学校や学習塾で授業を受講する際に、先生の話を聞いて、やみくもにノートを書き取る作業は大変です。
最近であれば、パソコン画面に先生が纏めたノートを写しだしてくれたり、
纏めたもの紙に印刷してくれた資料をもらうこともあるかも知れませんが、
理解を深めるためには、やはり、自分でノートを作成する必要があるのです。
とはいえ、単純にノートを書いていたのでは、その作業は、非常に退屈なもの。
頭を使ってノートを作っていかなければ、楽しくないし、続かない。
見直すときにも、分かり難いノートが出来あがってしまうのです。
これでは勉強のモチベーションが上がりませんね。
やる気が上がり、楽しく学べて、成績もあがる。
そんなノートの取り方を学んでみませんか?
ノート作成の秘訣は、シンプルに書くこと
前回は、ノート(や参考書)には、色塗りやマークを、最低限に抑えましょう、という話をしました。☞ 頭に入り易いマークの仕方のお話しです。
基本は黒字でノートを記載して、
ノートを何度も読み込むうちに、徐々に鉛筆で印をつけていき、
最後に赤ペンでマークすることとする。
この流れを徹底することで、
重要なポイントが一目でわかる、見やすいノートが出来あがるのですね。
色付き箇所は最低限とした、シンプルなノートを作成することが基本となります。
ノート選びは徹底して、お気に入りを見つける
では、ノート選びはどうしましょうか?
楽しくなるノートに書いていかなければ、楽しく学ぶことができません。
自分が気に入ったノートをじっくりと選びぬくことが大事なのです。
・このノートは色が気に入っている。
・方眼線が付いているのがよい。
・行間は狭い方が使いやすい。
等々、人によって、色々な好みがあるはずです。
ノートにはお金をかけましょう。ケチってはいけませんよ!
高ければ良いということではありません。でも、気に入ったものを使うようにしてください。
自分のお気に入りノートであれば、
授業中にノートを取るときでも、自分でノートを作るときでも、
綺麗な字で、読みやすく、分かりやすく書こう!
という気持ちになるはずですからね。
ちなみに、わたしは字が非常に汚いのですが、
(自分で書いた字を読めなかったりする)
お気に入りのノートを使う場合には、丁寧な字で書こうと心がけるために、
読みやすい字を書くことが出来ています。
読みやすい字を書こうとすると、わたしの場合は時間がかかり、疲れてしまうのですが、
だからこそ、ポイントを付いた短い文章を書くことに意識が向くのです。
図表やグラフを書いたり、文章を纏めた書いたりして、
分かりやすい、読みやすいノートが出来あがるのです。
あたまもスッキリとして理解が進みますね。
授業中は、理解しながらノートを作る
ただ闇雲に、先生の話した内容をノートに写す作業をしている人が居ます。
全体力を使って、黒板の内容と、先生の話を写すことに専念しているのです。
この方法では、ノートに書ききった!という体力的な満足感はあるのですが、
頭を一切使っていない為、勉強になっていません。
得てして、ノートの字も汚く乱雑に書きなぐられていることが多いのです。
授業中は、頭を使って、理解しながらノートを作りましょう。
先生の話しや、黒板の内容を、いかに単純にまとめていくか!に意識を集中するのです。
単純に且つ、綺麗に書くこと。
授業内容を聞き取りながらまとめていくのですから、
頭はフル回転!
非常に勉強になります。
当然のことながら、授業中にボーっとしたり、居眠りしている暇なんてありません。
ノートが綺麗だと、やる気と満足感UP!
頭をフル回転させて、自分のアタマで考えた分かりやすい書く。
すると、見るたびに満足感が湧いてきます。
「あれ、この点はどうだろう?」とか、さらなる疑問点も生まれてきて、
追記することで、さらにノートがグレードアップしていきます。
完成していくノートを見ているだけで、
我ながらよくやっている!と嬉しくなります。
ノートを何度も開きたくなりますし、
知らず知らずに、内容も覚えてしまいます。
何度も読み込んで追記していくうちに、
綺麗で、深みのある、充実したノートが出来あがります。
ノートを作る過程において、やる気がどんどんと増していくのです。
やる気が百倍アップ!中学生のノートの取り方はこれだ!
私は、文章と文章の間に、少し隙間を書いていく方法が好きです。
何か追記事項が出来たときに、隙間にメモ書きすることが出来るからです。
でも逆に、
隙間を空けないで、ビッチリと書き込んだ方が良いときもあります。
内容ごとに、文字をぎっしりと書き込むことで、文字の塊ができるのです。
細かなメモ書きは出来ませんが、
この塊には、○○の内容が書きこんであるなあ、ということがイメージできます。
また、いずれにしても、左右上下には余白スペースを設けるようにしています。
見た目にも綺麗ですし、追記することが出来ますからね。
やる気がでて、分かりやすいノートの取り方を、
工夫していくと楽しいものですよ!