私は子供のためを思って、色んな体験をさせてきたし、塾や習い事もさせています。
時間もお金も子ども中心で、惜しみなく使ってきました。
生まれつき色々な性格の子供がいると思います。うちの子供はどちらかというと勉強が苦手なタイプなので、親のわたしが精一杯のフォローしています。
「やれば出来る」ことは解っているので、子供の為を考えています。
「勉強嫌いは親のせい」だなんて、納得できません。
Contents
勉強嫌いは親のせい
お子さんは幸せなご家庭で育ったことでしょう。
その上、あえて申し上げるのですが、「勉強嫌いは親のせい」だ。このことは確かだと思います。
子供の勉強に対して、親が意識的に妨害することはありえないと思うのですが、
「無意識」のうちに、勉強ができない落ちこぼれの子供を育てているケースが非常に多いことは確かです。
今回は、親が「無意識」で行なってしまっている、勉強嫌いの子供育成メカニズムを踏まえて、
親が子供のために出来ることをお話ししたいと思います。
中学生の子どもはみんな勉強嫌い
自分の子供時代を思い返してみると一番わかりやすいと思うのですが、勉強好きな子供は、そもそもおりません。
生まれつき、子供はみんな「勉強」が嫌いです。
まずは、この事実をしっかりと頭に叩き込んで欲しいのです。
一方、
「勉強好きな子供も存在します」
このことは、「勉強嫌い」から「勉強好き」に変貌を遂げたことを意味しています。
今この瞬間、お子さんが「勉強嫌い」ということであれば、それは親が子供を「勉強好き」に育成してこなかったことを意味するのです。
中学生の子供▶︎勉強好きになるコツはある
「勉強嫌い」を「勉強好き」に変える方法は、普段の生活スタイルの中に染み込んでいます。
子供が勉強好きになるかどうかは、親自身が勉強好きになるような生活習慣を身につけているか?
ということにかかっているのです。
先祖代々、医者の家系であるとか、
親族みんなが東大出身者であるとか、
頭が良い家柄というものは確かに存在しています。
頭が良い悪いというのは、実は行動習慣に原因があることに着目して欲しいのです。
頭が良くなるべくして、頭が良くなるのであり、
勉強好きになるべくして、勉強好きになるのです。
ご自身やご家庭が、頭がよくなるノウハウを、「自然に」または「意識的に」身につけていないのであれば、
今この瞬間から、あなたは子どもに対して、頭が良くなる方法を実践してあげる必要があります。
今回は、勉強嫌いの子供を作り出している、親の間違った行動について、具体的に考えていきたいと思います。
「子供の勉強」のことに特に悩みを抱いていないご家庭も多く存在しています。
そのようなご家庭では、子どもに「勉強しろ」などと言うこともありません。
子供もそれほど勉強していないので、当然のように成績が良かったりします。
一方、
子どもの勉強のことで「悩み」を多く抱えているご家庭は、非常に多く存在しています。
「両親とも、難関大学の出身者ではない」
「子どもの面倒をみているお母さんが、受験や成績面で成功した経験がない」
「難関大学出身だけど、勉強が出来るようになる法則を真面目に考えたことがない」
いずれかに該当するご家庭では、子どもの勉強のことで、悩み・苦しみ・不安を抱えることが多いと感じております。
無意識の間違い❶勉強嫌いは親のせい(学習習慣づくり)
子供は生まれつき「勉強嫌い」であることは、お話しいたしました
「勉強嫌いの子供」を「勉強好き」に変える方法が存在しており、その方法を実践できるのは親しかいないこともお伝えしてきたつもりです。
子供を勉強好きに変える方法を実践するにあたり、親はどのような方法を実践したら良いのか?
ここで確認していきたいと思います。
子供を勉強好きにする正しい方法
子供を勉強好きにする方法は、ただ一つしかありません。
それは「勉強すること」です。
はい、そうです。
「勉強すること」とは、「勉強を継続すること」を指していますが、勉強することが当たり前のレベルまで生活の中に溶け込ませることが必要なのです。
勉強を継続することで、「理解の幅と量」が増えていきます。
「理解」が進むと、「できる」ことが増えていきます。
「できる」が増えると、「評価=成績」も上がっていきます。
「評価」されると、子どもは嬉しいし、楽しくなります。勉強好きになって、より理解しようと勉強するようになるのです。
勉強ができる子どもの好循環が生まれます。
『学習習慣』と言う呼び方をすることもありますが、学習習慣を付けさせることは親の大事な役割なのです。
「ご飯を食べる」
「トイレに行く」
「お風呂に行く」
これらが生活の中に、至極当然に溶け込んでいる生活習慣であることは自明なことです。
勉強することも同じであり、これらと同じレベルにまで、やることが当たり前と言うレベルにまで習慣付けしておくことが必要なのです。
勉強しないと、気持ち悪くて仕方がない。
この感覚が非常に大事となります。
いえいえ、違います。
勉強することを、当たり前のレベルで習慣づけさせると言うことは、何も「がり勉」でもなく、「長時間勉強させる」と言う意味ではありません。
勉強時間が長い、短いは関係ないのです。
「1日5分から」とか、
「1日30分」とか、
そんなレベルで良いのです。
学習習慣づくりは早いうちに
ただ1つ、好ましいことを挙げるとは、出来れば、学習習慣づけは、子供が小さいうちにつけてあげると良いと言うことです。
「小学生」のうちに学習習慣を身につけさせておくと良いと思います。
「中学生」からでも遅いことは決してありません。
ただ、中学生の場合、多くのご家庭では、実際に成績が下がったと言う局面において、はじめて学習習慣づけに取り組むことになるのですが、
中学生は難しい年頃と言うこともあり、学習習慣を身につけさせるには、苦労もあることは頭に入れておくと良いでしょう。
小学生までに学習習慣づくりができていない場合、勉強ができないことは表面的には気付き難いことでしょう。頭が良い器用な子どもほど、勉強嫌いの問題は表面化しづらいと思います。
勉強嫌いは親のせい
勉強ができる子どものご家庭では、意識的に、または無意識的に、何らかの学習習慣を身に付けさせているはずです。
「新聞を毎日読む」
「ご飯前に、毎日30分机に向かう」
「宿題は、遊びに行く前に終わらせる」
「本を、1週間に1冊読む」
「ゲームの前に勉強するルールとなっている」
「面白い学習教材で、自然と勉強している」
これらのように、何らかの学習習慣が、家庭生活を送る中で当然のように身についているのです。
勉強嫌いになるかどうかは、普段の生活習慣の中ですでに決まってしまいます。
この意味で、「勉強嫌いは親のせい」と言うことができるのです。親は無意識のうちに間違いをしていることケースが多く見受けられます。
子どもが中学生になってから、はじめて間違いに気がつくご家庭が多いのですが、勉強嫌いの中学生の場合、上記に挙げた学習習慣を中学生から始めると言うのでは効果がありません。
勉強嫌いの中学生の場合には、中学生用の学習習慣づくりの方法があります。
単に学習塾に通わせると言うことは間違いですし、家庭教師の先生をつければ良いという訳でもありません。
大事なポイントは「家庭学習」にあります。
子どもが自ら主体的に勉強を始める学習環境を作ることに意識を向けましょう。
その意味で、正しい勉強ができる学習教材を選ぶことが非常に大事となります。
▼勉強嫌いでも勉強習慣が身につくと評判▼
息子はゲームが大好きな子どもでしたが、幸いなことに、うちの子供はそれほど反抗することもなく「ゲームは宿題が終わってから」というルールを守ってくれました。
ゲーム依存症で苦しんでいる方もいるので、その点は救いでした(▶︎▶︎ゲーム依存症の記事もあります)。
でも、成績は伸び悩んでいたので、どのようにしたら成績が上がるのだろう?と非常に困ったのです。
結局のところ、勉強嫌いの子供用の学習教材を選んで勉強させました。
正直なところ、それ程、学習効果は期待していなかったのですが。しかし、「勉強嫌い専用」の学習教材は物凄い効果がありました。
学習教材を与えて3ヶ月も経った頃、「アレレ!?」と驚いたのですが、子どもが部屋に籠って自ら勉強しているのです。
しかも随分と夜遅くまで。本当に勉強しているのかな?と半信半疑でしたが、
定期テストで高得点を取ってきたところをみると、やはり勉強していたようです。
成績も急上昇したし、子どもも自信がついたみたいです。勉強好きに変わってきた傾向なのか、勉強が楽しいと言っています。
「あの、うちの馬鹿息子が…」
今では嬉しい驚きでいっぱいです。
学習教材は「すらら」と言います。「すらら」で勉強させて本当に良かったと思います。
忍耐不足❷勉強嫌いは親が原因(学習環境づくり)
勉強嫌いの中学生に、叱りつけてしまうご家庭が多く存在します。
ご承知の通りですが、子どもを叱ったところで、子供は勉強することはありません。
「叱る」と逆に勉強しなくなると考えておくと良いと思います。
勉強嫌いの中学生も、勉強することは好きではないものの、「勉強ができるようになりたい」と言う気持ちは持っていることが通常です。
「良い成績を取りたい」
そんな気持ちを持っていても、勉強の仕方が解らないだけなのです。
先ほどお話ししたように、勉強嫌いを勉強好きにして、成績をあげる方法は1つしかありません。
その成績を上げる方法を、親が子供に教えてあげていない状態では、子供は決して勉強ができるようになりません。
そのことを今一度、再確認して欲しいのです。
中学生から学習習慣を付けさせる訳ですから、子どもも親も「忍耐力」が必要となります。
兎に角、気長に、忍耐強く、辛抱強く。
怒ってしまうと、勉強嫌いの子どもは、勉強することを本当に放棄してしまいます。
親子で話し合って見ると良いと思います。毎日勉強するためにはどうしたらいいだろうか?ということを話し合うのです。
話し合いの結果、この方法であれば勉強できそうだと言うことが見つかれば、即実践させてみましょう。
親としては、子どもが勉強しようとした場合には、勉強に向かうその姿勢に対して、褒めてあげることを意識してみましょう。
ともかく、根気よくが大事です。お子さんの性格なども考慮して、どのような方法が良いか色々試してみることが大事になります。
▼勉強嫌いでも勉強習慣が身につくと評判▼
正直、勉強は大嫌いだけど、授業は先生によっては面白いから好きな授業もあります。
でも、家庭学習は嫌いで苦痛でしかありません。何やればいいのか分からないし。
成績はどんどんと落ちています。
お前は本当はできる子だから、「勉強しろ」「頑張れ」と言うけれど。
勉強したくないと言う訳ではなく、勉強の方法が分からないのに、勉強しろと言われても困るんだけど。
勉強癖のない僕には、勉強の仕方なんて意味不明です。
「勉強しろ」と子供に言うことは簡単ですが、それが子どもを追い詰めていることにも気づいてください。
子どもが「反抗する」には意味があるのです。
子どもが「勉強しない」のは、「勉強する方法が分からない」からです。
中学生の子供▶︎勉強嫌いは親のせい
勉強嫌いのお子さんを、勉強好きに変えることが出来るのは、親しかいないことを再認識しましょう。
勉強好きになると、当然のことですが成績も上がるし、高校受験でも志望校に合格しやすくなります。
勉強嫌いの中学生には、学習習慣を身につけさせるしか方法がありません。
親にしかできないことです。
勉強に遅いことはないですから、今この瞬間から、子供の学習習慣づくりに着手してあげましょう。
▼勉強嫌いでも勉強習慣が身につくと評判▼