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【すんなり成績が上がる!】暗記が苦手な中学生へ→記憶不要の勉強法

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*この記事は2018年3月29日に更新されています。

ニワトリ先生
ニワトリ先生
超・東大式学習法をお伝えします。
暗記が苦手でも大丈夫ですから。

「暗記が苦手なんですけど…」

とぼやいている中学生が多くいます。

そんな悩みを聞いて決まって質問するのは

「家庭学習では、どんな勉強をしているの?」
「試験前の学習方法はどんなかな?」
「試験の結果はいい?」

別にできない理由を探っているのではありません。

ふだんの学習スタイルが暗記型なのか理解型なのか確認しています。

この記事では暗記が苦手だというすべての中学生と保護者の方に暗記不要の勉強法についてお話していきます。

暗記って必要なのでしょうか…

私の暗記学習に対する考え | 横浜翠嵐→東大理II

東大理II
東大理II
難しい質問なのですが、高校受験や定期テストでは暗記は基本、必要なかったです。

一切不要とは言いません。

でも「基本的に」「不要」だと思います。

実際、暗記が苦手でした。
だから勉強するときにはどうしても必要ということ以外は暗記はしませんでした。

だって暗記するのって、大変な割に、

  • すぐ忘れる(次のテストで使えない)
  • 応用問題に対応できない
  • 効率が悪い

そう思いませんか?

だから僕は学校の定期試験はもちろん高校受験でも暗記は基本的にしませんでしたし、
東大の入試には暗記は通用しません。

それでも学校時代は良い成績で乗り切れたし、東大にも合格できました。

学習指導をする上で

生徒に暗記型の学習指導をする先生はやめておきましょう。

暗記が好きだ、得意だという人は多くありません。
むしろ苦手だ、嫌だという人が多いでしょう。

暗記型の先生はこの嫌なことを生徒に強要していることになります。

良い先生は必要なことは暗記させるけれども、基本は理解型の学習をすすめる先生です。

理解型の学習方法を繰り返していると必要なものは自然と覚えていきます。

暗記型の「さあ覚えるぞ」と肩の力が入った勉強よりもリラックスした状態でなされるので逆に記憶の定着率も良いのです。

ここで注意したいのが先生の実力です。

理解型の学習、つまり教える側にとって生徒に理解させる学習方法は実はとても難しいのです。

多くの先生たちは理解型の学習が良いことを知っていても、生徒が分かりやすく理解するように教えることができなくて、結局、暗記をさせてしまうのです。

指導経験豊富で、さまざまなレベルの中学生たちをみてきて、生徒の理解力に合わせて分かるように教え方を工夫してくれる先生に出会うことが大切です。

暗記型か理解型か、出会う先生によって変わってしまいます。

先生選びはとても大切です。

ニワトリ先生
ニワトリ先生
高校入試に取り組む場合にも「理解型」の先生をとタッグを組みましょう。

希望の高校に通っている先輩の意見も参考にしてみてくださいね。

先輩合格者や楽に成績を上げている人の意見をなるべく取り入れた方が失敗が少なくて済みますよ。

理解と暗記、学習の順序は?

暗記は不要でなかったのですか?

理解と暗記、どちらが先?

答えは学習内容によります。

例えば英単語は一定の暗記が必要です。
同時に英語の構文を理解していきます。

数学の公式もそうです。

まず公式自体を覚えていなければ問題を解くことはできません。
一番かんたんな四則計算(足す、引く、かける、割る)がそうです。

しかし徐々にでも内容を理解していないと応用問題を解くことは無理でしょう。

社会や理科ではまず理解しないと全体像も分からないでしょう。

もちろん定期試験や高校入試では受験テクニックとして暗記が必要となることもあります。

学習するときは「理解」だけ

中学生の勉強は理解型でいきましょう。

理解がすべての土台です。

このサイトのいろいろな記事で紹介している方法も使って理解する学習を徹底してください。

理解とは学習内容を腹に落ちるレベルまで深めるということです。

理解していれば自然と質問もでてくるし、小学生の子でも分かるように説明もできます。

試験前日と当日は暗記を3つだけ

ふだん学習するときには理解型の勉強をしましょう。

定期試験でも高校受験の勉強でも直前まで理解する努力をしてください。

試験は学んだことを理解できているか確認するためにあります。

学習の最終ゴールは暗記しているかではなく理解しているかなのです。

しかしすべての学習内容を理解できる中学生はいません。大人だってそうです。

偏差値30の人でも偏差値75の人でも同じで、どんなに勉強しても必ずわからない場所・理解できないところがあります。

完璧はありえないのです。

ですから完璧を目指すと痛い目にあいます。

分からないところをすべて分かろうとする必要はありません。

しかし分からないところがある状態でも試験はやってきます。

じゃあどうするか。

その箇所は最初から捨ててしまいましょう。

試験時間中ウンウンうなっても最初から理解できていないところがその時になって急に分かるということはあり得ないのです。

その「分からないところ=いくら頑張っても点がとれないところ」に時間をかけてしまって、

「理解できているところ=点が取れるところ」まで解けないという事態にならないようにしましょう。

試験は始まったらまず得意なところから。
どんどん点を積み上げていくイメージです。

その後ではじめて見る問題、ちょっと解くのにコツが必要な問題を、落ち着いてゆっくり考えながら解いていきます。

ただし歴史の年号とか漢字の書き取りとか、直前ちょっと暗記しているだけでも点になるというものについては試験前日もしくは当日に確認しておきましょう。

試験直前はやることもありますし、当日はなにより身体と心のコンディションを整えることが大事です。

暗記は労力がいることですから、直前の詰め込みはよくありません。

3つが上限です。

高校受験であれば、過去問でよくでる分野をチェックしておき、そこから3つを選んで覚えておきましょう。

試験が始まったら、覚えておいた3つを問題用紙の余白に書いておいても良いでしょう。

そして落ちついて試験問題を解きすすめていってください。

理解できればいいの?暗記学習は不要なの?

理解することは本当に重要なことです。

習ったことを腹に落とすこと、使えるレベルまであげること、自分で説明できること。

これが理解です。

他方、暗記も大事なことがあります。

例えば英単語は覚えていないと先に進めません。

朝=morning を知らなくて、おはよう=Good Morning を使うことは不可能です。

先生も学習を進める上で事前に覚えておかなければならないものについては暗記をすすめることがあります。

ですから普段から分かりやすい授業をしてくれる先生が

「記憶してください」
「覚えてください」

と言ったときには素直に従うようにしてください。

先生なりに生徒を指導してきたなかでここは事前に覚えたもらった方が「効率が良い」「理解が深まる生徒が多い」ということを知っている場所だからです。

このような先生は暗記に頼った学習をしても成績がじきに伸び悩むことを知っているので、基本的には暗記型の勉強ではなく理解型の勉強をすすめていきます。

やはり先生選びは重要ですね。

ふだん自分で勉強するときには「覚えればいいや」という暗記型の勉強ではなく、理解型の勉強をぜひしてくださいね。

「暗記と理解」オススメ学習法は

暗記型ではなく理解型の学習方法を進めるには、学習内容を分かりやすく指導してくれる先生に出会うことが近道です。

生徒が説明を納得するように分かりやすく丁寧に内容を理解させた上で、その内容を「記憶に定着させるために」覚えるようと学習指導する先生は良い先生といえます。

このような理解型の先生はただ学習内容を一通りやるだけではなく、重要なところのポイント解説や、周辺で関連するところの説明もしてくれます。

経験豊富な先生には学習内容を分かりやすく解説してくれる先生が多いものです。

過去の生徒さんたちが分からなかったところやよく質問を受けるところを熟知しているからです。

先生自身が今までの指導のなかで試行錯誤の末に作りあげた「図」や「写真」を使ってくれたり、面白くてためになるエピソードも話してくれます。

生徒が疑問に思うことは質問を受けるまでもなく先回りして解説してくれるでしょう。
その上で質問にも気さくに応じてくれます。

また熱心な先生ほど中学生が納得するまで説明をしてくれるものです。

このような先生に出会えれば苦労することなくすんなりと成績も伸びていきますね。

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