お茶の水女子大学附属高等学校は、1882年に東京女子師範学校附属高等女学校として創立しました。
女子高等師範学校附属高等女学校、東京女子高等師範学校附属高等女学校、新制附属高等学校、お茶の水女子大学文教育学部附属高等学校、お茶の水女子大学附属高等学校
と改称してきましたが、2004年より現在の「国立大学法人お茶の水女子大学附属高等学校」となった、国立高校の中で、唯一の女子校です。
教育目標としては、
- 学習における基礎・基本
- 自主・自律の精神
- 互いに協力していく態度
を身につけさせることを重視しています。
お茶の水女子大学附属高校に入学後は、附属中学校からの入学者(例年60名)と合流します。
1学年のクラスは3つのみ。全校生徒合わせても360名前後の小規模な学校ですが、卒業生は各分野において活躍しています。
お茶の水女子大学附属高校の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 74 | |
入試難易度 | ||
2017年度の倍率 | 応募349⇒受験301名 | 合格96名(3.1倍) |
2016年度の倍率 | 応募411⇒受験367名 | 合格96名(3.8倍) |
「お茶の水女子大学附属高等学校」の入学者選抜は、
一般入試(5教科)の方法で実施されます。
お茶の水女子大学附属高等学校は、東京都内でも有数の上位校ですし、受験生に人気が高い学校です。
お茶の水女子大学附属高等学校の応募者数は、毎年増減を繰り返します。前年の応募者数が多ければ、翌年の応募者数は減少する傾向があるのです。
お茶の水女子大学附属高等学校の受験者の学力レベルは高いですから、合格するためには、5教科の学力レベルを上げる努力が必要です。入試当日まで偏差値を上げていくことを怠らないでください。
例年、偏差値が70以上の受験生でも不合格になる方が多いですから、お茶の水女子大学附属高等学校に確実に合格したい場合には、偏差値77以上となる努力が必要だと思います。
▼しろくま塾長おすすめ
お茶の水女子大学附属高校の入試問題、合格最低点、内申点基準
入試問題/選抜方法
- 国・数・英・理・社(各50分・各100点)
- 調査書
- ※英語の試験は「リスニング試験」もあります。
>>英語のリスニング試験に不安がある方は読んでください。
お茶の水女子大学附属高校の「2017年度合格最低点」
500点満点:非公表
「内申基準」=出願資格
推薦:ー
お茶の水女子大学附属高校の学費
初年度合計: 476,600円
入学時 | 1年終了時 | |
入学金 | 56,400 | – |
施設維持費 | – | – |
授業料 | – | 115,200 |
経費 | – | 305,000 |
合計 | 56,400 | 420,200 |
※受験料=9,800円
お茶の水女子大学附属高校の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨110名
国立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
東京大学 | 9 | 横浜国立大学 | 1 |
京都大学 | 4 | 埼玉大学 | |
東工大学 | 3 | 筑波大学 | 1 |
一橋大学 | 4 | 東京外語大学 | 2 |
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
早稲田大学 | 38 | 日本大学 | 4 |
慶應義塾大学 | 14 | 東洋大学 | 4 |
上智大学 | 25 | 駒沢大学 | |
東京理科大学 | 21 | 専修大学 | |
学習院大学 | 2 | 大東文化大学 | |
明治大学 | 19 | 東海大学 | 2 |
青山学院大学 | 9 | 亜細亜大学 | |
立教大学 | 18 | 帝京大学 | 1 |
中央大学 | 12 | 国際基督教大学 | |
法政大学 | 9 | 津田塾大学 | 5 |
東京女子大学 | 7 | ||
日本女子大学 | 6 |
※四年制大学への進学率⇒ 66%
※また、
- 高大連携特別入試で「お茶の水女子大学」
- 高大連携特別選抜で「東京工業大学」
へ進学する方がいます。
お茶の水女子大学附属高等学校 | 高校1年生・2年生
お茶の水女子大学附属高校では、高大連携を推進しており、1・2年次は、お茶の水女子大学の先生も借りて、主要3科目の「教養基礎」が必修です。
大学の公開授業も履修することができます。
1・2年次は、生徒は皆、ほぼ共通履修であり、多科目を学習して、幅広い教養を身につけます。
高校3年生
高校3年生になると、必修科目が少しであり、多くが選択科目になります。生徒各自が志望校の入試科目に沿って科目選択をします。演習系の授業では実践力を鍛えます。
放課後や長期休暇(夏期集中プログラムなど)の際には、補習授業も適宜実施しています。
東京工業大学の先生による特別講義もあります。
SGH指定校
お茶の水女子大学附属高校は、スーパーグローバルハイスクール指定校です。
持続可能な社会の探求、グローバル地理などの科目を設けており、大学・国際NGO、グローバル企業との連携授業や講演会を通して、世界的な課題に取り組める人材育成を目指しています。
お茶の水女子大学附属高校の情報・併願先・評判
お茶の水女子大学附属高校の海外研修
お茶の水女子大学附属高校では、SGHプログラムの一環として、10月に希望者(高校2年生)を対象として、
- 台湾研修旅行(4日間)
を実施しています。
交流提携をしている「台北第一女子高級中学校」の生徒とともに、課題研究に取り組む他、ホームステイ・名所見学を体験します。
お茶の水女子大学附属高等学校 | 併願先の高校
お茶の水女子大学附属高校の受験を検討している中学生が、併願先として検討している学校はこちらです。⇒併願先の公立高校の対策はこちらから!≫
都立・公立の高校 | 日比谷高校、横浜翠嵐高校、湘南高校、千葉高校 |
私立の高校 | 豊島岡女子高校、筑波大附属高校、慶應女子高校、早稲田実業高校 |
一歩差をつける!お茶の水女子大学附属高校の受験対策の方法
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