入試当日

【合格者に聞きました!】高校入試当日の過ごし方と受験生の心構え

中学三年生の受験生と、ご家族の皆さん!

さあ、早速ですが、

高校入試、当日の朝がやってきたことを想像してみましょう。

「まだまだ、先の話」

と思っているかもしれませんが、入学試験日は、すぐにやってきます。
あっという間にやって来るのです。

「勉強しておけばよかった…」

と後悔してからでは遅いのです。

あなたは、
入試当日に、具体的には何をするべきなのか?イメージできていますか?

中学生の受験生に向けて、入試当日の過ごし方や心構えについて、先輩受験生の体験談も踏まえてまとめてみました。

高校入試当日の準備はお早めに

中学生の皆さんと、ご家庭の皆さん。

受験日が直前に迫ってきてから、受験当日の心配をしているようでは、遅すぎます。

準備ができていないと、「万全な態勢」で受験生は試験を受けることは出来ないでしょう。

「万全の態勢」とは、100%の実力を発揮することと思っている人が多いのですが、それは間違いです。

まず初めに、皆さんに勘違いしないで欲しいことは、

人は誰しもが、

「入試本番では、実力以上の力を発揮できない

ということです。

実力の70%でも、力を発揮できれば上出来でしょう。

受験生が「万全の態勢」で、実力を発揮しきるためには、

 そもそもの「実力」自体を上げておくこと
 本番で70%の実力を発揮できるように、対策を施しておくこと

この2つが必要です。

ちなみに、

 実力とは、受験する高校の入試問題を解くことが出来る力を言います。

受験しない高校の入試問題を解ける必要はないのです。ピンポイントに、受験校の問題を解くことができる力が必要なのです。

 実力を70%発揮することは容易ではありません。持っている力を存分に発揮できるように、「体調管理」「緊張管理」「時間管理」をしておく必要があります。

 

入試当日になってからでは、実力をあげることは出来ないのですが、70%発揮する自己管理をすることはできます。

では、先輩受験生たちは、どのようにして自己管理して、志望校への合格を勝ち取ってきたのでしょうか?

 

次からの章では、実際の受験生から、高校入試当日の体験話を教えてもらっています。

過去の受験生の実体験を踏まえて、あなた自身が入試当日にやるべきことを確認してみてください。

高校入試当日の話 | 僕の私立高校受験体験談

昨年東京都内の私立高校を受験した、ユウスケくんのお話です。

入試当日の朝

昨日は試験前日のため、緊張してあまり眠れませんでしたが、朝がやってきました。

例え眠れなくても、横になっていれば体は十分に休めているから心配はない、ということを学校の先生に言われていたので、ちょっと若干睡眠不足だけど、頑張って乗り切ろうと思いました。

いつもより早い6:00に起床して、トイレに行って、顔を洗って、忘れ物チェックをしているうちに、6時20分ほどになっていました。出発予定時刻は7:00です。

ユウスケ
ユウスケ
試験会場の8時20分の入室可能時刻には、教室の前に到着していたいので、7時15分には家を出発する必要がありそうですが、何か事故でもあって遅れるといけないので、
7時00分に家を出発することにしました。

試験会場に持参する持ち物は、前日夜に、受験票と受験要綱をみながら、チェックしておいたのです。でも不安になったので、もう一度忘れ物がないか確認したのです。

お母さんが朝ご飯を作ってくれていたので、「時間がないわよ」と急かされて、アタフタしながら食べました。

眠気覚ましのコーヒーを飲もうとしましたが、

「トイレに行きたくなるから飲みすぎない方がいい」

お母さんに注意されたので、一口だけとすることにしました。

朝ごはんが終わったら、出発前にもう一度トイレに行きました。

家を出たら、トイレに行ける機会は無いかもしれないから、何とか大きい方をしようと思ったのですが。なかなか用を足せなくて、出発時間の7時ぎりぎりになってしまったのです。

予定より遅くなったけど、家を出発

急いで着替えて、家を出発したのが予定よりも遅い「7時10分」位です。
少し焦りながら早歩きで駅まで向かったのです。

試験当日の朝は余裕を持って行動するようにと、気を付けていたつもりですが…。予定通りの時間に出発できなかったので、気持ちが焦っていました。

ちなみに、朝起きてから、最後の勉強をしよう、確認事項をチェックしようと思ったのですが、そんな時間はなかったのです。

でも、今はとにかく受験会場までたどり着かなくてはいけません。

家から歩いて10分で駅に着きました。

電車の中は大混雑

乗りたい電車の出発時刻は事前に調べてありました。予定通りの電車に乗れたので「遅刻せずに済む…」と内心ホッとはしたのですが、

通勤ラッシュの時間帯だったので電車の中はぎゅうぎゅう詰め状態。押されて押されて、ぺちゃんこに潰されそうになりながら、目的の駅まで電車に乗っていました。

電車の中では、事前に作っておいた「まとめノート」を見ておきたかったのですが、混んでいるのでノートを開くことさえ出来ません。

電車の中で勉強することは諦めました。

「最後の確認事項を読んでおきたかったのに…。まあ、受験会場に着いたら、向こうで勉強するしかないか」

と思ったのです。

ちなみに、バッグの中には、見直しておこうと思っていた「まとめノート」と「参考書」や「問題集」が5冊ほど入っていました。

バックが重くて重くて、

「荷物はもっと減らした方が良かったなあ…」

と感じていたのです。

乗り換えも含めて、電車に乗ること45分。やっと目的地の駅に着いたのですが、疲れました。

駅からは、歩いて受験会場の高校まで行ったのです。

 

しろくま塾長
しろくま塾長
電車の乗り換えなどで間違えないように、事前に電車の乗継方法は確認しておきましょう。
遅刻は論外ですから電車の発着時間も事前に調べておきましょう。
時々あるのが電車の遅延です。人身事故で電車が遅くなることがあります。
それに電車の中で具合が悪くなってしまい、途中でトイレに駆け込むこともあります。特に冷え込んでいる時期ですし、緊張もしているので、入試当日はトイレに駆け込みやすい状況です。

受験会場に到着!

高校の正門に着いたのが8時20分ごろ。

そこから受験番号を確認しながら試験会場のとなる教室に到着したのが8時30分です。

正門から教室まで、結構遠かった…。

教室までの移動時間が結構かかったことは想定外でした。

やっと教室に着い後に、まず最初にしたことは、

  • 「筆記用具」
  • 「見直しノート」
  • 「時計」と「ティッシュ」「ハンカチ」

を机に置くことでした。

一通りの身支度が終わってホッと一息はつけたのですが、受験会場にたどり着くだけで、結構疲れてしまいました。
汗もかいていました。

一息ついて、トイレに行くことにしたのですが、教室からトイレまで結構遠いことが気になりました。

でも、早くトイレに行っておかないと思い、トイレに行ったのですが、用を済ませて教室に戻ってくると、もう8:45になっていました。

試験開始15分前だったので、大急ぎで「見直しノート」を読み返していました。ノートを読んでいる最中に、試験監督の先生が入室してきたのです。

しろくま塾長
しろくま塾長
入試当日の朝、試験会場にたどり着くまでに起こりうるあらゆる事態に対応できるように、念のため、自分の予定時刻の20分前には受験会場に到着する行動を取りたいものだな。
でも、あまり早く着きすぎることも考えもの。
早く到着しときに待機出来る場所があるかどうかを、あらかじめ確認しておくといいですな。
学校に問い合わせてみて、早く着いたときには教室で待機できるかどうかを確認しても良いし、事前に下見して、学校の傍で朝早くからオープンしているカフェがあるか、確認しておくことも大事ですな。
しろくま塾長
しろくま塾長
あと、入試当日にアタフタしたり、緊張しすぎない為の5つの心構えの記事も、読んで見て下さい。

試験開始10分前

試験開始まで、あと10分です。

汗がひいてきたことと、教室も寒かったので、体が冷えてきたのです。カバンに入っていた薄い上着を着ました。

上着は、お母さんが「持っていけ」と言ってカバンに入れてくれたものです。

上着があって助かりました。「ありがとう、お母さん」と感謝していると、試験監督の先生の説明が始まりました。

試験監督の先生が、本日の試験スケジュールの説明を始めたので焦りました。

まだ「見直しノート」を読み終えてなかったのです。

最初の試験科目は「英語だ!」と思っていたので、英語の見直しノートを見直しているところでした。

見直しノートに書いてある、

  • よく間違える単語と、
  • 過去問題で、いつも悩む問題の解説

を読んでいたのです。

幸いなことに、先生は試験スケジュールの説明を簡単に済ませてくれたうえ「8:55」まではノートを読んでいて良い、と言ってくれたので、最後の追い込みをすることができました。

しろくま塾長
しろくま塾長
念の為の注意ですが、
学校によっては、試験監督の先生が入室するのと同時に、ノートや教科書類をバッグにしまうように指示されることがあるようです

試験開始5分前

8:55になりました。

「試験開始5分前になりました。問題用紙を配りますので、机の上からノート類は全てカバンの中に仕舞ってください」

と試験監督の先生に言われました。

だから、

仕方なく諦めて、試験に関係するものをバッグに入れたのです。

試験開始5分前なので、試験監督の先生たちが、問題用紙と解答用紙を配り始めました。

その時です。

私は気付きました。。

自分のトンデモナイ間違いに気づいたのです。

それは、何かというと、

9時に始まる最初の試験は、英語ではなく、

「国語」だということを。。

国語の問題用紙が配布されたからです。

私は、何故だか勝手な思い込みで「1時間目の試験は英語だ」と勘違いをしていたのです。

  • 国語の勉強をするべきだったのに…
  • チェックしておきたかった、よく間違う「漢字」があったのに…
  • 見直しノートにある、読解問題を読み解くための「鉄則集」を読んでおきたかったのに…

気付いたときにはもう手遅れでした。

仕方がありません。
覚悟を決めて国語の試験を受けるしかありません。

私がトンデモナイ間違いをして動揺しているにも関わらず、
教室の中は「シーン」としており、試験開始前の静寂さが保たれています。

 

仕方がありません。
落ち込んでいる時間はないのです。

試験開始2分前

試験監督の先生が問題用紙を配布し終えたのが、「試験開始2分前」でした。

試験開始前に、解答用紙に自分の名前を書いてしまいたかったのですが、

名前は「試験が始まってから書くように」との先生の指示です。

 

仕方がないので、試験開始までの2分間は、目を閉じて、気持ちを集中することに努めました。

試験開始 国語の試験

9時になると、試験監督の先生が時計を見て、

「始めてください!」

と言いました。

最初に解答用紙に名前を書いて、問題を読み始めます。
やはり「国語」の問題です。英語の問題ではありません。

しかも国語の最初の問題は「漢字」でした。

見直しノートにある漢字を見直しておきたかった…。

まだまだ動揺していたので、漢字問題を冷静に解くことができなかったのです。

国語の試験では、過去問でも出題されていた漢字の問題がありました。

過去問でも出ていたので、その漢字は書けたのですが、
でもわからない漢字が沢山あって、半分は空欄になってしまいました。

漢字の次は、読解問題です。

「国語は読解問題が難しいから、漢字問題で点数を取りに行かなくてはいけなかったのに。。」

まだまだ動揺していたのです。

集中しきれずに、ドキドキした状態で問題を読んでいるうちに、あっという間に試験終了時刻に。

「ペンを置いてください」

漢字問題は半分が空欄のままでした。

読解問題も「鉄則集」を読んでおかなかったせいか、解答に自信がなかったのです。

国語の問題が終わってしまったのです。

休憩時間

国語の試験は、明らかに失敗です。

でも、後悔している時間はありません。

休息を挟んで20分後には数学の試験時間が始まりますから。

9:50に試験が終了して、答案用紙の回収が終わったのが「9:53」位です。やっと教室から出ることができました。

教室の中は少し肌寒く感じたので、トイレに行きたかったのです。皆も同じだったようで、トイレには行列ができました。

列に並んで用を済ませて、トイレから帰ってくると、もうすぐ10:00だったので、数学の勉強をする時間が少ししかありません。

数学の試験

数学の試験はもう直ぐ始まります。

気持ちは焦っていましたが、

でも、なんとか気を静めて、

先生に教えてもらった通りに、持ってきた飴を一粒舐めながら、数学の「見直しノート」を読み込みました。

数学の見直しノートには、

  • 過去問でよく間違える問題の、解き方が書いてありました。
  • それに、試験前の「数学鉄則集」も書いてあったのです。

休憩時間の短い時間でしたが、数学の見直しノートは良く纏まっていたので、ババっと読み込むことができました。

不思議なもので、たとえ短時間でも、自分で準備しておいた見直しノートを読んだお陰で、気持ちは落ち着きました。

なんだか問題を解ける気がしたのです。

試験が始まってからは、先ほどの国語の時間とは異なり、落ち着いた状態で試験を受けることができました。

集中して、試験終了時刻まで頑張り抜くことができたのです。

纏めノートを頑張って作っておいて良かったと感じました。

休憩時間

最後は、英語の試験です。

休憩時間に、またトイレに行くことにしました。やはり、教室は少し寒いので、トイレが近い気もします。

休憩時間中に気になったことがありました。

数学の試験が終わった後に、
隣の席に居た、どうやら知り合い同士の受験生の二人が

「難しかった!」
「あの問題はどうやって解いた?」

と話しをしていたのです。

私は終わった数学のことよりも、次の英語試験の準備に取り掛かりたかったので、うるさく感じました。

英語に向けて集中したかったので、数学の話を隣でされることは、かなり迷惑でした。

「うるさいなあ」と思ったのですが、トイレに行っている間に、彼らの会話が終わっていればいいなあと思い、席を立ちました。

トイレから帰ると、二人のお話も終わっていたのでホッとしました。

しろくま塾長
しろくま塾長
高校入試の休み時間の過ごし方は、重要ですよ。押さえておきたい心構えをまとめて見ました⇒こちらから読んで下さい。

英語の試験

さて、一番最後は英語の試験です。

英語の試験では、最初の15分間は「リスニング試験」があります。

リスニング試験の対策は、自宅でほぼ毎日していました。高校入試用の英語リスニングのための、動画教材で勉強していました。

リスニングの際に、聞き取りずらかった単語を「ノート」に書き込んでおいて、復習するときには、発音記号と共に、音声でも発音確認していたのです。

英語試験前の休憩時間では、リスニング用の「単語ノート」を見直してたのです。

それに、英語読解問題を解くときにも、間違えた単語と熟語を、同じく「単語ノート」に記入していました。

時間が来ると、本日3回目の試験監督の先生からの「試験開始前」の説明がありました。

この英語の試験で最後だ!と思い、もう一度集中力を高めるようにしました。

英語の試験でも、過去問からの出題があったので、

「やった!」

と思いながら問題を解いたことを覚えています。

英語の授業で、先生がここは出ると言っていた箇所も出題されたので、安心しながら、なんとか時間内に解くことができたのです。

なんとか、3科目の試験が終わりました。

今日の試験はこれで終了です。

 

試験終了後

試験監督の先生が、解答用紙を回収しているうちに、机の上に置いてあった「受験票」や「筆記用具」をカバンに仕舞ったのです。

最後に先生が、

「これで終了です。帰って結構です」

と言った後に、すぐに教室から出て、駅に向かいました。

教室に残って、話し込んでいる人たちもいましたが、僕は明日にも試験があるので、早く家に帰りたかったのです。

家に着いた時には1時半を回っていましたが、遅めのお昼を食べて、昼寝をして、起きたらもう5時でした。

本当に疲れた1日でしたが、明日もまた頑張らなくてはいけません。

もうひと頑張りしようと思いながら、机に向かったのです。

入試当日情報の纏め

受験会場までの所要時間

ユウスケ君の場合、家から高校までは1時間強の時間がかかります。

※家〜最寄り駅=10分。
※最寄駅〜受験会場の最寄駅=電車で45分
※駅〜受験会場=徒歩8分

受験票に記載される時間割

受験票には、下記の通りの時間割が記載されています。

しろくま塾長
しろくま塾長
※実際に受験する高校毎に、正確な時間を各自でご確認ください。

入室可能時刻 8時20分
入室締切時刻 8時50分
試験説明 8時50分~8時55分(※以後、退出禁止)
問題配布 8時55分
国語試験 9時00分~9時50分
入室締切 10時00分(以後、退出不可)

問題配布 10時05分
数学試験 10時10分〜11時00分
入室締切 11時10分(以後、退出不可)

問題配布 11時15分
英語試験 11時20分~12時20分
(なお、開始後15分間はリスニング試験がある)