成績アップ勉強法

【東京工業大学】工学部/第6類に合格⇒国語が苦手、偏差値60・D判定!12月から勉強して成績UPした勉強法 

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卒業生の諸星です。
卒業生の諸星です。
わたしは、受験前に弱点科目があったのですが、なんとか志望大学に合格できました。 

わたしは私立の「國學院高等学校」出身です。なんとか東京工業大学 工学部 第6類/環境・社会理工学院に合格しました。
合格に至るわたしの勉強のお話を読んでください。

苦手・弱点だった科目は「国語」

「国語古文の単語」や「漢文の文法」を覚えるのが苦手でした。今になって考えれば、国語の苦手は、人とのコミュニケーションが足りなかったのが一番の理由かなとは思います。

友人と話はしていましたが、例えば他の高校の人たちの交流はしてきませんでした。初対面の人と接するなどのインスピレーションがなかったのが原因だと思います。

12月の偏差値「60」で「D判定」

河合塾での模擬試験の話になりますが、数学の偏差値は3年間ずっと65~70くらいでした。英語も60以上はありました。ただ、高校3年の頃は物理・化学が入ってきてこの2科目が得意ではなかったので、全体では60前後で、志望校の判定はずっとD判定でした。

高3の12月まで偏差値60前後でしたが、共通テスト(センター試験)直前から大幅に学力が上がったと思います。勉強を頑張る「きっかけ」となったのは、ずばり「高校受験の失敗」です。高校受験で失敗した分を、大学受験で取り返す、という一心で勉強しました。

偏差値をあげた合格勉強方法⇒総合力を上げる

私が偏差値をアップさせた勉強法は、

1つの科目に集中せず、飽きたら別の科目の勉強をする」ことです。

受験で合格する一番の近道は、1つの科目を極めることも重要ですが、最終的な総合力で他の受験生に勝ることです。

例えば、

  • 私立大学/文系の人であれば国語・英語・地歴を、
  • 国公立大学を目指す人なら数学を、
  • 理系であれば数学・物理・化学・英語・(国語)など、

文理を問わず本来やるべき科目はたくさんあるはずです。受験生の皆さんが受験で必要な科目、これら全ての学力・知識が集まったものが「総合力」です。

受験は各科目の合計得点で争うものなので、「総合力」の底上げはかなり重要です。特に高3の夏以降は、1日に何時間も勉強をしないといけない時が来ます。皆さんは、受験に合格するために勉強するのですから、「総合力」を上げなければなりません。

そこで役立つ勉強法が「飽きたら別の科目の勉強をする」です。多くの人は、ある1つの科目に集中して、その科目の勉強に飽きたら休憩をするか、ケータイでゲームをするか、友達と喋る…など、勉強に飽きると勉強とは関係ない無駄な時間を過ごしてしまう傾向にあります。

しかし、他の受験生と同じことをやっていては差をつけることは出来ません。例えば、ある科目を勉強していたとして、問題が解き終わったなどして一段落ついたとします。そんな時に、友達と喋りに行く人と、他の科目の勉強をすかさず始める人、このわずかな行動の違いだけでも、「総合力」の差はつきます。

「数学の勉強が終わったから、共通テスト(センター試験)の地歴の勉強をしよう」など、共通テスト(センター試験)のみの科目、志望校での配点が軽めな科目、得意科目の基礎の復習でもいいです。自分が好きな科目でもいいので、人が遊んでいるわずかな時間を勉強時間に充てて下さい。

わずかな時間を有効活用できる人と、そうでない人では、最終的に大きな差が出てきます。「塵(ちり)も積もれば山となる」です。塵積もで勉強して、その科目の勉強に飽きたら別の科目、更に次の科目も飽きたら別の科目…とローテーションをして回すことで、負担を少なくして学力を上げていくことが可能になります。

人間は、1度に複数の科目を勉強することはできません。苦手科目があると、苦手科目に手を回しがちになるか、やる気が起きない人もいるかもしれません。得意科目があると、勉強が楽しくなってずっとやりこむ人もいるかもしれません。ムラをなくして勉強することが一番の合格への近道であり、ある科目の難化・易化といった受験あるあるのハプニングにも強くなり、安定して結果を出すことが出来るようになります。

偏差値を上げる学習方法の注意点

成績を上げるために、自らを過度に追い込む必要はありません。勉強の際に、自分を追い込む必要はありません。一番の目的は「時間を有効活用すること」です。

例えば、外で勉強していて、どうしても集中力が続かない場合は、家に帰ってもいいのです。帰る間に気分転換をして、家で再び勉強をする。これも立派な「時間の有効活用」です。

要は、「無駄に遊ぶ」「無駄に休憩する」「無駄にゲームをする」などの「無駄」な行為を取り除けばいいのです。

偏差値と模試判定が上がった!

わたしは、高3のセンターリサーチではセンター英語189点など、1か月間で全体の偏差値を60→63に上げることが出来ました

特に英語は、自己最高の得点を大幅に更新する得点を叩きだすことが出来ました。国公立大学の2次試験で東京工業大学を受け、見事に合格出来たのです。

成績が最後に伸びた理由としては、総合力を上げる勉強を徹底して実践したことと、本番に強くなったことだと思います。模擬試験でもそうですが、自分の実力以上の力を出そうとしても、実力以上の結果を出すことは出来ません。

「目の前にある問題を解く」ことに集中することです。周囲の受験生の目や合格倍率などを気にせず、自分が問題を解いて、得点が合格最低点を上回れば合格なのです。

なにも気負いすることはありません。試験に対する気持ちを切り替えることも、成績の向上、合格への近道だと思います。

オススメの教材や参考書

わたしの場合、

  • 数学のチャート式(青)
  • 自分で作った英単語帳

が受験で威力を発揮しました。

青のチャート式は、基礎からある程度の応用まで、非常に幅広いレベルの問題がいっぺんに揃っています。チャート式を繰り返せば、難関大学の合格も決して夢ではありません。

チャート式基礎からの数学1+A改訂版 [ チャート研究所 ]


自分で作る英単語帳とは、市販の長文読解の本などを購入した時に、分からない単語を調べて紙に書き込む独自の英単語帳のことです。繰り返すことで、徐々に分からない英単語がなくなり、気付けば市販の英単語帳よりもはるかに高いレベルの英単語まで覚えています。「あれ?市販の英単語帳ってこんなレベルなんだ」って思えるようになれば、受験英語はかなり得意になっているはずです。

なお、受験に限らず資格試験などにも共通して言えることですが、他の問題集に浮気せず、1つの問題集をやりこみましょう。

他に、自分でやっている問題集があるのなら、その問題集を何回も繰り返すことも重要です。特に数学や英語が伸び悩んでいる人がいれば、参考にして下さい。

合格に役立った予備校

東京工業大学の合格に役立った予備校は、下記3つです。

  • SEG
  • 河合塾
  • 駿台予備学校

SEGの「数学授業」は最高です。講義分野を全く勉強していなくても、先生の講義を聞き、ノートを取っているだけで数学力が付きます。SEGは関東圏のみにしかありませんが、理系への進学を考えている人はおススメです。

河合塾では、英語を取っていました。英語の読解や文法までハイレベルな講義を展開して下さり、英語を得意科目にすることが出来ました。あと自習室の環境は整備されていると思います。文系科目には定評のある塾です。

駿台予備学校では、最後の最後に物理と化学を取っていました。駿台予備校にはハイレベルな学生が多く、そういった学生と切磋琢磨できることが一番のメリットだと思います。ここは理系に強いと評判の塾です。

「東京工業大学」工学部/を選んだ理由

わたしは元々、都市計画に興味があり、都市計画を学んでみたかったのです。都市計画という部門は東京大学や他の大学にもありますが、自分のレベルに合っていたこと、東京大学では3年からしか学べず、希望の学科に入れるかどうかも分からなかったのです。

だから東京工業大学に決めました。自分は東京工業大学に特化した勉強を行っていたので、他大学の事情は分かりませんが、東工大学は理系の総合大学という点で、数学や物理の出来る切れ者の集まりという大学の特徴があります。

東工大学には少し変わった人もいますが、大学全体では普通の人が多いです。留学生なども多いので、海外の人たちとも交流できて、英語力も身に付きます。理系としての素養と、英語力を同時に身に着けられる数少ない環境であるというのが東京工業大学の特徴だと思います。

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