家庭教師を頼んでよかった!

家庭教師 | 体験談 | 学校で授業態度が悪い中学生が自信がついて成績アップ!

■家庭教師の先生の、学習指導体験談

私は、中学生の頃、得意な教科と苦手な教科の成績の差がもの凄く開いていたため、主要三教科の成績でレベル別のクラス分けをする学習塾では適切なクラスに入ることができなかったので家庭教師を頼んでいました。

その結果、自分に合った指導をしてもらえたおかげでよい成績がとることができた上に、当初の志望高校よりレベルの高い高校に合格することができました。その経験があるので、自分も家庭教師になりたいと思ったのです。

わたしが家庭教師の先生として、中学生に教えた話をご紹介します。

授業態度が悪いとされる中学生に教えてみました
|依頼は「数学成績をあげること」

依頼されたのは中学二年生の女の子で、数学が苦手とのことでした。

数学は試験の点数も悪く通知表の成績も悪いとのことでしたが、

数学以外の教科はテストの点数はいいのですが、通知表の成績が悪いということでした。

 

数学の成績を上げるために対応したこと

ご両親から相談を受けまして、娘さんの話を聞いていくうちに、数学以外の科目については、テストの点数はいいものの学校での授業態度がよくないと言われていて、学校の先生からの評価が相当低いことがわかりました。

そのことでご両親が娘さんに問いただしても何も話してくれない状態であり、娘さんも勉強に対するやる気が下がっているところだったのです。

実際に数学の学習指導を始めてみると、生徒のお嬢さんは口数も少なく、黙々と勉強をするタイプでした。指導教科である数学も苦手だとは言ってくれるものの、具体的にわからないところを自分から質問することがありませんでした。

 

なので、わたしは女の子が問題を解くところを見ながら、「ああ、困っているな」と気が付いたらわたしから解説をするようにしました。反対に、その女の子は例え出来る問題でも自分からは出来ると言わないので、口を出しすぎないように気をつけて、自力で解けたら褒める、ということを徹底しました。

学習指導をしているうちに、その女の子は数学の能力も低くないことがわかってきました。解説をするとすぐに飲み込めるので、恐らく他の教科と同じくらいまで成績が伸ばせるだろうと思ったのです。数学の何が苦手なのか探っていくうちに、苦手な単元が何個か見つかりました。

学校の復習をスムーズに出来るようになった段階を見計らって、中学一年から学習内容を見直していったのです。女の子が苦手なのは特別難しい単元ではなかったのですが、理解につまずいたときに、それを解決できずにいたようでした。

その子は自分から質問をするタイプではないのでわからなくても聞けない、わからなくても聞かないから苦手になる。

数学は進むほど他の単元と結びついていくので、後にその単元が関係してくるところがまた苦手になってしまう、の繰り返しが積み重なってきたのでした。学習指導するようになってからは、今やっているのでなくてもいいから今までわからなかったこと、納得していないこと、なんでも聞いてくれるように約束しました。

そして、少しでも解らない箇所があった場合には、その単元まで戻ってちゃんとわかるまで説明しました。これはカリキュラムに自由の利く家庭教師だからできることです。

数学を克服できた | 自信もついて誤解も解けた

一通りそれまでの復習が済むと、数学はもう苦手な教科ではなくなっていました。

そしてその頃には女の子も色々と話してくれるようになり、学校の授業では、わからないことを聞けないのはもちろん、わかっていても自信がなくて手が挙げられないことを話してくれました。

数学以外の科目においては、点数がいいのですが、自信がなくて手を挙げないでいると、先生は「この子は学校をばかにしている」と誤解してしまし、この生徒は態度が悪いと判断してしまっていたのです。それで成績が低かったのです。

単に自信がないだけなのに、先生の誤解に過ぎないのに、先生と一緒になって自分を責めたご両親に対しても、「自分をわかってくれていない」とふさぎこんでしまっていたようでした。

そのことを聞いたわたしは、復習だけでなく予習もするように学習内容に修正を加えました。そして女の子が自信を持って手を挙げるようにアドバイスしたところ、次の成績の評価は、点数にふさわしい点数がもらえるようになりました。

中学生のご両親の反応は?

ご両親が一番悩んでいたのは先生からの「授業態度が悪い」という言葉だったようで、それが誤解だということが解ったことについて一番感謝していただけました。親御さんも、女の子がおとなしい子だったので、中学に入ってから態度が悪くなったのだと心配してしまし、こども自身の話を聞く余裕がなくなっていたとおっしゃってくださいました。

女の子に対する誤解が解けてからは、こどもが勉強にまじめに取り組んでいることを理解できるようになり、より一層応援してくださるようになりました。

家庭教師だからこそ出来ること

ありのままの生徒の姿を見ていてあげることが、家庭教師にしかできないことだと感じています。今回の女の子のように、おとなしい生徒は学校では言いたいことが言えず、自分を押し殺してしまいます。

先生は集団を相手にしているので、先生を慕う目立つ子にばかり目をやってしまうのが現実です。

そしてご両親は焦りや誤解から、生徒の先へ先へとまわってしまい、生徒自身の言葉を聞けないこともあるのです。家庭教師のわたしが出来ることは、目の前のひとりの生徒に、いつも見ているよ、と伝えてあげられます。こどもにはそんな大人の存在が必要になってくるのだと思います。

生徒がわたしに心を開いてくれたのも、最初に「授業態度が悪い」生徒なのだという先入観を持たずに接したからだと思っています。自分をわかってくれる人がいると思うと、生徒も素直に気持ちを話し、こちらのアドバイスも聞いてくれます。