中1英語からやり直した中3の夏
こんにちは
私は現在社会人として働いていて、高校は偏差値55程度の比較的進学校の公立高校、大学は偏差値55程度の私立大学を出ました。
高校も大学も順調に卒業し、順調に就職をして今に至りますが、中学生の頃は英語が大の苦手で、中3の実力テストや高校入試向けの模試の結果は30点だった…なんてこともありました。
英語が苦手でした
*英語なんてできなくても大丈夫と思っていた*
中学生の頃から女子にしては珍しい理系だった私。
実力テストや模試の点数は次の通りでした。
国語:70点
数学:95点
理科:95点
社会:80点
英語:30点
合計:370点
偏差値としては、55。志望校の偏差値は55。
英語なんて放置しておいても、国語と社会を積み上げたら余裕でしょう!と思っていました。
そして、国語と社会の強化のために、15歳にして人生初の夏期講習へ行こうと思い、その説明会で衝撃的な一言を聞きました。
「英語ができなかったら、高校に進学はできるけど、大学に行けないかもしれないよ」と。
大学受験のときに、私大では理系は「英語、数学、理科」文系では「英語、国語、社会」となることが多いため、このままだと大学へは行けない可能性があると…。
母親と相談し、これはマズイ!!ということで、英語の勉強を始めることにしました。
英語の成績が急上昇!|夏休みにとった勉強戦略
*私の得点アップの道のり*
さて、私はこの後夏休み明けの模試で英語の点数が70点になるまで成績を伸ばすこととなります。
私が夏休みの40日間で行った勉強方法は、中1英語から徹底的にやり直すことでした。
英語は数学と同じで積み重ねの科目です。これは後で詳しく説明します。
私は15歳にして、はじめて塾に入ることになりました。
入塾テストの結果、やはり英語は散々な結果になりました。
英語だけは家庭教師の先生を頼んだので、先生とはいつもマンツーマンの授業でしたのでしっかり見てもらうことができました。
夏休みが始まって3日も経たない頃に担当の先生が気づいてくれたことが2つありました。
解ったつもり
1つ目は「分かっているつもりになっていることが多すぎる」ということ
。
1つ1つの文法や読解の方法への理解が非常にあいまいだったのです。
先生に、どうしてこれはこの答えを書いたの?と聞かれても、答えられないことが非常に多くありました。
正解していても、大部分が「なんとなく、これが正解のような気がしたから書いた…そしたら正解だった!」というような状態。
正解できれば良い、という考えではいつまでたっても本質を理解することはできないですし、類題を解くこともできませんでした。
中1英語からと、単語をやり直す
2つ目は「語彙力が圧倒的に足りない」ということ。
私は学校の定期テストで出てきた単語と熟語しか知らない、中1や中2で出てきた単語は忘れて最近習った中3で習う単語はなんとなく覚えているという状態でした。
英語は語学なので、単語や熟語がわからなければ先には進めません。
2つの弱点を克服するためには、「中1英語からしっかりと理解して進めること」と「単語帳を使ってしっかりと暗記をすること」の2つでした。
夏休みの40日間で中2までの英語を終わらせ、中学生向けの単語帳を1冊終わらせました。
中3英語は夏休み明けから受験までの間でゆっくり勉強をしていったのですが、中2英語までを「理解する」ことと「語彙力」で夏休み明けの模試の点数は70点になりました。
英語は積み重ね!
*英語は積み重ねの科目。分かるところまでとことん戻れ!*
先ほどお話しした通り、英語は積み重ねていく科目です。
数学で例えると、足し算ができなければ文章問題は解けないし、文字式の計算ができなければ方程式の計算もできない。一次方程式ができなければ連立方程式は解けない…。というのと同じこと。
英語だって、単語が覚えられなければ文章は読めない、過去形が分からなければ過去進行形は分からない…。
数学にも共通して言えることですが、英語は積み重ねて前へ進んでいく科目です。
中3で英語の成績が悪いなら中2へ戻れば良いし、さらに分からなければ中1まで戻れば良いです。
極端な話、アルファベットが分からないのならば、中1のはじめまで戻りましょう。
遠回りに見えるけれど、それが1番効率の良い勉強方法です。
「分かるところまで戻ること」これが1番大事なことです!
コツコツ復習が一番の近道
*まとめ*
私は、英語は語学なので、なんとなくニュアンスでこうかなぁ…ああかなぁ…と解答していたら、気づけば何も分からないぞ…やばい!という状況に陥っていました。
しかし、英語は1つ1つの知識を積み重ねて理解していくことが非常に重要な科目です。
遠回りに見えても、理解できている単元まで戻ってコツコツ復習をしていくことが1番の近道ですよ!