早稲田大学高等学院(早稲田学院)は、1920年に早稲田大学が旧制早稲田大学早稲田高等学院として設置し、1950年には現在の校名「早稲田大学高等学院」に改称した男子校です。
2010年には中学部も併設しています。
早稲田大学高等学院は、早稲田大学の建学精神に基づいた一貫教育をすることで、
- 教養と批判力を養いながら、国家や社会を指導出来る人材を養成すること
- 深く専門の学芸を研究するために必要となる知的好奇心・探究心を育成すること
を目指しています。
早稲田大学高等学院の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 74 | |
入試難易度 | ||
2017年度の「自己推薦入試」倍率 | 応募305⇒受験304名 | 合格104名(2.9倍) |
2017年度の「一般入試」倍率 | 応募1,747⇒受験1,304名 | 合格573名(2.3倍) |
早稲田大学高等学院の高校入試は、自己推薦入試と一般入試の形態で行われます。
高校を卒業すると早稲田大学に進学できることや、その校風から人気が高い男子校です。
早稲田大学高等学院の偏差値は「72」であり、関東近郊の男子校でもトップクラスにあります。学力レベルが高い中学生が受験してきますから、合格を確実なものにするには、偏差値「77」は必要だと考えてください。
競争が激しいため、偏差値が高くても、その日の体調とか、ちょっとした気の緩みで不合格となる優秀な生徒さんも多く見受けられます。
高校入試当日まで、しっかりと勉強に励んでください。
早稲田大学高等学院の入試問題、合格最低点、内申点基準
入試問題/選抜方法
自己推薦(第一志望)
- 個人面接(30分)
- 調査書
- 活動記録報告書
- 出願者調査書※自己推薦には、帰国生枠はありません。
一般入試、帰国生入試
- 国・数・英(各50分)
- 小論文(90分)
- 調査書
- ※帰国生の場合⇒帰国生出願資格認定書が必要です。
◆自己推薦で入学させたい生徒(早大学院の資料より抜粋)
- 学問・勉学を大切に思い、日々の勉学において自己の進歩や新たな発見に喜びを見いだせる生徒。
- 自ら興味の対象を持ち、それに打ち込み、学業との両立に積極的に取り組むことのできる生徒。
- グループ活動に進んで参加してリーダーシップを発揮できる生徒。
⇒自己推薦入試は勉学・スポーツなど、志願者の将来可能性を見るものです。部活動において、よい結果を修めたとすれば、それは素晴らしいことであるものの、大切なことは、
- 経験をどのようにとらえ、
- 今後どのように生かしていきたい
と考えているのか、ということだそうです。
◆一般入試の「小論文」について(早大学院の資料より抜粋)
小論文試験は、受験生の平常の学習と経験に基づいた思考を問うものです。
- 問題にねばり強く取り組む姿勢
- 示された文章をよく理解したうえで自分の考えをまとめる集中力と総合的な思考力
が求められています。
早稲田大学高等学院の2017年度合格最低点
配点を含め、公表されていません。
内申基準(出願資格)
自己推薦入試:9科目40
成績も特性のひとつだと考えられていますが、自己推薦入試では成績のみで合否判定されることはありません。
総合的にみて、その人物の将来可能性を判定する入試です.
早稲田大学高等学院の学費
初年度合計:1,194,000円
入学時 | 1年終了時 | |
入学金 | 260,000 | – |
施設維持費 | 114,000 | 114,000 |
授業料 | 342,000 | 342,000 |
経費 | 15,000 | 7,000 |
合計 | 731,00 | 463,000 |
※受験料=30,000円
早稲田大学高等学院の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨490名
国立大学の合格状況 | |||
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東京大学 | 横浜国立大学 | ||
京都大学 | 埼玉大学 | ||
東工大学 | 筑波大学 | ||
一橋大学 | 東京外語大学 | ||
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
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早稲田大学 | 474 | 日本大学 | |
慶應義塾大学 | 東洋大学 | ||
上智大学 | 駒沢大学 | ||
東京理科大学 | 専修大学 | ||
学習院大学 | 大東文化大学 | ||
明治大学 | 東海大学 | ||
青山学院大学 | 亜細亜大学 | ||
立教大学 | 帝京大学 | ||
中央大学 | 国際基督教大学 | ||
法政大学 | 津田塾大学 | ||
東京女子大学 | |||
日本女子大学 |
※四年制大学への進学率⇒ 99%
※早稲田大学の、政治経済学部、法学部、文化構想学部、教育学部、商学部、基礎理工学部、創造理工学部、先進理工学部、社会科学部、国際教養学部、文学部へ、内部推薦により進学しています。
早稲田大学高等学院の情報・併願先・評判
第二外国語
早稲田大学高等学院では、
- ドイツ語
- フランス語
- ロシア語
- 中国語
が選択必修科目であり、1つの外国語を入学時に選択します。高校1年生から3年生に到るまで、その外国語を学び続けるのです。
海外研修
早稲田大学高等学院では、希望者を対象として、3週間にわたる「オーストラリア海外研修」も隔年で実施しています。
また、
- ドイツ語履修者を対象にした「ドイツ政府高校生招聘事業」
- フランス語履修者による「フランス語スケッチコンクール」
など、幅広く活動しています。
併願先の高校
早稲田大学高等学院の受験を検討している中学生が、併願先として検討している学校はこちらです。⇒併願先の公立高校の対策はこちらから!≫
神奈川県の公立高校 | 横浜翠嵐高校、湘南高校 |
都立高校 | 日比谷高校、西高校、戸山高校 |
国立・私立の高校 | 東京学芸大学附属高校、筑波大学附属高校、早大本庄、慶応志木、早稲田実業、慶應義塾高校 |
早稲田大学高等学院の教育
早稲田学院に入学後は、大学受験にとらわれることなく、高校大学の一貫教育を実施しています。
早稲田大学の入学後を見据えて、独自の教育過程を編成しています。
早稲田学院は、スーパーグローバルハイスクール指定校であり、全生徒が多文化共存社会を創造するための、グローバルリーダー育成プログラムを学ぶことが出来ます。
高校2年生
早稲田高等学院の卒業生は、早稲田大学の各学部へ進学して、各自専門分野を深めて行くことになります。
将来に向かって、探究意欲を持ち、自分の適性・興味を考えながら深く学んでいけるよう、
高校2年次から文・理コースに分けて、選択科目も設置してあります。
高校3年生
高校3年次には「大学準備講座」「自由選択科目」を設置しています。
授業によっては、大学生と一緒に、大学講義を受講したり、大学教員が早稲田学院で講義を行います。
卒業論文の執筆・発表にも取り組んでおり、最低12,000字程度の論文を執筆しています。
早稲田大学への内部推薦 ⇒学部の決定は?
高校3年生での、大学で選考する学部については、本人志望を考慮して決定しています。
もっとも、学部と学科毎に推薦枠数があるため、
- 高校3年間の成績
- 志望動機
- 適正
を考慮して学部が推薦決定されます。
最後に、面接を実施しており、面接に合格すれば進学できます。
一歩差をつける!早稲田大学高等学院の受験対策の方法
志望高校に確実に合格できる方法があります。先輩合格者のマネもしてコツコツた勉強することです。
勉強するときに使用する教材にも注意しましょう。ただ単に学習塾に通っているから合格できるという訳ではありません。
過去の合格者たちの評判が高い学習教材があります。
合格実績があって有名な学習塾の先生が、全国ハイレベルの内容を丁寧に教えてくれます。
ところがスタディサプリも使い始めたところ、成績がぐ〜んと伸びたのです。授業内容が良いし集中して勉強できる!とウチの子供が話していました。親としては子供が受験当日に落ち着いて実力発揮できたことが嬉しいです。
偏差値は5も上がりました!
高校受験を無事に成功させるために、最後まで手を抜かないこと!
全力を尽くしてください。応援しています!
成績を上げるには秘訣があります。
「家庭教師に見てもらうこと」で格段に学力UPします。
無料体験授業を受講することから始めてみましょう!