中学生の勉強環境を構築する | 高校受験にも必須
前提として必要となる「勉強環境」の構築
勉強しなさいと言わないと、子どもは勉強しない。
でも勉強しなさいと言うことで、子どもとの間で摩擦がおきて悩んでいる方が多くいます。
「なぜ勉強しなくてはいけないのか?」
子供たちは、大人にならないとわからないことでしょうね。
勉強しておけば可能性が広がったという大人はたくさんいます。
勉強することで人生の可能性が広がります。可能性の多い少ないは、勉強した人、すなわち努力した子どもとしない子どもではものすごく違うのです。
子どもたちがなぜ勉強しなくてはいけないのか?と疑問に思う前に、勉強する習慣がつくように環境作りすることが、親の務めです。
子どものやる気が、、という話は、まずは親が子ども勉強環境を作ってあげたうえでの、その次の話です。
学習習慣が身についていない。
こどもに学習習慣が身についていない場合には、こどもは一生懸命に頑張らないと、机に向かうことさえ出来ない状態でしょう。
・今日は何しようかな。ウーン、今日は7時から時間があるからまあ何とかしようか。
・部活があるから時間がないな、疲れてしまうだろうし。まあでも頑張るか。
・今日は習いごとがある、おうちの用事もあるしな。。まあ工夫してやってみようか。
・今日は疲れたな。。、どうしようかな。。
このような状態あれば、勉強すること自体が大変な状態です。これでは勉強は長続きしません。高校受験の勉強であればなおさらです。
学習習慣が身についていないと、勉強するという決心がついたときにでも、
・さあ、何を勉強しよう?
・どのようにして勉強しよう?どこから手をつけよう。
・ノートどこだっけ?
・教科書どこだっけ?あ、学校に置いてきた・・
・筆記用具がない、どうしよう。
わたしから言わせてみれば、このような学習習慣が身についていない状態にした親の責任が大きいところです。
このような状態にしないために、親がしっかりと習慣づけをして上げないといけません。
学習習慣を身に付ける
勉強という行為は、特別の行為としてはいけません。
• 朝ご飯を食べる、
• トイレに行く、
• お風呂に入る、
• おやつを食べる、
• 眠る、
これらの日常行為と同じ。
やることは、いたって当たり前。
子どもには、そう思えるような勉強環境作りを作ってあげること、それが「親の務め」です。
勉強することは、
• 人とあったら、こんにちは!
ということと同じこと。
子どもには、そういう環境を作ってあげること。
それが、非常に大事なのです。ここが最初の分かれ道です。
毎回毎回、
• よし、勉強するぞ! と子どもに思わせるように努力したり、
• ほら、勉強しなさい!と子どもにいう
そんな状況では、子どもは勉強するにまで至りません。勉強の面白さも解らないままです。子供の将来の可能性は広がらないのです。
・一度やるといったことを、必ず継続する。
・継続によって、勉強することが当たり前の環境になる。
・勉強を継続することにより、工夫が生まれ、面白みが生まれる。
・勉強の内容はまずはどうでもよい。
勉強する環境づくり
勉強をする環境づくり、
それが子どもの可能性を広げます。
勉強時間が長い必要はありません。(別述しますがむしろ短いほうがよい)
勉強する環境は、
① まずは親が作ってあげるもの
勉強する内容は何でもよいです。
しかし、親が勉強環境を作ってあげることができないのであれば、
➁第三者の大人の協力が必要になります。
③家の中での勉強環境づくりが必要であれば、家に来てくれる第三者が必要になります。