国語の「長文読解力」を上げる為に、意識的に学習すべきことを知っていますか?
「知っているよ!」
「読解は得意だから」
というお子さんの場合には、以下の文章を読む必要はありません。
読解力があるのであれば、学校の成績も良いことでしょうし、高校入試でも苦労しないはずです。
でも、
読解力をアップさせる勉強方法を「知らないお子さん」や「ご家庭の方」は、
読解力を身につける秘訣をまとめてみたので、読んでください。
必ず何か、気づくことがあるはずです。
読解力が身につくためには、ちょっとした秘訣があるのです。
知っている人は知っている。
知っているか知らないか。
ただそれだけで成績が大きく異なるのが「国語」の長文読解です。
長文読解力をあげるための秘訣をまとめてみました。
秘訣①「答えは必ず問題文の中にある」
読解力が身につく秘訣は、沢山あるのですが、
一番大事な秘訣からまとめてみました。
まず、
国語が苦手なお子さんを観察していると、
読解問題の問題文を読んだ後に、一生懸命に頭の中で答えを考えている姿を目にすることがあります。
- 作者の意図や、主人公の気持ちとか、
- 自分だったらどうするだろうとか、
- 常識的な結論は何だろうとか。
設問に回答する為に、
宙を見ながら、頭の中で一生懸命に思考を巡らせているようですが、まるでポイントがズレています。
これでは読解問題が解けないことは明白です。
確かに、
「主人公の気持ちを自分の頭で考えなさい」とかいうことは、学校の先生が言いそうなことです。
でも、
国語の読解力いう観点からは、自分の頭で考えると言うことは、まるでピントがズレているのです。
では、
国語の読解問題を解くときには、何に注意すれば良いのでしょうか?
解答するにあたり、何を考えれば良いのでしょうか?
読解力に差がつく、一番大きなポイントをお話しします。
これから言うことを
注意して読んでください。
非常に重要なポイントです。
このポイントを知っているだけで、今後の皆さんの人生は大きく変わってくるかも知れません(国語が大の得意になるので)。
それほど、衝撃的なお話です。
それでは行きますよ。
長文読解力をあげるために、一番気をつけることは、
「答えは必ず、問題文に書いてある」
ということを知ることです。
当たり前のような話なのですが、答えは「問題用紙」の中に書いてあるのです。
国語が苦手な子は、
自分の頭の中で解答を考え出そうとします。
問題用紙の中から解答を探し出そうとしていないのです。
解答は頭の中にはないのですから、正解に辿り着かないわけです。
逆に、
国語が得意なお子さんたちを観察していると、
意識的に集中して、「問題文」の中から解答を探し出そうとしています。
読解力に長けている中学生は、答えは問題文中にあることを知っているのです。
意識的に問題文を探している。素晴らしいセンスです。
繰り返しになりますが、
読解問題の答えは、問題文中から探すことを、頭に叩き込みましょう。
このことを前提として、
今回は、問題から答えをピックアップするときに気をつけるポイントをまとめてみました。
「長文読解」の苦手が克服できるポイントです。
- 「最初に設問に目を通す」
- 「設問は基本的に、問題文に沿った順番で構成されている」
- 「読解に自分の感情は不要」
この3点を意識することで、長文読解力は格段にパワーアップします。
さあ、順番に見て行きましょう。
読解のポイント❶ 最初に設問に目を通す
まず1つ目のポイントは「最初に設問に目を通すこと」です。
長文読解の問題を解く際には、まず最初に設問に目を通します。
決して、問題文章を冒頭から読み始めてはいけません!
設問になる箇所は文章のポイントとなるケースが多く、文章全体でどのような内容が書かれているのかを大まかに把握することができます。
このときに注意すべきことは、設問は読んでも、「選択肢の内容は読まない」ということです。
選択問題が多く出題される長文読解ですが、選択肢の中には正解文章は1つしかありません。
最初に間違った文章まで目を通してしまうと、後に問題本文を読んでいく中で、間違った先入観が生まれてしまいます。
選択肢を除いた、設問文のみを最初に読み始める、これが1つ目のポイントです。
読解のポイント❷ 設問は、問題文に沿った順番
2つ目に意識すべきポイントは
「設問は基本的に、文章に沿った順番で構成されている」ということです。
設問を読み終わったら、問題本文の読解に進みます。
いくつかの読解問題を解いてみると実感できますが、出てくる設問は基本的に文章に沿った順番になっています。
「設問の時系列=問題本文の時系列」
このことをあらかじめ意識できればこっちのもの。
問題文章を読みながら、設問の該当箇所を探して解答に取り掛かりましょう。
設問の該当箇所を探すときにオススメの方法は、設問に関連すると思われる部分にアンダーラインを引くなどして印をつけておくことです。
後で見返す際にも役に立ちます。
なお補足説明となりますが、
評論文読解で多く見られる指示語問題は、該当する指示語より「前の文章」に答えが書かれています。
例えば
- 問題本文に「…この対策によって…」とあり、
- 設問で「この対策とは一体何でしょう」
と問われているときには「この対策」と書かれている箇所より前の箇所に答えが書いてあります。
「この対策」より後に答えが出てくることはあり得ません。
読解のポイント❸ 読解に自分の感情は不要
長文読解には評論文の他に、小説文(物語文)も存在します。
小説文は物語構成となっているので、評論文と比べて難しい表現が少ないので、小説を読むことが好きな中学生も多いと思います。
小説文は、
確かに比較的読みやすい印象を感じると思うのですが、
「読みやすい=正解できる」という訳ではありません。
読みやすい文章においては、特に注意すべきことがあります。
それが3つ目のポイント「読解に自分の感情は不要」です。
例えば小説文の場合には、登場人物に自分も感情移入をしてしまいがちです。
ですが、読解問題で求められていることは決して文章を読んでどう感じるかを問いたいわけではなく、文章中の表現から適切に客観的な読み取りができるかどうかということです。
例えば「僕はハッとした」と記述があったとします。
仮にこの場面であなたが何も思わなかったとしても、登場人物はこの場面で驚いているのです。
主人公は何に「ハッとした」のかについて、設問で問われたときには、常識やら、自分の感覚で考えてはいけません。
必ず、問題文中に書いてある文字を探してください。答えは問題文章に書いてある文字ですから。
感情を込めるのではなく、あくまでも客観的に読み進めることが大切です。
秘訣② 長文読解は問題文から答えを探そう
繰り返しになりますが、
評論文はもちろん小説文でも、国語の長文読解では、問題文章の中に必ず答えが潜んでいます。
読解問題が得意になるには、隠れている答えを効率よく探し出せるか?ということが大きなカギとなります。
まずは、
上述した「3つのポイント」を意識して問題を読み進めることで、読解問題の本文における表現を細かく探し出せるようになっていきます。
読解問題を解くときには、
答えを「考える」のではなく、
問題本文中から「探しだす」
ということに、意識を切り替えることが必要です。
意識を切り替えることで、コツを掴んでいける訳ですから、長文読解の苦手意識は薄れていきます。
秘訣③ 配点の高い長文読解で効率的に得点を稼ごう
長文読解は問題の中で
- 配点が高く、
- 大きなウエイトを占めます。
だから、
読解問題で点数をとれるかどうかが、合否を左右すると言っても過言ではありません。
注意すべきことは、
例え長文読解の正答率が上がったとしても、1問にかける時間が長すぎると試験時間内では到底間に合いません。
だから、試験対策としても、読解問題の解き方を学びましょう。
解き方を学ぶには、良い先生に習うことが一番大事です。
高校入試や定期テストをも意識して、読解問題が解けるようになる方法を教えてもらいましょう。
読解力を身につける具体的方法は?
長文読解力をつけるには、
問題数を数多くこなすことが一番です。
多くの問題を解くほど、読む速度も上がりますし、答えを見つ出すことも上手くなります。
読解力を上がる為の秘訣を幾つか示しました。
秘訣を自分の力とする為には、問題数を沢山こなして、トレーニングすることが大事なのです。
それに、上記で示した秘訣以外にもたくさんの秘訣があるのですから、
その秘訣を自分のものにする為にもトレーニングを積む必要があります。
読解問題を解くトレーニンングをするにあたっては、良い学習教材を選びましょう。
学習教材を選ぶときのポイントは、解説が分かりやすい教材を見つけることにつきます。
なぜなら、
せっかく問題文を解いてみたところで、解説が解りづらくて、解説の内容が解らなかったら、意味がないですから。読解力に磨きをかけることが出来ないのです。
皆さんも、国語の問題解説が理解できない為に、解らないママ、放置してしまった経験はないでしょうか?
一番良いのは、
読解問題を解いた後には、
分かりやすい先生の解説授業を聞くことです。
読解問題を解説することが得意な、国語先生の解説を聞くことができれば、理解できるから、読解力を上がっていくのです。
国語力上がる教材選び
昔から国語の成績はイマイチだったのです。
学習塾に行かせていたこともあるのですが、成績は伸びませんでした。
中学3年生になってからは、早く高校受験の準備をさせたかったのですが…
部活動は夏休み前で、中3の引退があるとのことで、結局、部活動が一区切りするまでは、高校入試に向けた勉強を始めさせることは出来ませんでした。
部活が終わって、まず最初に子供にやらせたことは、学力試験を受けさせたこと。中学校の定期テストや成績でも、学力把握はしていました。
でも、学習塾の模擬テストも受けさせてみたのです。
結果は「散々な点数…」
中学校の定期テストでは、良い点数ではないものの、そこそこ平均点を取れていたのですが、
学習塾の模擬テストで、全国平均や、全国の中学生の中での順位を見ると、平均点を大きく下回る状況だったのです。
特に、国語の成績が非常に悪かった。
一体どうしたものかと、塾の学習相談を受けてみたのです。
相談に乗ってくれた先生は意外なことを言いました。
「国語の成績をあげましょう。上がると思います。」
確かに、非常に悪い国語の点数が上がれば、3教科の成績も上がることは理解したのですが。国語って、成績をあげるには時間がかかる教科だと勝手に思っていたのです。
何だかんだで、その学習塾には、夜遅くなってしまうことや、家から遠かったことを理由として、通わなかったのですが、
代わりに、自宅で学習することができる「スタディサプリ」という自宅学習塾で勉強させることにしたのです。
スタディサプリでは動画教材も使いながら学習を進めていきます。
高校入試のことを意識すると、焦ってしまって、自分の実力以上の勉強をしたり、難しい問題に挑戦したくなりますが、
一番大事なことは、足元を固めることで、中学1年生や中学2年生の学習分野で、理解しきれていない点や、間違いやすい点を探し出して、復習すること。
出来ない箇所を探して、特定して、復習を繰り返すことなのです。
動画教材は、子供が熱中できるように工夫されていました。
実際に子供に使わせて見て驚いたのですが、子供はスタディサプリで勉強することが面白いそうでした。
「スタディサプリ」で勉強を続けたお陰で、中学3年の2学期期末テストから、成績は上がり続けました。
高校入試まで成績は上がり続けたのです。子供も上がり続けていくことが面白いようで、より一層勉強に集中するようになっていきました。
子供の成績が上がっていく様子を見ていたので、学力アップの過程を実感できました。
後で聞いて解ったのですが、読解力の解説が上手な先生や、動画教材は非常に少ないところ、「スタディサプリ」の読解力の講座は、読解力が身につくということで定評があったようです。
実際に、うちの子も、読解問題が得意になって、得点源としていたのですから。スタディサプリには感謝しているのです。
読解力をあげた合格者たちの話を聞いてからは、
私はいつも、読解が苦手な中学生には、スタディサプリで勉強させるように進めているのですが、
確かに、読解問題が解けるようになっています。
「スタディサプリ」は、高校入試に成功した受験生が使っていた教材と先生です。
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