都立三田高等学校は、1923年に東京府立第六高等女学校として創立しました。1950年に都立三田高等学校に名称変更している男女共学校です。
都立三田高校では、
- 高い志を持った進路指導と、
- 国際理解教育
により、グローバルに活躍できる人材育成に努めています。
グローバル化が進む社会において、社会が抱える課題に自ら主体的に参画し、社会貢献できる人材を育てようとしているのです。
都立三田高校の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 一般男子:64 | |
入試難易度 | ||
2017年度の入試倍率 | 推薦男子:応募85名 推薦女子:応募110名 | 合格30名(2.83倍) 合格28名(3.93倍) |
一般男子:応募237⇒受験204名 一般女子:応募237⇒受験222名 | 合格126名(1.62倍) 合格115名(1.93倍) |
都立三田高校は、都立高校の中でも都心に所在しており、また上位校の一角を占めています。
都立三田高校の推薦入試は、一般入試よりも合格倍率が高くなる傾向にあります。推薦入試の倍率は2〜6倍と考えておくと良いでしょう。
都立三田高校の推薦入試を突破するには、内申点は45点法でいうと「男子41」「女子44」が必要だと考えておくと良いでしょう。女子の方が競争が激しくなる傾向があるのです。
都立三田高校の一般入試を突破するには、偏差値は「男子64」「女子65」が必要でうが、確実な合格を目指すには「男子66」「女子67」の偏差値が必要だと考えてください。
都立高校入試では、一般入試の合格率も高めに推移する傾向があります。受験当日まで気を抜かず、基本事項を繰り返し学習するとともに、入試対策の勉強を怠らないようにしてください。
▼「都立高校」の入試対策で悩んでいませんか?
しろくま塾長が出題傾向を踏まえた「科目別勉強方法」を教えます。
都立三田高校の入試問題、選抜方法・推薦入試、学力検査
都立三田高校の推薦入試 | |
推薦入試枠 | 20% |
調査書の活用 | 評定 |
調査書 | 300点 |
集団討論と個人面接 | 150点 |
小論文 | 150点 |
推薦内申の目安 | 男41、女44(45点法) |
都立三田高校の入試(学力検査:一般入試) | |
学力検査 | 5教科 |
学力検査:調査書 | 7:3 |
学力検査 | 英語はリスニング問題も出題されます。 |
都立三田高校の面接の内容 | |
面接時間 | 10〜20分間ほど |
質問内容 |
|
都立三田高校に合格するためには、入学試験では、
- 男子「585~620/700」
- 女子「595~630/700」
の得点が必要だと考えてください。
都立高校の入試必勝対策についてまとめています。
都立三田高校が求める生徒像
東京都教育委員会の資料「本校の期待する生徒の姿」より抜粋しました。
都立三田高校では、都立三田高校への志望の意志が固く、次の項目に該当する生徒の入学が期待されています。
- 家庭学習の習慣が身に付いており、大学進学への意志が固く、積極的に授業に取り組む生徒
- 優れた学習成績であり、学習時間等においても、課題意識をもって学習に取り組み、入学後もその維持・向上が期待できる生徒(資格・検定等の取得がある場合は、自己PRカードに記載する)
- 部活動や生徒会・委員会活動及び奉仕活動等に自主的に取り組み、入学後も継続して活動が期待できる生徒
(大会等での入賞やリーダーとしての活動に実績がある場合は、自己PRカードに記載する)- 国際理解に関わる事柄について、強い興味・関心をもち入学後も意欲的に学習する意志のある生徒
- ※ 特に推薦選抜においては、上記2から4のいずれかに該当する生徒が望ましいそうです。
都立三田高校の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨310名
国立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
東京大学 | 1 | 横浜国立大学 | 1 |
京都大学 | 埼玉大学 | ||
東工大学 | 2 | 筑波大学 | 3 |
一橋大学 | 1 | 東京外語大学 | 1 |
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
早稲田大学 | 27 | 日本大学 | 63 |
慶應義塾大学 | 7 | 東洋大学 | 99 |
上智大学 | 13 | 駒沢大学 | 28 |
東京理科大学 | 19 | 専修大学 | 11 |
学習院大学 | 15 | 国際基督教大学 | |
明治大学 | 72 | 津田塾大学 | 1 |
青山学院大学 | 27 | 東京女子大学 | 12 |
立教大学 | 54 | 日本女子大学 | 11 |
中央大学 | 31 | ||
法政大学 | 97 |
※大学進学率⇒ 79%
都立三田高校の特色・評判・併願先
都立三田高校の国際理解教育の推進
都立三田高校では、国際理解教育の推進として、
- 国際理解講演会
- 国際理解シンポジウム
- 留学生が先生
- 大使館への訪問
といった行事を実施しています。
都立三田高校には、海外帰国生徒約60名が在籍しており、海外からの長期留学生も受け入れて今ます。
また、ユネスコが認定している
- ユネスコスクール
- ユネスコ委員会
もあり、活発に活動が行われているようです。
都立三田高校の授業
都立三田高校では、高校3年次に「文系クラス」と「理系クラス」に分かれます。
多くの自由選択科目が用意されており、また少人数講座も実施されています。
高校1年次には、ドイツ語・フランス語・中国語といった第二外国語を選択履修することができます。
日常の授業においては、表現力・思考力・判断力を育成するために、主体的に学ぶ機会が設けられています。
都立三田高校の進路指導
都立三田高校では、総合的な学習の時間で、段階的に自己の進路を考えていきます。
大学と連携した授業や、課題研究を通じて、学ぶ意欲を高める工夫もされています。
都立三田高校 | 併願先の高校
都立三田高校の受験を検討している中学生が、併願受験を検討している高校はこちらです。
東京都の高校 | 青稜高校、順天高校、國學院久我山高校、東洋高校、明治学院高校、広尾学園高校、中央大学高校、十文字高校 |
神奈川・千葉・埼玉の高校 | 法政二高、法政国際高校、桐蔭学園高校、日大習志野高校、獨協埼玉高校 |
一歩差をつける!都立三田高校の受験対策の方法
希望する都立高校の合格を勝ち取るためには、主要5教科を得意にすることが重要です。都立高校の入試傾向を徹底分析して、合格に必要な学力をつけるべきです。
特に差が付きやすい「数学」と「英語」については、入念に対策をすると良いでしょう。
第一志望の公立高校に合格した先輩受験生たちの勉強方法には共通項があります。
それは、
- 出題傾向を踏まえた学習ツールを使うこと
- 過去問を分析すること
という2つのことです。
合格するにはコツがあります。勉強にはやり方があります。
▼「都立高校」の入試対策で悩んでいませんか?
しろくま塾長が出題傾向を踏まえた「科目別勉強方法」を教えます。
成績を上げるには秘訣があります。
「家庭教師に見てもらうこと」で格段に学力UPします。
無料体験授業を受講することから始めてみましょう!