行きたい高校の偏差値は65位。どうしても合格したいけど、今の成績はイマイチ。
そんな中学生に向けて、偏差値を上げる勉強方法をまとめてみました。
偏差値を50から65に上げて、志望高校への合格を確実にしましょう。
偏差値別の勉強方法はこちら▶︎一覧
Contents
【中学生】偏差値65の学力とは?
まずは、目指している偏差値65の学力は、どの程度のレベルなのか?
確認してみましょう。
偏差値65ともなると、こんな感じです。
- 公立中学校で学年トップクラス。
(学年で5位〜30位ほどの成績) - 公立高校「上位高校」に合格可能。
- 私立高校「中堅〜上位高校」に合格可能。
上記からも、偏差値65という成績は、それなりに高い学力であることが理解できると思います。
【中学生】偏差値50の学力とは?
一方、偏差値50の学力はどれ程かというと、
いわゆる「平均」の学力レベルです。
中学校の成績でいうと、5段階評価で「3」の成績のお子さんが多いと思います。
お子さんによっては成績「2」が多いこともあります。
偏差値50から65にどうやって成績を上げる?
偏差値50と偏差値65の違いは?
偏差値50と偏差値65の中学生の学力の違いは、ズバリ、
「基礎力があるかないか」
です。
基礎的な学習内容をマスターしているかどうかという点に違いがあります。
偏差値50の中学生の現状
偏差値50の中学生は基礎的な学習事項について先生の講義を聞いたりテキストを読んだりした時には、
「そうだ、そうだ」
「フムフム」
と理解することはできます。
先生が話している授業内容は理解できるし、文字で読んでも理解することができる。
しかし
聞いたり、読んだりして理解はできるけれど、
「他人に説明したり」
「質問に回答したり」
「テストを解いたり」
といった事ができません。
頭で理解したことを吐き出す作業が苦手といえます。
理解したことを人に説明できなかったり、マークシートの選択肢でもどれを選べば良いのか?悩むことが多いと思います。
偏差値65の中学生ってどんな感じ?
それでは偏差値65の中学生ってどんな感じでしょうか?
偏差値65の中学生は、基礎的な学習内容について、自分の頭で理解することができます。
そして、
頭で理解していることをある程度表現できます。
「他人に説明する」
「質問に回答する」
「マークシートの選択問題を自信を持って正解できる」
すなわち、
基礎的な学習内容についてはマスターしている状態です。
偏差値50から65に上がるには?
このように、
偏差値50と偏差値65の学力の差は基礎をマスターしているかどうか?という点に尽きます。
皆さんに理解して欲しいことは、偏差値50と65の違いは、基礎力があるかどうかに尽きるということ。
偏差値65に上がる為には、難しい応用問題を解けるか?ということは関係ありません。
重要なことは、あくまでも、
基礎力をマスター出来ているのか?という話です。
偏差値50と偏差値65の学力の差は、
基礎的な学力があるかどうか。
これに尽きます。
基礎的な学力とは、教科書レベルの内容を「マスターしているのかどうか」ということです。
たったこれだけで偏差値が15も差がついてしまうのです。
教科書レベルの内容をマスターしているというのは、
頭で理解しているだけではなくて、頭で理解したことを外部に表現できるということです。
外部に表現できて初めて正解。
でも、マスターするに内容は、あくまでも教科書レベルのことで良いのです。
実際は偏差値65とか、学年でTOP10とか聞くと、何だか「自分は無理だ」と考えてしまい、自ら諦めてしまう中学生が多いのですが、
自分で無理だと思った瞬間、偏差値65を取ることが本当に無理になってしまう。
偏差値65を取ることは、実はそんなに難しいことではありません。
偏差値50から65に上がるのにどれくらい時間がかかる?
偏差値50から65に成績をアップさせる為には、たった2つのことを実行するだけです。
まず、基本的な学習に徹底すること。
- 基礎事項を自分の頭で理解して、
- 問題を解いて、理解の程度を確かめます。
次に、
理解不足の点や、間違った問題について、、
もう一度復習すること
たったコレだけの学習作業をすれば、すぐに成績は上がります。
集中すれば、驚く程あっという間に成績は上がります。
勉強の開始時期は問題ではありません。
受験直前期でも集中すれば必ず上がります。
例年、受験直前期に本気になって勉強して偏差値を一気に上げる中学生が多くいます。
本気になれば、1ヶ月〜3ヶ月で中学生は驚くべき能力を開花させるのです。
大事なことは 自信を持たせること。
本人が必ず上がると信じることです。自信をもちましょう。
親も子どもを信じてあげましょう。自信をもたせるのです。
偏差値を65に上げる方法❶
偏差値を65に引き上げるには、できるまで何度も繰り返すことが大事です。
長時間やれば良いというのではありません。
苦しい思いをすれば良いというのでもありません。
ただ、
できるまで何度も繰り返すことが大事です。
できれば、
子供にストレスを生じさせないように、楽しい方法で勉強させたいものです。
平均点付近からの成績向上について、実績のある学習教材を使うことで、効率的に偏差値を上げることができます。
偏差値40→50 | 偏差値50→65 | 成績2→5 | 公立上位校の受験 | |
---|---|---|---|---|
すらら | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
スタディサプリ | × | △ | × | ◎ |
Z会 | × | × | × | ◎ |
進研ゼミ | × | ○ | △ | ◎ |
「やる気の中学生」2019年、100人アンケート集計結果
\偏差値を50⇒65に引き上げる /
偏差値を65に上げる方法❷
偏差値を50から65に上げるにはそれなりに大変です。
独学では難しいと考えてください。
なぜなら、中学生は偏差値を上げるノウハウを持っていません。
「何を」
「どれくらい」
「どんな問題意識を持って」
学習に取り組めば良いのか良く分からないのです。
特に、
高校受験直前期に、学習の方向性を間違うと致命的なロスになります。
間違った勉強方法で学習してしまうと、偏差値を上げるのに時間がかかりすぎて精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまう可能性があります。
偏差値65▶︎オススメの勉強方法は?
- 繰り返し勉強できる分かりやすい学習教材を使うこと
- 先生に学習のサポートをしてもらうこと
この2点に尽きます。
この方法で実際に3ヶ月で偏差値を51から64に上げることに成功した先輩受験生の話を聞くことができたました。現役高校生の合格体験談です。
現在高校1年生です。
中学3年生の10月に学習塾の模試を受けたら偏差値51でした。
そこから目標にしていた偏差値が64の高校に合格することができたので、お話しします。
僕は中1、中2と勉強していませんでした。
部活に入っていたこともあり、熱心に部活動をしていた訳でもなかったのですが、何となく受験勉強に身が入らなかったのです。
中学3年の夏休み前に、母親が、自宅学習で評判が良い「すらら」に入ってくれたのですが、
「すらら」には専任コーチという名前の先生がいます。
「すらら」の先生のアドバイスを聞きながら勉強を始めたものの、最初は身が入らずにいました。
でも「すらら」の先生はいつも学習計画を立ててくれて、勉強の進み具合をチェックしてくれていました。
「今回はこの範囲を学習してみようか」と指導してくれたので、勉強するように指示されたことだけは続けるようにしました。
そのうち夏休みが終わり、先生の勧めもあって一度学習塾の模試を日曜日に受けてきました。
その成績が思ったより悪くて偏差値も変わらず51。
さすがに僕もヤバイと思って真剣に勉強をやり始めました。
中3の10月だし直前期だったからかなり焦りました。
今からで間に合うのか心配だったけれど、
「すらら」の先生が大丈夫と励ましてくれたから、先生の言葉を信じてついていこうと思いました。
そして
先生に言われた通りに、
動画授業を見る→問題を解く→復習テストをする。
間違ったらまた動画授業で確認。先生に質問もしました。
それを繰り返していただけでした。
「すらら」で勉強をしているというと、「勉強している」という気もしなくて、飽きっぽい僕でも楽しく勉強できました。すごく集中できたと思います。
休みの日には一日中勉強していることもありました。
平日も朝30分だけ早く起きて動画授業を見て、夜も2時間位は「すらら」に向かっていました。
それに、「すらら」の先生には受験のアドバイスももらえたので助かりました。
夏休み後の模試以降、高校入試当日まで学習塾の模試は受けなかったので、直前の偏差値がどれくらいだったのかは分かりませんが、
目標としていた高校に合格できました。
偏差値は64の私立高校だから、それだけ成績が上がっていたということだと思います。
偏差値51→64
3ヶ月で13もアップしていました。
「すらら」には専任の先生がいてくれたので、余計な事を考えずに勉強だけ続けられた事も良かったと思います。
合格できて本当に良かったです。
偏差値を上げるには、家庭学習が何よりも重要です。学習教材選びで8割型の勝負が決まります。
偏差値40→50 | 偏差値50→65 | 成績2→5 | 公立上位校の受験 | |
---|---|---|---|---|
すらら | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
スタディサプリ | × | △ | × | ◎ |
Z会 | × | × | × | ◎ |
進研ゼミ | × | ○ | △ | ◎ |
「やる気の中学生」2019年、100人アンケート集計結果