高校受験の参考に参考になれば嬉しいです。
東京学芸大学附属高校とは?
東京学芸大学附属高校は、東京都内にある国立(こくりつ)高校です。男女共学校としては都内どころか、全国でも最も偏差値の高い学校の1つです。
外部受験生のレベルも高いですが、世田谷、竹早、小金井の附属中学からの新学制のレベルも侮れません。
それに中学入試ならびに高校入試の時点で帰国生が多いので、英語のレベルがやや高めです。2年生の終わりまでは文理別のコースではありませんから、幅広い勉強をできます。
偏差値・難易度・倍率(推薦と併願優遇)
偏差値 | 72 |
難易度 | |
競争率 | 男) 女) |
合格最低点 | − |
▼しろくま塾長おすすめ
東京学芸大学附属高校の入試問題・合格最低点・内申点基準
入試問題/選抜方法
- 1次:国・数・英・理・社(数学以外はマークシート)
- 2次:個人面接
※合格者は学力検査・面接・調査書を総合的に判断して選考されます。
※英語の試験は「リスニング試験」もあります。
>>英語のリスニング試験に不安がある方は読んでください。
東京学芸大学附属高校の「2017年度合格最低点」
非公表
「内申基準」=出願資格
推薦:ー
東京学芸大学附属高校の学費・授業料・奨学金
入学手続時 | 56,400円 |
年間授業料 | 321,400円 |
その他費用 | – |
入学手続時・必要納入金額 | -(初年度総額:377,800円) |
東京学芸大学附属高校の進学先・進学実績は?
東京学芸大学附属高校の進学先は、
- 東京大学
- 慶應義塾大学
- 東京理科大学
- 早稲田大学
であり、有名国立大学や有名私立大学ばかりです。
高校2年生までの授業も「文理別コース」にした方が、大学受験の学習効率が良いと思えます。でも大半の生徒が東京大学・京都大学をはじめとする旧帝国大学を志望するので、東京学芸大学附属高校の科目構成は、バランスの良い勉強方法だったと思います。
受験指導に特化した授業は、法律上できない学校なのですが、その分視野の広い勉強ができるので大学入学後のレポートなどにも役立つことが多いです。
東京学芸大学附属高校を徹底評価!
学べることは?
東京学芸大学附属高校には、とにかくレポート課題が多いので、附属中からの進学者はともかく、公立中学からの進学者は苦労すると思います。
ですが、短答式のテストや選択式の答えを選べるのはせいぜい大学入試までです。大学入学以降では深い考察力と思考力が求められるので、東京学芸大学附属高校で学んだことは役立ちます。
とにかく、東京学芸大学附属高校の同級生のレベルは高いので、自分も背伸びをし、追いつこうとするため、自然と学習スキルや能力が上っていきます。
東京学芸大学附属高校に入学後の生活は?
どこの学校でもそうですが、東京学芸大学附属高校でも予習・復習は欠かせません。英語は予習を前提とする先生が多いので、心してかかってください。
プラスしてレポート課題も多いので勉強量は多いのです。予備校通いは様子を見てからにした方がよさそうです。
林間学校(妙高登山)、地学実習、地理実習、などのイベントも多く、意外と体育会系の側面もあります。その割には「体育祭」は盛り上がらず、反面「辛夷祭(文化祭)」はどうしたのかというほど熱狂に包まれます。
併願先の高校は?
東京学芸大学附属高校に入学した生徒の併願先のお話です。
男子ですと、私立高校ならば「開成高校・早慶各附属高校・市川高校・立教新座高校」の何れかを受験する生徒が多いようです。
女子ですと、私立高校ならば「慶應義塾女子高校・早稲田実業高校・早大本庄高校・豊島岡女子高校」のうち、一つは受験している印象です。
男女共に、公立ならば、東京都の生徒であれば「日比谷高校・西高校・戸山高校」を受験しているようですし、神奈川県の生徒であれば「湘南高校・横浜翠嵐高校」を、埼玉県の生徒であれば「大宮高校・県立浦和高校・浦和一女高校」を受験しているようです。
なお、東京学芸大学附属高校では捻りすぎた出題はなく、学習指導要領を超える内容は出題されません。
東京学芸大学附属高校・の評判・口コミは?
在校生満足度は「4点/5点満点」です。→ノリのよい生徒であれば正に漫画で見るような学園生活を送れます。生徒の自主性を重んじる学校なので、近隣の人に迷惑を掛けたり、公序良俗に反することがなければ取り立ててお説教されることもありません。調子に乗りすぎて、大学受験で躓く人も中にはいます。
勉強や部活動、学生の本分と遊びを上手に使い分けて悔いのない3年間を過ごしてください。
東京学芸大学附属高校を受験する際の注意点
東京学芸大学附属高校に入学すると、とにかく周りの生徒がハイレベルです。優秀なのに努力を隠したがる生徒が多いので、「全然勉強していない」と皆よく言います。
鵜呑みにしていると痛い目にあいます。基本的に全員、公立中学ベースで考えると最上位の学力があるので、勉強ができるだけでは注目されません。それ以外の特技があったほうが面白がられます。
東京学芸大学附属高校に合格する勉強方法
東京学芸大学附属高校の入試問題は、中学の学習指導要領の範囲から満遍なく出題されるので、奇問難問よりは教科書をしっかり見直すことが実は大事なことです。
入試問題の中には、学習指導要領のジャンルを統合した複合問題も出題されるので、柔軟な思考力も要求されます。
東京学芸大学附属高校の入試選抜では、外部生も実は内申評価をかなり見られています。詳しくは言えませんが、高校卒業後に仲の良かった教諭がぽろっと言っていたことを思い出しました。
内申評価においては、筆記試験のある科目ではなく、実技4教科が重視されている模様ですから、中学の成績にも気を配ってください。実技がオール4以下だと筆記次第では厳しいかもしれません。
一歩差をつける!東京学芸大学附属高校の受験対策の方法
そして、正しい勉強方法を実践してください!
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