都立国分寺高等学校は、1969年に創立しました。2002年度より進学重視型の単位制高校に改編した男女共学校です。
都立国分寺高校では、科学進歩が著しい現代に対応できるように、教養を深めるとともに進取の気性を養うことを教育目標に掲げています
- 知(聡くひろやかな知恵)
- 情(直く豊かな情)
- 意(強くたかやかな意志)
を兼ね備え、調和のとれた人間の育成を目指しています。
都立国分寺高校の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 一般男子:65 | |
入試難易度 | ||
2017年度の入試倍率 | 推薦男子:応募60名 推薦女子:応募130名 | 合格13名(2.97倍) 合格51名(2.97倍) |
一般男子:応募238⇒受験213名 一般女子:応募213⇒受験207名 | 合格134名(1.59倍) 合格123名(1.68倍) |
都立国分寺高校は、進学重視型の単位制高校です。東京都内にある都立高校の中でも上位校です。
東京都教育委員会から進学指導特別推進校の指定を受けており、理数イノベーション校にも指定されています。
都立国分寺高校では、堅調に大学合格実績を残しており、受験生に人気がある高校です。
都立国分寺高校では、推薦入試の方が、一般入試よりも合格倍率が高くなる傾向にあります。推薦入試では女子の倍率が、男子の倍率よりも高くなりがちです。
推薦入試の倍率は、例年上下するものの、2倍〜4倍の間で推移するものと考えて良いでしょう。都立国分寺高校に推薦入試を突破するためには、45点法だと内申点は「43」が必要です。但し、確実な合格を狙う場合には、内申点は「45」を狙ってください。
都立国分寺高校で要求される成績は、
- 偏差値=65
- 換算内申=55〜57
ですが、確実に合格したい場合には、
- 偏差値=67
- 換算内申=57
を目指して勉強すると良いでしょう。
入試当日まで、偏差値と内申点を上げる努力をしましょう。諦めないことが大切です。
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しろくま塾長が出題傾向を踏まえた「科目別勉強方法」を教えます。
都立国分寺高校の入試問題、選抜方法・推薦入試、学力検査
都立国分寺高校の推薦入試 | |
推薦入試枠 | 20% |
調査書の活用 | 評定 |
調査書 | 400点 |
集団討論と個人面接 | 200点 |
小論文 | 200点 |
推薦内申の目安 | 44(45点法) |
都立国分寺高校の入試(学力検査:一般入試) | |
学力検査 | 5教科 |
学力検査:調査書 | 7:3 |
学力検査 | 5教科で実施されます。国語・数学・英語はグループ作成問題で実施されます。 2018年度からは都立国分寺高校の独自作成問題に変更される予定です。 英語のリスニングテストは、都立高校共通問題となります。 |
都立国分寺高校の面接の内容 | |
面接時間 | 10~15分間ほど |
質問内容 |
|
都立国分寺高校に合格するためには、内申点と偏差値を上げる努力を怠らないことが大事です。
推薦入試で合格したい場合には、都大会で入賞したり、英検等の検定・資格を取得すると良いでしょう。
都立高校の入試必勝対策についてまとめています。
都立国分寺高校が求める生徒像
東京都教育委員会の資料「本校の期待する生徒の姿」より抜粋しました。
都立国分寺高校では、次に当てはまる中学生を求めています。
- 国語・数学・英語・社会・理科の成績が優秀であり、更に深く学ぼうとする意欲のある生徒
- 大学等への進学希望について強い意志をもち、高い志望を掲げ努力することができる生徒
- 部活動、生徒会活動、学校行事や学外活動に積極的に参加し、優れた実績・能力を示した生徒
- ※ 以下の項目に該当する場合には自己PRカードに必ず記入すること
(1) スポーツ、文化活動における都大会入賞レベル以上の実績
(2) 中学生としては高度な検定・資格(英語検定等)
(3) 3年間継続して週1日程度のボランティア等の活動実績
都立国分寺高校の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨310名
国立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
東京大学 | 1 | 横浜国立大学 | 4 |
京都大学 | 1 | 埼玉大学 | |
東工大学 | 1 | 筑波大学 | 8 |
一橋大学 | 5 | 東京外語大学 | 10 |
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
早稲田大学 | 35 | 日本大学 | 53 |
慶應義塾大学 | 10 | 東洋大学 | 56 |
上智大学 | 17 | 駒沢大学 | 11 |
東京理科大学 | 34 | 専修大学 | 16 |
学習院大学 | 11 | 国際基督教大学 | |
明治大学 | 73 | 津田塾大学 | 14 |
青山学院大学 | 24 | 東京女子大学 | 17 |
立教大学 | 60 | 日本女子大学 | 18 |
中央大学 | 65 | ||
法政大学 | 77 |
※大学進学率⇒ 75%
都立国分寺高校の特色・評判・併願先
都立国分寺高校のカリキュラム
都立国分寺高校は、進学指導特別推進校と理数イノベーション校に指定されています。2016年には最先端の科学現場を体験させるために、筑波大学の研究施設の見学ツアーも実施ています。
進学重視型の単位制高校の特性を活かして、少人数習熟度別授業を実施しています。
都立国分寺高校の高校1・2・3年生
都立国分寺高校では、高校1年生は全科目必修として基礎的な学力向上を図っています。
高校2年生では文系と理系にクラス分けしており、高校3年生では生徒一人ひとりの進路希望に応じて科目選択制の授業形態を採用しているのです。
都立国分寺高校の学習
都立国分寺高校では、長期休暇中にも、年間で100時間を越す講座の開催計画を立てています。
高大連携については、東京外国語大学など9つの大学と連携しています。
都立国分寺高校の情報
都立国分寺高校では、大学研究・職業研究というキャリアガイダンスと奉仕体験活動も実施しています。
都立国分寺高校では、3年間を通じてホームルームも大事にしています。
高校3年間を通じて、生徒一人ひとりに進路指導を実施している成果もあり、志望大学への現役合格率は80%を超えています。
都立国分寺高校 | 併願先の高校
都立国分寺高校の受験を検討している中学生が、併願受験を検討している高校はこちらです。
東京都の高校 | 中大杉並高校、明大中野高校、帝京大学高校、國學院久我山高校、錦城高校、法政大学高校、八王子学園、桜美林高校 |
神奈川・埼玉の高校 | 西武文理高校、狭山ヶ丘高校、立教新座高校 |
一歩差をつける!都立国分寺高校の受験対策の方法
第一志望の都立高校に合格するためには入試傾向を徹底分析して、合格に必要な学力をつけるべきです。
特に差が付きやすい「数学」と「英語」については、入念に対策をすると良いでしょう。
第一志望の公立高校に合格した先輩受験生たちの勉強方法には共通項があります。
それは、
- 出題傾向を踏まえた勉強をすること
- 過去問を分析すること
という2つのことです。
合格するにはコツがあります。勉強にはやり方があります。
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