理科・社会の勉強方法

理科 | 中学教師が伝授する「成績が必ず上がる」すごい勉強法!

理科の勉強方法ってどうすればよいのでしょうか?

国語数学英語について、勉強方法が語られることが多いと思います。

でも、理科の学習方法の話は、なかなか聞くことが出来ません。

特に、学校の理科の先生の話は特に貴重だと思うのです。

今回はなんと、公立中学校で20年間、理科の先生をされていた方の話を聞くことができました!

先生のお名前は、佐藤先生です。

佐藤先生が仰るところ、

残念ながら、既に理科が得意科目である中学生には効果が薄いものの、理科が苦手な中学生には効果的な方法だそうです。

理科の勉強法をご案内します。

 

中学生の「理科」勉強法

理科教師の佐藤先生
理科教師の佐藤先生
教師生活の中で、私が実践していた理科の成績アップの方法です

“中学生の成績が上がった理科の学習方法”の1例を紹介します。

中学生なら誰でも持っている学習教材(ワーク)を使い、基礎・基本の定着をはかるシンプルな学習方法です。

もちろん向き不向きはあり、常にテストで80点超えの生徒には適さない方法ですのでご注意ください。

なお、理科の苦手な生徒が、勉強を楽しみながら努力を継続するためにも、学校の先生・ご家庭の協力や称賛、励まし必要となります。

成績が上がる方法!◆始めるタイミングは?

“今日から今から”です。中学3年生も同じく、今日から初めてください。

◆用意する資料は?

4月に学校で配られた理科ワーク(3年生なら1,2年生のワークも)と普通の大学ノート、筆記用具のみです。

◆ワークを使用する利点は?

  • 保護者にとっては経費がゼロなので、助かります。
  • 中学校の先生が「数あるワーク」の中から選んだものなので、「良質な評価」がそのワークにはあり、改めてテキストを探す必要がありません。
    (公立高校の受験レベルを想定してワークは選定されたはずです。)
  • そのワークの中から定期テストが作られる可能性が高く、積極的に使えばテストの得点アップにつながります。

◆ワーク利用の注意点

ワークは何も書き込まれてないもの、解答集は絶対に必要です

  • 答えが書き込まれていない“まっさらな”状態のワークを使用するのがベストですが、もしもすでに何か書き込まれている場合は、付箋や定規などでその部分を隠して使用します。
  • 「解いたら即答え合わせ」をすることが、その問題と正しい答えの鮮明なマッチング(学習記憶)を促します。基礎・基本の定着が必要な生徒(テストが70点未満の生徒)が対象ですので、このマッチングの回数を増やすためにも、解説つきの解答集は、いつもワークとセットで使用します。

 

具体的な勉強学習方法

ワーク+解答集、ノートを使ってどうやって学習するかというと、
基本的には復習型の学習スタイルです。

  1. 「いつでも、自分ができると判断した瞬間に」
  2. 「一問でもよい」から理科のワークの問題を解きます。
  3. 受験や定期・実力テストは、ほぼ筆記式なので、勉強する時には、答えは必ずノートに書き、
  4. すぐに答え合わせ(赤ペンでマルつけ)をします。
    (間違えたら赤で正しい答えに訂正)。
  5. ここまでが1サイクルです。このサイクルを、可能な範囲で一日の中で何回も繰り返します。

 

学習効果

たったこれだけなのですが、効果は数値として実証済みです。

本人も“気づかぬうちに”理科の学習への抵抗感が消え、問題傾向にも慣れ、短時間で見た「正解」が脳裏に刻まれることで、無理なく答えを覚えていけるのです。

 

テストの正解率は、当然上がっていきます。

この方法を中学生と実践していたとき、真っ先に感じた「変化」は、生徒の「やる気」です。

他の教科では寝てしまったり、学習意欲が低いままだったりする生徒が、理科の学習に対しては前向きで、授業でも生き生きしてきたのです。

 

「自分にもできる、簡単な方法で理科はわかるようになる」というイメージが、学習意欲につながるのだと思います。

「たった1問でも解けばいいんでしょ?」と、半分投げやりだった生徒が、1ヶ月も経つ頃には「ずっと問題を解いている」姿に変わるのです。

 

ワークを利用する利点

この「自主ワーク学習」の優れどころは、こんなところにも。

テスト前、「提出のために慌ててワークをうめる」中学生はたくさんいますが、テスト範囲が出されてからの2週間程度で、5~9教科の提出物を完成させるのは大変なことです。

(特に普段勉強していない中学生は、ほぼ全問わからないので地獄です・・・)

 

雑な学習になるどころか、最悪「答えのまるうつしだけ」でテスト当日を迎えることもあり、残念な現実といえます。

このような生徒のテスト結果が良くないのは当然で、低学力の生徒ほど計画的にワーク(提出物)に取り組むことは厳しいものです。

 

そんなとき、この理科の「自主ワーク学習」は、生徒によい意味で心の余裕をつくります。

「理科だけは、提出範囲が終わっている」「もうすぐ終わる」状態にあるからやる気を失わずにすむ(捨ててしまう教科が減る、なくなる)のです。

 

日々コツコツと理科ワークに取り組んでいたからこそ、テスト直前は他教科に時間を当てることもでき、時間のない生徒にとっては「理科ワークをやっていて良かった」と思えます。

こう感じるだけでも素晴らしい成長なのですが、さらに一歩前進し、「これからも理科ワークは続けていこう」という思いが芽生えます。

自主学習の継続=学習の習慣化へとつながるのです。こうなれば学習成果は(理科に限らず)どんどん上がっていきます。

ワークを使う利点2

◆「学習した分の成果」が発揮されます

「自主ワーク学習」の成果はこのように現れます。

  • 学級全員で取り組めば、定期テストの平均点は学年トップで80点越え(他クラス+20点)にも。
    ⇒クラス全体のやる気、学び合おうとする意識の高まり
  • 学年全体で取り組めば、県の学力診断テストで県平均越え(+10点以上)
    ⇒受験に対しても意欲的・前向きな取り組み
  • 個人の頑張り
    ⇒テストの点数の上昇、基礎・基本の定着を自覚でき、自信へ(業者テストでも、理科に関しては極端に低い点数(40点以下)をとることは減り、計算問題の少ない分野では、高得点になる傾向がありました。)

 

ワークのどこから始めればよいか

授業で学びたてのところを解くのがおすすめです。

実験などの記憶が鮮明だからです。一番簡単な基本問題から解き、発展は後回し(基本問題が終わってから)にします。

これだけでも、50点以上をとれる可能性が高まります。

3年生なら1、2年生のワークも同時進行した方がよいのですが、なければ3年生のワークからでもよいと思います。

自主学習を行う場所は自由

中学生たちは自宅よりは学校を好むようで、「学校で勉強すれば、家でやらなくてすむ。」と考える傾向にあります。

それでは意味がない、、、と大人は欲が出てしまいますが、理科が苦手な生徒がひとりで学習をスタート & 継続させることができれば、まずは大きな意味を持ちますので、大人は中学生が決めたことに対して「見守る姿勢」を示せばよいと思います。

実際の場面では、中学生たちは、教師が授業に来る前にワークを解いたり、給食や帰りの会などでも「特に何もすることがないから」と、自席で問題を解いたりしていました。

何かの授業が突然自習になったりすると、理科のワークでわからないところを質問し合ったりする生徒が増えたのも事実です。

 

大切なことは この「とりあえず1問感」

1問ずつでは大きな成果にはつながりにくいと考えやすいのですが、この「1問ずつ」が中学生に気持ちのゆとりをつくります。

「無理して頑張らないけどやってるいるよ」という感覚が積み重なるうちに、あきっぽい生徒や普段から頑張れない生徒がいつのまにか少しずつ長い時間を使って毎日自主学習する生徒に変身しているのです。

「自分は頑張れている」

と本気で思えてくるので、努力の継続の原動力にもなります。

必要なのは「応援団」

とはいえ、中学生が自分だけで頑張りを継続させることは難しいのが現状です。

だからこそ、努力に対しては称賛を、頑張りに対しては励ましが必要になります。

高学力の生徒でない限り、このふたつがなければ、「自主ワーク学習」は成功しません。

理科の教員時代は、「たった1問分でもいいから自主学習ノートを見せてくれれば、それを“努力の貯金”として関心・意欲の項目で評価します」と生徒に約束していました。

この約束はとても中学生をやる気にさせ、友だちと競争し合ってでも、ワークを解き、そのノートを見せてくれていたのです。

(提出回数の多い生徒で、1日10回以上、1ヶ月で200回以上⇒200回の称賛と励ましを受けたことになります)

このことは、「教師が正しく中学生の努力を評価し、その都度称賛したり、励ましを与えたりしていれば、中学生は頑張る力を失いにくい」といえます。

「自主ワーク学習」を継続させるためには、中学生に対して努力の称賛や励ましが継続できる「大人サイドのサポート体制」も必要です。

「自主ワーク学習」にトライしてみようと思うなら

「自主学習ノート」=「努力の跡」を、学校の理科の先生に1日1回は提出してほしいと思います。

つまり、学校の先生と二人三脚ですすめるのです。

自分の頑張りを他者に知ってもらうことは自尊心を育みます。

学校の理科の先生を自分の強い味方=応援団にしてほしいのです。

もちろん、保護者の方の称賛や見守りも大きな支えとなります。

ですが、自分の成績を直接評価する人に頑張りを認めてもらえるからこそ、新たなやる気にもつながり、たったひとりの時より中学生は頑張れるのです。

ノートには工夫も

以上のように「いつのまにか生活の一部」ともなる理科の「自主ワーク学習」ですが、一発正解の問題にはOKなどの印をつけ、定期テスト直前の見直しに役立たせることもできます。

余裕があれば、「解説を読んでもわからなかった問題」には特別マークをつけ、ノート提出のときに先生に質問してほしいのです。

「質問できる力(質問力)」を高めることは、学力向上にはかかせません。

さらに、テスト前などで時間がない時には、ノートの中の赤で訂正した部分を見 直すだけでも、知識を吸収できるのです。

赤の訂正部分を読んで、どんな問題だったかを思い出せれば素晴らしい反復学習です。ワークをもう一度解く以上の学習効果といえます。

かつ、「解けなかった問題をあきらめない習慣」にもつながり、一石二鳥です。

理科の勉強 ⇒まとめ

理科の基礎・基本の学習内容を定着させたい中学生には

  • いつでもスキマ時間を使って
  • どこでも好きな場所で
  • 1問ずつでよいから理科のワークを解き
  • 教科担任の先生に提出して
  • 評価(称賛)と励ましをもらうという学習のスタイルを試していただけたらと思います。中学生にとって、学習に苦痛が伴わず少しでも楽しむことができれば、自らかすすんで学習していく力を発揮することができると思います。

しろくま塾長から

先生、為になるお話をありがとうございました!
中学校の先生のお話はなかなか聞くことができないので、貴重な機会をいただきました!

ご家庭での励ましが重要というお話も興味深く聞くことが出来ました。お子さまが反抗期の場合には、ご両親さま以外の信頼できる大人に手助けしてもらうのもよさそうですね。

さて、質問があるのですが、よろしいでしょうか?

質問1 先に進んで勉強したい場合

Q.過去に遡って復讐したい場合や、興味がある科目について、どんどん先に進んで勉強したい場合には、どのような方法をとればよいでしょうか?

A.最近では、下記のような教材がありますのでお勧めだと思います。いつでもどこでも勉強できますし、現代の中学生には受け入れられやすいように感じます。

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解り難いところだけを勉強するにも最適だとおもいます。

質問2 基礎学力にかけたり、受験勉強をしたい場合

Q. 基礎学力が欠ける場合や、受験をする場合にはどのようにして勉強したらよいでしょうか?

A.学習塾もよいですし、家庭教師に集中してみてもらうのもよいと思いますよ。

こちらのページでは家庭教師が纏められていますが、

確かにこちらの家庭教師はよさそうですね。無料体験受講されてから検討されるとよいのではないでしょうか?