国語の勉強方法

評論文の解き方のポイントとコツ | 国語が得意になる勉強方法(中学生と高校生の入試対策)

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家庭教師
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中学生の家庭教師をしています。国語が得意。文章読解力を高めるには、まずは評論文の構造を理解することが大事だと思います。

これは誰もが思うことでしょう。

今回は国語、特に評論文で良い成績を取るためのポイントをご紹介します。

評論文

まず、評論文とは『筆者が自分の意見を主張するために書いた文章』のことです。筆者(その文章を書いた人)は、他とは一味違う自分の意見を、読んでいる人にわかってもらうためにわざわざ文章を書いています。

そのため、自分の意見が読んでいる人に一番伝わりやすいと思う形に整えて文章を書いているはずです。

「国語」という科目は、筆者が伝えたかったこと、わかってもらいたかった気持ちを、キチンと理解することができたかどうか…それを測る科目と言っても良いかもしれません。

評論文の組み立て方

一般的に、評論文の組み立て方には3つのパターンがあります。

  •  頭括型:最初に筆者の意見を書いて、理由を説明する文章
  • 尾括型:理由の説明から書いて、最後に筆者の意見を書く文章
  • 双括型:最初に意見を書いて、理由を説明し、最後にもう一度意見を書く文章

筆者は文章を書くプロですから、自分の主張が一番伝わりやすい文章の組み立て方を考えて書いています。

  • 頭括型は、すぐ結論を伝えたい場合に向いています。短い文章でシンプルに意見を伝えたいときによく使われる手法です。
  • 尾括型は、じっくり最後まで読んでもらう場合に向いています。
  • 双括型は、理由が長いときに結論を再確認してもらう場合に向いています。国語の授業で取り扱う文章では、双括型が一番多いかもしれませんね。

高校入試やテストでは文章の全てを読ませて問題を作るより長い文章の一部分から設問を作ることが多いので、

出題されている文章がどの型で書かれているものなのか考えて読むと良いでしょう。

評論文、読み方のポイント

さて、ここで文章を読むときに意識してもらいたいポイントが一つあります。

それが、「接続語を意識して読む」ということです。接続語には大きく分けて以下の5つのパターンがあります。

  1.  順接:前の文と後の文を順当に繋ぐ(「だから」など)
  2.  逆接:前の文と逆のことを後の文で述べる(「しかし」など)
  3.  選択:前後のどちらかを選ばせる(「または」など)
  4.  転換:前後の文で話題を変える(「ところで」など)
  5.  説明:前の文の理由を後の文で述べる(「なぜなら」など)
  6.  例示:前の文の具体例を挙げる(「例えば」など)

設問が頭括型の文章でできていた場合、筆者の主張の後に理由を述べることになるので、必ず説明の接続語が登場しますし、作者の主張はその前にあります。

尾括型で文章ができている場合、根拠をしっかりと述べた後に筆者の主張を書くので順接の接続語が根拠と主張の間に登場します。

双括型の場合、最初の筆者の意見の後に説明の接続語が、最後の主張の前に順接の接続語が登場するはずです。

評論文の解き方

筆者が自分の意見をわかりやすく伝えるために具体例を挙げてみたり、少し話題を変えてみたりするわけですが、その中で一つ、確実に言えることがあります。

それは、「逆接の後には必ず筆者の主張が来る」ということです。

筆者はわざわざ自分で書いた前の文を否定してまで、後の文で強く伝えたいことがあるのです。ここには必ず筆者が自分の主張を書いてきます。

国語の問題では文章全体の主な主張は何だったか問うのは定番ですから、筆者が自分の主張を書く位置と接続語の使い方がわかるようになれば、問題を簡単に解けるようになることでしょう。

バラバラに分解された文章を並べ替えて意味が通るようにする問題も、接続語がわかっていると簡単に解けるようになるはずです。

評論文はプロが書いた文章です。多少難しい言葉が使われているかもしれませんが、基本的にはプロが一番伝わりやすい文章の形を考えて、キチンと論理的に組み立てて書いています。

文章の構造や要点さえ掴んでしまえば難しいものではありませんので、苦手意識を持たずに取り組んでいきましょう。

 

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