偏差値75以上の成績の成績を取ることは簡単ではありませんが、当然、不可能なことではありません。
偏差値75以上をキープしているトップクラスの中学生たちが、成績を上げた方法に倣って、勉強方法をまとめてみました。
ここでは主に、
今現在の偏差値が70程度の中学生が、偏差値75以上の成績をとる方法をまとめています。
偏差値75以上の学力とは
みなさんが目指している「偏差値75」の学力レベルを考えてみましょう。
偏差値75以上の学力とは、「基礎力」も「応用力」も兼ね備えている状態を言います。
偏差値75をも超える中学生は、基礎的な事項(教科書レベルを含む)は当然理解しており、説明したり、問題に回答することができますし、
応用問題についても、基礎力を応用させて、自ら思考することが出来る状態です。
偏差値75を超えるお子さんは頭の中、基本が完全にインプットされています(自分自身では意識してないかもしれませんが)。
テストで問題を解くときに、一見何を聞いているのか解りづらい難問についても、「問題文」を正確に読み込み、「基礎的な事項」の体系的な理解に基づいて、出題者の趣旨を掴むことができますし、
難しい問題についても、あらゆる解き方を使って、仮説を立てたうえで、トライアンドエラーを繰り返しながら、正解にたどり着くことができます。
偏差値75以上をキープできる中学生は、最後まで正解にたどり着くための努力を怠りません。決して諦めません。
強くて、粘り強い精神力を持っているお子さんということが出来ます。
偏差値70の学力とは
偏差値70の学力とは、「基礎力」を兼ね備えているほか、「応用力」も兼ね備え「つつ」ある状態です。
基礎的な内容については、マスターしている状態ですが、基礎力を駆使して、応用問題を解くとなると、まだ不安が残っている状態ではあるのです。
頭の中には、基本の学習内容がインプットされていますが、繰り返し勉強をしたり、少し勉強内容を深めて行くと、時折、「??」と疑問点が湧いてくる状態です。
テスト問題に取り組むときには、出題者の趣旨を掴めないこともあると思いますし、
難解な数学問題では、あらゆる解法を駆使して問題を解こうと試みる粘り強さを持ってはいますが、制限時間の範囲内では解き切れないこともしばしば生じていることでしょう。
偏差値70の学力を持っている中学生は、素質があり、粘り強い精神力も兼ね備えていることながら、
高校の入学試験との関係では、「もう一歩!」という状態ということが出来ます。
偏差値70から75に、「5」アップするには
あと少しだけ、もう少しだけ。
あと偏差値を「5」だけ上げるだけなのですが、偏差値70から75に上げることは、容易ではありません。偏差値を75に上げたいお子さんにとっては、大きな壁だと感じているはずです。
しかし、
偏差値75を取れるようになると、その受験生には、見える世界がまるで変わってきます。
高校入試との関係でも、選択の幅が大きく変わりますから、是非「もう一歩」頑張って、偏差値をあげきって欲しいと思うのです。
偏差値を75にする「具体的な勉強方法」は
偏差値を75以上のレベルで安定させるには、
- 基礎力をさらに完全にマスターする
- 応用力に磨きをかける
- 精神的なストレスを和らげる工夫をする
この3点に尽きると思います。
偏差値70程度の中学生であれば、勉強習慣は身についていると思いますし、勉強のやる気(意欲)についても、それほど心配はいらないと思うのです。
応用力の磨き方については、
ちょっとしたことなのです。
- 勉強の方向性
- 問題を解くときの注意点
- 問題を解くときの、解き方の順序
ちょっとしたことについて、アドバイスがあれば応用力は格段に磨かれるのです。
勉強するときに使う学習題材は「過去問」が良いと思います。
偏差値70レベルの受験生には、「過去問」の重要性を語ることはここではしませんが、
志望校や、同レベルの高校の、過去の入試問題を何度も解いてみて、曖昧な問題や間違った問題についての解き方を、解説を使って研究すると良いでしょう。
過去問の解説については、複数の過去問本の解説を読んで見ると良いでしょう。的確なアドバイスをしてくれる講座を受講することもオススメします。
偏差値を75に上げた先輩受験生のお話
僕は、中学2年生から学習塾に通っていて、塾中心の勉強を続けてきました。
学校や塾の予習復習もしていたし、高校受験を意識した学習を続けてきました。
塾では一番上のクラスをキープしていたし、偏差値も70をキープしていたのですが、志望校への合格を確実にするためにも、もう少し成績をあげたかったのです。
塾でも、どうしてもテストの成績を抜くことが出来ない友達がいて、歯がゆい思いもしていました。
塾の勉強を一生懸命頑張っていたし、他の人より勉強時間も多い方だったと思います。
それでも、どうしても偏差値70よりも上に行くことが出来なかった。
中3の11月に入り、成績の伸びが止まってしまった中で、勉強のことを毎日考えていて、頑張って勉強していたものの、モチベーションが落ち気味の時もありました。
でも、どうしても、成績をもっとあげたかったし、高校受験にも受かりたかったのです。
家庭教師の先生に相談してみました。東大生で私の志望校出身の先生だったので信頼することが出来たのです。
家庭教師の先生の学習方針は明確で、
- 基本を徹底して勉強し直すこと。
- 過去問を繰り返し解くこと。
この2つだけを指示されました。
基本を徹底する勉強の方法は、自分で「間違えた箇所」や「曖昧な箇所」のまとめノートを作り直すことを指示されました。
「間違えた箇所」と「曖昧な箇所」については、繰り返し思考過程を明確にすることも指示されました。
先生との授業では、繰り返し問題を解く際の手順を確認しました。
過去問も繰り返し解くことを指示されました。過去問集は、一つではダメということで、科目ごとに2冊以上買って解説を読み比べるようにしたのです。
解説を読み比べることで、問題を解くときの具体的なノウハウについて学べます。具体的な問題を解くに当たって、解き方が理解できたことは、僕の財産になりました。
清水先生に自分の解法を説明して、先生の解き方も説明してもらって頭をグルグルと動かすことを心がけました。
- 基本を徹底的に勉強し直すこと
- 過去問を徹底的に解くこと
この勉強を、思考過程に注意して、ひたすら繰り返しました。
家庭教師の清水先生との自宅学習における勉強の甲斐があったのか、直前の試験では、偏差値はぴったし「75」を取ることが出来たのです。
僕は自信がついたし、高校入試当日も安心して迎えることが出来ました。
志望高校には、無事に合格することが出来ました。
今は、高校1年生です。
受験直前期には特に、何度も何度も、過去問を解くことを繰り返したし、先生にアドバイスを求め続けました。
徹底して学習してよかった。
先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
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