高校入試に合格するために必要なものは、大きく考えると、
- 入学試験の点数
- 内申点 です。
この2つの点数を上げることが、高校入試に合格するためには必要となるので、
内申点の上げ方についてまとめています。内申点の上げ方を知りたい方は参考にして下さい。
内申点の決まり方
そもそも、中学の内申点はどうやって決まるのか?を整理します。
最初に確認したいことは、内申点は、
1.定期テストの点数
2.授業態度
3.宿題などの課題提出
この3点で「内申点」が決まるということです。
「1.定期テスト」の点数が良くても、授業態度が悪いと内申点は下がります。
「2.授業態度」と「3.宿題」の評価が高くても、定期テストの点数が悪いと内申点も悪いのですが、
ただ、どちらがより大事かというと「定期テスト」の点数の方が大事になります。
定期テストの点数を上げることが、内申点を上げることに繋がることを頭に入れておきましょう。
遅刻することなく授業に積極的に参加するなど、授業態度を良くすることも大事です。
内申点と高校入試
内申点は高校受験にどのように影響するかについて、見ていきたいと思います。
私立高校入試と内申点
私立高校の受験をする場合、受験する高校への入学志望度が高いほど、特別に入学選考にあたって優遇を受けることができます。
①推薦入試
推薦入試に応募する場合、推薦合格したら、その私立高校に入学することが確約されます。
推薦入試を受験するということは、その高校が第一志望であり単願であることが前提となります。
推薦入試の合否判定の際には、
- 調査書(内申点)
- 面接の結果
が主な判断要素となるので、内申点の良し悪しが合否に大きく影響するのです。
推薦入試で受験する際には、そもそも「内申点が何点以上が必要」というように内申基準が設定されていることが多いでしょう。
②単願優遇の一般入試
単願の枠を設けている私立高校も多数あります。「第一志望優遇」と呼ばれたりもします。
単願優遇制度を設けている私立高校への入学を希望する場合には、中学の先生に事前相談することになります。第一志望であることが前提となるので、合格したらその高校に入学することになります。
中学の先生から、事実上の推薦をしてもらうことになりますが、その際に重要となるのが、中学校での「内申点」です。
内申点をベースとして、中学の先生を通して、志望校に推薦してもらう制度が単願優遇であると理解して良いでしょう。
③併願優遇の一般入試
併願優遇とは、第一志望が別の高校である場合に利用される制度です。
大抵の場合、公立高校を第一志望とする生徒が、志望する公立高校に入学できなかった場合に、併願優遇で合格した私立高校に入学することになるものです。
単願優遇制度で受験する場合よりも、合格に要求される内申基準は高くなりますが、オープンの一般入試で受験するよりも要求される内申点は低くなります。
④一般入試(オープン入試)
一般入試で受験する場合には、たいてい入学試験の点数だけで合否が決まります。入試一発勝負だと考えて良いでしょう。
私立中堅校以上の高校では、一般入試の形態が多いことが特徴です。
公立高校入試と内申点
公立高校入試では、必ず内申点が合否判定で利用されます。
公立高校の受験を考えている方は、内申点が受験の成否に影響するので、内申点を上げる努力をする必要があるのです。
内申点と言ってもいろいろあります。
① 中1〜中3までの3年間の内申点合計
② 中2と中3の2学期までの内申点合計
③ 中3の内申点合計
①〜③のいずれかの内申点を使って、公立高校では合否判定をしているのです。
都道府県によって、利用のされる内申点は異なるので、受験する公立高校では、①〜③のうち、どの内申点が利用されるか確認しておくと良いでしょう。
定期テスト勉強はいつから始めるべきか?
内申点を上げるためにの定期テスト対策のお話です。定期テスト対策を始める時期から考えていこうと思います。
定期テスト対策の勉強を始める時期は、中学生により異なるものの、「テストの3週間前」から勉強を始めるべきです。
定期テスト対策の勉強といっても、特別な勉強をするわけではありません。
- 授業で学習した範囲の復習をすること
- 理解が浅い苦手箇所を徹底的に潰すこと
定期テスト対策とは言っても、結局「復習」することに尽きるのですが、試験範囲が広いので、通常3週間はかかってしまうのです。
中には、定期テスト対策をしなくても、テストで良い点数を取れる中学生がいます。
その理由は、普段から授業の復習をキッチリと学習しているからです。
復習するときに、苦手箇所と、間違いやすい問題をマスターしているのです。
日頃からコツコツと復習を繰り返していれば、テスト対策はほとんど必要はありません。
復習=テスト対策勉強
復習自体が「定期テスト対策」となる訳ですから、復習するときに「明日、テストが実施されても大丈夫」という状態まで高めるように意識しましょう。
ただ、復習がテスト対策につながるということは、多くの中学生も頭では納得していることですが、
実際に日頃からコツコツと勉強できる中学生は少数派でしょう。
定期テスト対策のスケジュール
定期テスト対策をするときの、勉強のスケジュール感をお話しします。
3週間前に定期テスト対策を始めるとして、大まかには以下のイメージで勉強すると良いでしょう。
3週間前〜:今までの授業範囲のうち、苦手範囲を復習する
2週間前〜:授業範囲の問題を解き、間違った問題を復習する
1週間前〜:間違った問題をもう一度解いて、復習する
試験前日 :明日の試験科目で、以前間違った問題を復習する
3週間前からテスト対策を始めることで、復習が完璧でなかった箇所の穴埋めをすることができます。
- 苦手箇所を復習する
- 問題を解く
- 間違った問題を復習する
大まかに考えると、定期テスト対策はこのようなイメージとなります。
3週間前から勉強を始めることで、2週間前から始める「本格的な試験対策」に備えることができるのです。
定期テスト対策で勉強する内容
定期テストは、授業の学習内容に沿った形で出題されます。
学校の授業は学習指導要領に沿って実施されています。具体的にはテキストを使って行なわれ、テキストを補足する形で先生が授業で解説をしているのです。
だから定期テストは、
・教科書の内容
・先生が授業で話した内容
から出題されるのです。
「教科書」と「授業ノート」を徹底的に復習すること。教科書の内容と授業内容を繰り返し復習することで、完璧な定期テスト対策となります。
出来ることならば「教科書」と「全国各校の定期テスト」が分析できて、試験で出るポイントを解りやすく把握できる勉強方法で学習することが大事になります。
対策にあたり、定期テストの点数は、非常に大事であることを再確認しておく必要があります。
定期テストの点数は、
- 内申点に直結します
- 公立高校の入試対策に直結します
日頃から、コツコツと勉強することが大事であり、定期テスト3週間前からは、さらに試験を意識した勉強が重要となるのです。
オススメの定期テスト対策
定期テスト対策は重要なのですが、対策に当てられる時間は短いですから、ポイントを踏まえて効率よく学習することが重要になります。
定期テストは「教科書」をベースとして出題されるので、教科書をベースとして復習するべきなのですが、
教科書はアッサリとした記載であることが多いので、教科書だけを読んでも内容理解が深まらないことが通常です。
だから、教科書の内容を深く理解できるような勉強方法で学習することが重要になるのです。
私は「スタディサプリ」という家庭学習用教材を利用することをオススメしています。
定期テスト対策講座
スタディサプリには、定期テスト対策講座が準備されていて、教科書に対応した対策授業が準備されています。
主要5教科の定期テスト対策が万全
主要5教科の定期テスト対策を、効率よく万全の体制で行うことができます。
国語、数学、英語の問題について、よく間違いやすい問題を丁寧に解説してくれます。
理科、社会の問題も、出題ポイントを踏まえて、わかりやすい解説が行われています。
演習と復習を繰り返す
出来ることならば、定期テスト対策の最初に、苦手分野の解説授業を繰り返しみて復習してみましょう(3週間前〜)
その後、試験範囲の演習問題を解いていくのです(2週間前〜)。演習問題を解いてみると、間違う問題が出てきます。
理解していると思っていた分野も、間違うことが多いことでしょう。間違った問題については解説講義で理解を深めていくのです。
定期テスト対策機能①
定期テスト対策講座では、特別の機能が備わっています。「今、具体的にどのような勉強をするべきか?」ということが可視化できます。
- テストの日程
- 試験範囲(教科書の範囲)
を設定すると、単元ごとの理解度が把握できます。定期テストまでの残りの日数をみながら、計画的に対策勉強を進めることができるのです。
定期テスト対策機能②
演習問題を解いていく中で、苦手分野が明らかになっていきます。苦手分野を優先的に潰すことで、定期テスト対策を効率的に行うことができます。
ピンポイントで苦手箇所を潰すことができるから、試験の点数は確実に上がっていくはずです。
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