高校受験の直前期になると、受験生は不安になりがちに。
親としては、不安な状態を少しでも和らげて上げたいものです。
不安を乗り越えさせて、確固たる自信を付けたい。
今回は、受験生の不安が解消する方法をお話します。
勉強の型 | 不安が無くなる方法
「勉強の型」を作って勉強してみませんか!
勉強の型って何ですか?とよく聞かれます。
似ている言葉としては、
・空手の型
・型にはめる
ということばがあります。
「勉強の型」とは、受験生が繰り返し行う、習慣的な勉強スタイルのことを言います。
げんを担ぐのとは違う
勉強の型と「げんを担ぐ」ということは、意味が違います。
世間には、「げんを担」いでいる高校受験生は結構いるものです。
高校受験生の親御さんのなかでも、「げんを担」いでいる方がいますよね。
例えば、
・毎朝5時に起きる。
・毎日神社にお参りする。
・試験の前日にはとんかつを食べる(笑)。
やはりみんな不安なのです。何かにすがりたいという気持ちがあるのですね。
こんなげん担ぎに意味があるかどうかは解りませんが、
不安な気持ちを安定させる効果、というものがあるのかもしれません。
そういった意味では、やらないよりはやった方が良いかもしれませんね。
げん担ぎによるデメリットがあるとすれば、
・げん担ぎをすることを忘れた。
・げん担ぎが出来ない状況に陥った。
そんなときに、
「縁起が悪い」と思い、動揺してしまうことです。
不安になってしまい、逆に調子を落とすこともあるかもしれません。
げん担ぎをしないと、逆に不安になってしまって、、という意見がある位です。
「勉強の型」を取り入れる。
げん担ぎと「勉強の型」で行う勉強は、その内容が全く異なります。
「勉強の型」とは、受験生が勉強行為を行う前に、毎回決まって行う行動、を言います。
「勉強の型」を作ることで、
・不安が取り除かれ、
・精神が落ち着き、
・集中力が増す
こういった効果を得ることができるのです。
「勉強の型」の種類
では、いったい「勉強の型」には、どんなモノがあるでしょうか?
まず、勉強を始めるときの「型」としては、
・目を閉じて「深呼吸を3回する(1回10秒)」
・「目を閉じて、自分は出来る、大丈夫、と3回言う」
・目を開けたら「いける」と声に出して言う。
・「今日は、これをやる」と声にだして、やることを紙に書き出す。
その日の勉強を終えるときの「型」としては、
・「今日はこれが出来た(出来たことをいう)」と声に出して、やったことを紙に書き出す。
このようなモノがあります。
親が行う「勉強の型」の種類
親御さんにも、できる「型」があるのですよ!
たとえば、毎朝受験生に対して、
・「おはよう」という
・「今日も良い日になりそうだね」という。
・「今日も元気そうだね」
・「昨日も随分頑張っていたね」
と声をかける。
ポジティブな言葉、なんでもない日常の挨拶をいうことを心掛けてみましょう。
「勉強の型」による効果
高校受験生も、受験生の親御さんも、「勉強の型」の行為を毎日かかさずに行ってみると、
驚くべき成果を上げることができます。不安なんてなくなります。
・これから集中して勉強するぞ、
・今日も良い日にするぞ!
そんな集中モードに切り替えるわけです。
「勉強の型」はやることで集中することができます。
結果に結びつきやすいものです。
高校受験生は、
勉強する前に、朝に夕に、取り入れさせ
ましょう。
よく受けるリアクション
そうはいっても、、、
親がいってもなかなか言うことを聞かないんですよ。。
神経質な受験生に対して、うまく対処することができません、、
解ります。そうですよね。。
そんな場合には、迷わず第三者の力を借りましょう。