を見て頭の中で完全に解答が瞬時に再現できるようになるまで、繰り返し解答を読み、暗記を続けます。
完璧に例題の暗記が終わったら練習問題を解き、解けなかった問題は関連例題を確認してどのように基礎要素を利用するか復習します。私は京都大学「法学部」に二浪して合格しました。
現役時はとにかく応用問題を解こうとして基礎を重視していませんでした。赤本や難しい参考書に手を出すも問題は解けず、焦って自分の首を絞めてばかりだったと思います。
受験生の中で数学に苦手意識を持っている人はぜひ一度基礎を確認してみてください。
京都大学「法学部」の「科目別」合格勉強法
京都大学「法学部」英語科目の勉強法について書きます。
まず長文問題対策としては、英単語をなるべく多く頭に入れてください。これはどの大学を受けるにしても当たり前の勉強方法ですが、京都大学は特に英単語力が重要になります。
京都大学の英語長文は国語の小論文で出題されるような堅く専門的な内容を出題し、そしてその中でも難しい英文に長々と下線が引かれます。これは少しでも多くの英単語を知っている人間が、顕著に有利になる問題形式です。内容説明問題も同様で、長文を部分的に和訳して解く問題なのでやはり単語力が必要になります。
もしあなたが京都大学を受験しようと決心したならば、本気で英単語に取り組んでください。私は単語帳を5冊使用し、英単語の知識に漏れがないようにしました。全ての英単語帳が同じ単語を載せているわけでは無く、少しずつ載っている英単語にズレがあるからです。
次に英作文問題について書きます。和文英訳問題は過去問を使って練習してください。京都大学の和文英訳問題はかなり訳しにくい日本語が使われています。まず基礎例文を完璧に暗記することはもちろん必要ですが、これだけでは京都大学の英作文は解けません。
必ず過去問を使い、日本語の文章全体の意味を反映させた英文が書けるように練習してください。自由英作文は東京大学の自由英作文の過去問を使って練習してください。東京大学の英作文は過去問の量が多く、質も高いからです。
京都大学「法学部」の「科目別」合格勉強法
京都大学「法学部」の社会科目、特に世界史について合格勉強法を書きます。
勉強の順序は、まず教科書内容を完璧に暗記して、その後に論述演習を始めてください。
暗記がままならないまま論述演習を始めてもあまり意味が無いからです。まず教書内容の暗記について書きます。
世界史において重要なことは縦の繋がりと横の繋がりをしっかり理解することです。縦の繋がりはある地域での時代同士の歴史的繋がりのことです。横の繋がりはある時代での地域同士の歴史的繋がりのことです。この2つが理解できていないと、一問一答は解けるのに論述問題は解けない。という事態に陥ってしまいます。
もし教科書だけで理解が難しいならば、まとめノートを作成したり、時代や地域ごとの歴史をまとめた参考書を見るといいかもしれません。
次に論述対策について書いていきます。論述問題対策とは、出題者の意図に沿った回答が出来るようになることです。
例えば事件Aと事件Bを比較しなさい、という問題が出題されたときに、それぞれの事件の内容を記述するだけでは比較をしたことになりません。
事件Aは〇〇の点でこうだが、それに対して事件Bはこうである。また事件A△△の点ではこうだが、それに対して事件Bはこうである、と書いて初めて比較が行われています。このように出題者の意図をしっかりと汲んで、それに答えられるようになるまで演習を積んでください。
共通テスト(センター試験)
京都大学のセンター配点は試験全体の3分の1と少なめですが、入学試験はたった1点が合否を分ける世界なので共通テスト(センター試験)を甘く見ずしっかり対策しましょう。
共通テスト(センター試験)は毎年同じような問題が繰り返し出題されるので、過去問を何度も解くことが一番良い対策になります。
予備校が予想問題集や模試を毎年作成していますが。やはり質は本試に劣るので解く問題が尽きてしまったら手を出す、くらいの取り組みでよいでしょう。
次にどの受験生にも問題が共通する国語、数学、英語の勉強法について述べます。
国語は古文漢文で失点しないように心がけてください。古単語、文法事項、漢文の句形をしっかり暗記してください。
センター数学は二次試験の数学とかなり解き方が異なるので、二次試験の数学が得意な人もセンター過去問をしっかり解いて、問題への瞬発力を高めましょう。
英語は文法問題で失点してしまう人が多いです。文法は二次試験の英作文の質に繋がるのでしっかり復習しておきましょう。
京都大学法学部の受験生へ
京都大学「法学部」は学科を設けていないので、法律、政治、国際系の授業を自由にとることが出来ます。
自分の興味に沿って幅広く学習できるこの環境は刺激的でありながら心地よく、私は京都大学法学部のとてもよい点だと思っています。
京都大学で思い切り勉学に励みたいと思っている受験生の皆さん、ぜひ試験を突破してください。あなたが望めば好きなだけ勉強できる環境が、入試の先に待っています。
▼机に大学資料を置きながら勉強すると、やる気が上がります
京都大学のキャンパス情報
学校案内や願書は無料で取り寄せる事ができます。早めに手元に置いて大学がどんな学生を求めているのか知ることは大事です。
特に小論文のある大学や書類の提出が多く要求される大学では、早めに大学の建学精神などをチェックしておきましょう。