中間・期末試験に向けた、試験対策の「計画表」づくり。
計画表を作って、スケジュール管理するだけで、中学生の定期テストの成績は雲泥の差がつきます。
計画表づくりは、塾に任せるわけには行きません。
あくまでも家庭学習の中で、ご家庭と中学生のお子さん自身で管理する必要があります。
定期テスト対策として「学習計画表」は必要か?
計画表を作っても、スケジュール通りに勉強できることは稀の気がします。
計画表を作っている暇があったら、ひたすら勉強していた方が良いのではないでしょうか?
結局、試験範囲を理解できている人が良い成績を取れる訳ですから…
私の経験からして、学習計画表づくりは、非常に大切です。
計画表を作成しているか否か。計画表にしたがって勉強できているかどうか。
定期テストの結果は、計画表の重要性を理解し、実践できているか?ということに掛かっていると言っても過言ではありません。
定期テストで上位の成績をとる中学生は、必ず何らかの形で計画表をつくっています。計画表の作り方、実践の仕方によって、お子さんの成績は大きく差がついてきます。
定期テスト対策に「学習計画表」づくりは重要!
中間試験と期末試験では、多数の科目を一度の試験日程でまとめて受験することになります。
中間試験▶︎5教科
期末試験▶︎9教科
わたしも学習指導を始めたばかりの頃は、定期試験に向けた計画表づくりをそれほど重要視していなかったのですが、
ある時から、計画表を取り入れた学習指導をするように、指導方法を変更しました。
なぜなら、計画表を取り入れたところ、平均点越えする生徒が増え始めたからです。
定期テスト勉強をする際、教える側はスケジューリングしながら教えていくわけですが、子供にはそのスケジュールは解りません。
でも、計画表を子供に提示することで、
「いつまでに」
「何を」
「どれだけ」
勉強すれば良いのか?ということが子供にも明確になります。
やるコトが解ると、子供も目標に向かって勉強しやすいようです。いきなり定期テストで高得点を取る中学生が続出したのです。
子供たちを見ていると、
「モチベーションが向上」
「勉強ノルマを終わらせようと必死に」
「勉強時間も増える」
といった効果が目に見えて解りました。
計画表を作っただけで、平均以下▶︎学年10位以内
中学2年生で、平均点以下で成績が停滞していた女の子のお話です。
この子にも、わたしは推奨する学習教材「すらら」を使わせて勉強させていました。すららの学習計画機能を使いながら、計画表に従って試験対策を行わせていたのです。
計画表を立てる。
これだけのことで、子供の成績は格段に向上したのです。
(すららによる学習効果もあるのですが)
中間テストは5教科、2日間で試験が行われます。だから計画性を持って試験対策をしなければ良い点数は取れません。
アドバイス頂いた通りに、「すらら」を使って勉強させました。
学習計画を立てて、計画通りに勉強をする。
勉強のやり方を根本的に見直して、自宅学習をさせたところ、
国語 37点 →67点
数学 25点 →91点
英語 37点 →93点
すごい効果だと思います。勉強はやり方を変えたり、ちょっとした工夫をすることで成績が格段に変わることを実感しました。
「今まで試験対策の計画表を作っていなかった人」
「計画を立てていたけど、成績に結びつかなかった人
定期テスト対策に取り組んで、良い成績を残したいと考えている人は、計画の立て方をよく理解し、実践してみてください。
一番簡単な方法は「すらら」で計画表を立ててもらうことですが、「すらら」を使っても使わなくても、
計画の立て方、計画表の作り方を学んでおくと、一生の財産になるはずです。
中間試験・期末試験で好成績▶︎計画表づくり
これから、定期試験で良い成績を残すための計画表づくりのお話をします。
まず前提として、「計画表を作りさえすれば、試験で高得点を取れる!」と勘違いをしている人がいるかもしれません。
しかし、
試験である以上、ある程度の学習範囲の勉強が必要なわけで、短期間でたくさんの科目の勉強をしなくてはいけないのですから、
ある程度の学習時間と学習量が必要なことは、当然認識しておいて下さい。
中間テストは2日間ほど、期末テストは3日間ほどで、集中して実施されます。
普通に勉強しているようでは、とてもとても時間が足りなくなるのです。だから、定期試験前の時間は、効果的に工夫して使う必要があります。
中間試験は1週間前から「総仕上げ」
中間試験の1週間前にもなると、試験直前期、総仕上げ期間に突入します。
総仕上げ期間は、普段の学習と、学習する内容が異なることを意識して下さい。
❶普段の勉強内容
❷1週間前〜試験当日までの勉強内容
❶普段の勉強
普段の勉強では、地頭を鍛えて、底力を強くする学習を心がけて下さい。
- 問題演習を繰り返す
- 新しい問題や新しい単元を勉強
- 理解を深める勉強
これらの学習を主に行う必要があります。
普段の勉強では、主に、国語・数学・英語といった主要科目に力を入れて学習するべきでしょう。
❷試験1週間前から、直前期の勉強
試験まで残り1週間となったら、試験対策に突入しましょう。
直前期には、
- 試験範囲の「暗記モノ」の勉強
- よく間違う問題の反復学習
- 試験直前の見直し資料の見直し
これらの学習を中心に実施する必要があります。
直前期には、国語・数学・英語は、よく間違う問題の復習をするだけにしましょう。理科や社会などの勉強をメインとすることが大事です。暗記モノも直前期に重点的に学習しましょう。
期末試験は10日前から「総仕上げ」
期末試験も、基本的には中間試験と同じなのですが、試験科目が9科目もあることが通常なのですから、
中間試験よりも、準備期間を長めに取る必要があります。
7日前ではなく、10日前から準備する必要することが重要です。
定期テストの出題範囲を、教科書準拠の教材で試験対策
定期テストの出題範囲は非常に重要なので、早めに先生に確認しておくことが必要です。
前回の出題範囲を考えれば、ある程度は出題範囲の予想も出来るはずです。
定期試験は教科書からの出題がメインとなるので、教科書準拠の学習教材を使うことも重要ポイントになります。