名古屋大学「法学部」に合格する為の勉強方法をお話しします。
勉強と両立と言いながらも部活が大切、高校3年の夏まで受験勉強を一切していなかった人間です。
塾や予備校には通ったことがなく、入会する機会を逃してなんだかんだ最後まで塾や予備校無で勉強しました。
加えて1年のころから学校の課題をこなすので精一杯、苦手はほったらかしで当然模試はほとんどE判定でした。
以上当時の私のステータスをまとめると、部活大好き、塾・予備校無、生粋のE判定です。
特に塾なしだからこそ培った受験というものの分析法、判定に負けない気持ちのつくり方は、これから受験勉強を始める皆さんにぜひ参考にしていただきたいです。
名古屋大学「法学部」入試合格への心構え
名古屋大学「法学部」合格に向けたモチベーションの話をします。
受験勉強をするにあたって、最後までモチベーションを維持することはとても重要です。モチベーションの源は人それぞれですが、一番のおすすめは志望大学に固執することです。
長い受験勉強の最初から最後まで順調にいく人はそうそういないと思います。
どこかで苦しくなった時に意地でも志望大学にしがみつく気持ちがあると、ぐっとこらえてけっこう踏ん張れます。
こだわりは何でもいいと思いますが、名大ならブランドにこだわっても良いかと。
受かってみれば自分の大学のブランドを誇示するのは気が引けますが、受験生の時は関係ないです。
「名古屋大学法学部に入れたらかっこよくないか!?」と舞い上がると意外とポジティブに目標を持ち続けられます。
モチベーションは強いほどプラスになるので、多少かっこつけてもいいでしょう。大学への憧れに頑張る自分を重ねて、勝手に思いあがってみて下さい。
私はE判定のうちから家族や親せきや友人に「名大受ける」と言いふらし、その度に無条件でもらえる「すごい!かっこいいね」という声援をやる気に変えていました。
それと、私の場合は名大で法学をやってみたいという純粋な動機に加えて、金銭的な事情から国公立しか受験を許されていなかったので、それをただのプレッシャーではなく「背水の陣の逆転合格」と逆にプラスに想像して余計に自分を燃やすようにしていました。
こんな感じで、何でもいいので常に自分をカッコよく持ち上げてあげることがかなり有効です。
名古屋大学「法学部」入試合格勉強方法①(重点科目攻略法)
名古屋大学「法学部」の入試は、センター900点、二次600点の合計です。他の学部と比べると共通テスト(センター試験)の得点配分が高いです。
二次試験は難しいし、そう簡単に成果は現れないので、こっちの勉強も難しいとは思います。
けれど、共通テスト(センター試験)の対策をするには7科目それぞれに合った分析と勉強計画をしなければならないので、問題は二次より簡単だとは言え、勉強は簡単ではないです。
共通テスト(センター試験)の配分が低い場合は、二次試験メインで勉強してもどうにかカバーできるかもしれませんが、正直法学部だと、センターの点数を伸ばさなければ合格は難しいです。
特に共通テスト(センター試験)に自信がない人、得点が安定しない人はとにかく夏から共通テスト(センター試験)対策を濃密にした方がいいです。
センターから逃げられないということで、共通テスト(センター試験)の点数を伸ばす方法を具体的に説明します。
短い期間で7科目を勉強するには、たくさん勉強することよりまず綿密に計画することが必須です。
まず、自分の目標点は何点で、足りない分をどの科目でどう補うかを具体的に数字で把握します。
ここでポイントは、目標が8割なら、得意科目で9割をとるよりすべての科目で8割がとれるような勉強計画にするということです。
なぜなら点数の低い科目は、勘で解いている場合が多いからです。「2択までは絞れる」的な感覚です。こういう問題が多ければ多いほど点数は激しくアップダウンします。
共通テスト(センター試験)の勉強は簡単に言えば、本番で「あと2択」的な問題を減らすための勉強です。科目毎に足りない点数が割り出せたら、足りない科目から重点的に勉強を始めます。
私の一番の問題科目は日本史でしたので、日本史の勉強について紹介して締めたいと思います。
私は縄文時代の問題さえ解けない超問題児だったので、受験勉強を始めた夏からセンター前日まで毎日日本史と向き合いました。
勉強方法は9割は教科書の読みこみです。知識がなさ過ぎて過去問を解いても意味がないレベルだったからです。
インプットがなければアウトプットは出来ません。苦手意識のある科目はよく時間をとってあげて、焦らずしっかり読み、ある程度自信がついてから過去問で実践してみるのです。
「あと2択」潰しをモットーに、レベルにあった勉強を心がけてください。
倫理政経、生物基礎化学基礎も具体的な勉強方法は日本史とほぼ同じで、科目のレベルに応じてインプットとアウトプット(過去問)の割合が違うだけです。
これらの科目を頑張るだけで1500点中最大300点確保できるので、大変でも捨てないことが大切です。
名古屋大学「法学部」入試合格学習方法②(重点科目攻略法)
ここからは、残りの1200点分の対策を紹介します。国語は200点、英語数学は400点ずつなので、慎重に勉強しなければなりません。
初めに国語と小論文はカットすることを謝っておきます。
国語はセンターしか無い上、先ほどの例でいえば「9割のための勉強」が当てはまる科目だったので、苦手科目に時間を割くためにほとんど勉強しませんでした。
小論文も得意だったのでセンター終了後まで何もしなかったです。英語と数学は日本史と同じ夏から勉強を始めました。
英語のモットーは、「二次に通用し、センターで他科目を引っ張る科目にする」です。
このモットーに沿って選んだのが、単語を毎日、名大二次レベルの長文問題を解きまくる、たまにセンター形式の演習をやる、という方法です。
単語は言わずもがな基礎固めです。名大二次レベルの読解問題にたくさん触れ、センターのための単純なインプットとは違う実力をつけます。
しかしセンターにはセンター特有の解き方があるのでその感覚を忘れないために時々センター演習をします。
ポイントは、二次を見据えた実力をつけることです。二次試験がある科目は、センターのような4択ではなく、本番に答案を書けるような時間の要する準備が必要です。これは数学も同じです。
ですが私の場合数学は英語と違い、日本史以下の最悪問題児だったので、英語とは違う狙いで勉強しました。
モットーは「二次の答案用紙に1文字も書けないなんてことは避けよう」です。恥ずかしいですが、定期テストさえ冗談抜きで答案真っ白レベルでした。
夏休みに毎日チャートで1問1問丁寧に解き方を覚えました。名大二次によく出る整数、確率、数列は特に重点的に固めました。
答案の思考方法が身につくと、二次の答案もある程度まで作成でき、自然とセンター形式の問題も解けるようになります。
数学が苦手な方は応用問題の前にチャートなどで一歩ずつ手順を確認する作業から始めてみて下さい。
名古屋大学に特化した受験勉強プランを組んでもらいました。それに、専任の先生の存在はとても大きかったです。
980円〜なのに、予備校に通う以上の効果を実感しています。
名古屋大学「法学部」合格体験記⇒合格できた理由
ひとえに合格できた理由というと難しいですが、強いて言えば自身満タンで本番に挑めたことかなあと思います。
E判定なのに謎の自信に満ちていたということではないです。
作戦通りに進んできたことで、「この科目で○点、あの科目で〇点上がる」という具体的で確実な手ごたえがあったという意味での自信です。
あの有名なしゃちょーがある動画で「入試は本番で点数を取った人が勝つ単純なシステムだ」とおっしゃっていましたが、本当にその通りです。
「たくさんやったら大丈夫」は間違いです。大学入試は点取り合戦。結果がどう傾くかは、「点数を取るための戦略をどれだけ上手く練られるか」にかかっています。
紹介をした方法を参考に、本番に向けて脳内作戦会議をじっくりしてみて下さい。
それと、作戦は完璧でも続かなければ仕方ありません。モチベーションの源は何だっていいですが、最後に一つだけ。頑張っている自分はかっこいいという意識を常に忘れないでください。
目いっぱい思い上がって、頑張る自分を誇りに感じ、最後まで頑張ってください。
名古屋大学「法学部」入試に合格する為の勉強時間
数字だけでいえば平日6時間休日10時間とかです。これくらいで大丈夫です。
大事なことは先ほど言ったように計画性です。時間ではなく時間配分に着目して、点数を上げるための無駄のない勉強を心がけてください。
生活習慣はひとそれぞれあると思うので一概には言えませんが、塾に通わない人は特に、学校の授業で眠くならないことだけには注意した方がいいです。
先生の話はすごく貴重ですし、普段の授業をよく聞いていると、いざ一対一で添削をお願いする際に親身になってサポートしてくれます。頼れば頼るほど色々教えてくれるので、しっかり目をかけてもらうためにも授業はしっかり聞くのがベストです。
名古屋大学に特化した受験勉強プランを組んでもらいました。それに、専任の先生の存在はとても大きかったです。
980円〜なのに、予備校に通う以上の効果を実感しています。合格者の多くが使っています。
申込締め切り時期にご注意ください!
受験生の皆さん、大学に行きたいなと考えている高1、2年の皆さん、この度は偉そうに語ってしまいましたが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。志望大に向かってファイトです!